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SNSの距離感について思うこと

SNSの距離感については先日あきらとさんが書いていたが、私自身が距離感について感じていたことがあったので、私も書いてみようと思う。

私自身は、どちらかといえばフランクに声かけてもらえると嬉しいと思っているが、たぶん想像するにあたりSNS界隈では「おねえさん」であり、はっきりとした年齢はここでは明かしていないけれど、成人した息子がいるといった段階で想像できるわけで、フランクに声をかけることをためらう人もいるのではないかと思う。

私はとても恵まれた環境にいる。だからこそ付き合い方をあらためて考えてみることにした。

■距離感について

SNSの段階ですでに距離があり、私のように「本名を語らず顔も出さない」場合は特にそうだろうと思う。利害関係がないため実生活で話すことができないことでもある程度話すことができ、それが目的でSNSをされている方もたくさんいると思う。

基本的にSNS、実生活、また年齢に関わらずフランクに接したいと思っている。敬語というのは良くも悪くも「壁」であり、それを上手に活かしながら使うことで、人付き合いを円滑にしていくのだと思う。

人との付き合いには一定の距離感が必要だと思っている。それは言葉遣いや心の距離ということではなく、たとえ匿名であったしても「思いやり」が必要ということ。私が思う思いやりの一つは「相手の中に入り込みすぎない」。

具体的に上げてみる。

_冗談ではすまない不快な言葉

実は、初めてnoteのブロック機能を使った。

ありがたいことに多くの方にフォローいただいている。なかなかそのフォローいただいた方のページに訪問ができていないが、本当に感謝の言葉しかない。

今回ブロックに至ったのは、ある投稿へのコメント(コメントは削除済)が私の中でどうしても許せない内容であったからである。その該当のコメントは削除したが性的なお願いのようなものだった。もしかしたら冗談だったかもしれないし、気にしすぎかもしれないが私にとっては不快であり、この先もコメントされることがイヤだったのでブロック機能を使った。note自体は非会員であっても見ることができるが、ブロックされた人はコメントができないというだけでも安心できる。

noteのコメントは作品の一部と思っている。作品のそのものの負の意見や批判であれば真摯に受け止めるが、性的な要求をここに書かれることは、読んでいただいた方やコメントいただいた方に対して失礼であるし、私自身もイヤというより怖いのである。

_誹謗中傷

SNSというのは匿名性が高いがゆえに心の内なども語りやすい反面、実生活だったら言えないであろう怒りや不満までも簡単に出せる。それはいい面でも悪い面でもある。

最近、あるテレビ番組に出演されていた方がSNSによる誹謗中傷で亡くなった。特に「有名人」に対してはサンドバックと勘違いしているのか、言っても良いという風習があるのだろうと思う。そしてそれを「正義」と勘違いしているのかもしれない。私はこのテレビ番組を見ていなかったし、どのようなことが起きていたのかはネットやテレビの情報で知ったこと以外はわからない。ただ何にせよ誹謗中傷し叩いていいという理由にはならない。

また、私自身のことを言っているわけではないことはわかっていながらも、自分が中傷を受けたような気持ちになることがある。その中傷の原因に自身が「思い当たる」場合が時々あるからだろうと思う。

_見ざる言わざる聞かざる

SNSだけではないが「見ざる言わざる聞かざる」は必要なスキルである。「言わざる」については上で書いた通りであるが、これらも意識して発言しているわけでなく「無意識」なのだろう。こんなことを書いている私もその一人かもしれない。SNSは相手が見えないことが多いが、そこには「人」がいて、実生活と同様に思いやりを持って接するべきものだろう。

そして、受ける側の立場としては「見ざる」「聞かざる」を時には実行する。流れてくるものは物理的に見ない以外は防ぎようがない。

ブロック機能やミュート機能というものがtwitterにはあるが、見たくないのはそういう不快な情報だけでなく、自分の気分によってはなんの変哲のない普通の内容や幸せなお知らせであっても「見たくない」ことがある。そういうときはSNSから離れてみる勇気を持ちたい。

それで自分自身の心の安定が保たれるのであれば、それで良いのだと思う。

■敬語かタメ口か

私自身は敬語よりもタメ口で話しかけてほしい。noteなどでは年齢を意識した内容を投稿することもあるけれど、SNSの中では年齢も関係なく単なる「あらしろひなこ」や「ひな姉」であり、みんな対等で気持ちよく過ごしたい。もちろん言動には気を使う必要があるが「フランク」に接していきたいし、接してもらいたい。

ただ、これはあくまでも私の価値観であり、人によってはフランクな交流が嫌な方もいるだろうと思う。空気を読むという言葉は好きではないが、その「感覚」を読んで相手に合わせていく。そうやってうまく付き合っていきたい。

ということでこれからもよろしくおねがいします。

◇◇◇

以下、あきらとさんのSNSの距離感むずかしくね!?です。


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