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はるかのエッセイ【はーちゃん】
あなたは初めての一人称は何であったか覚えているだろうか?一人称は大抵、二歳ごろから〇〇君、〇〇ちゃんなどと周りからの相性をそのまま使い始め、年中~年長児になると、多くの子供たちが「わたし」や「ぼく」を使い始めるそうだ。
自分の愛称をそのまま一人称として使用する行為は、周りに自我を強めている行為だそうだ。自分を認めてもらおうと、子供たちも必死なようだ。
「わたし」「ぼく」に変化するのは、環境の変
はるかのエッセイ【憧れ】
誰もが、子供の頃何かに強く憧れたであろう。
ケーキ屋さん、アニメのキャラクター、
交通機関の運転手。
わたしも、もちろん憧れを持ったものである。それも沢山だ。特に憧れを抱きやすい子供であったと思う。妖怪にも憧れた。河童は特に憧れた。実は手に水かきが有るんだと友人に嘘をついたりもした。他にもケーキ屋、花屋、ハンバーガー屋、戦隊ものの青色(苦しむ演技をしてみたかった)表情を変えない少女など様々だ
はるかのエッセイ【カレーライス】
わたしは、物心ついた頃から異常なほどに心配性であった。
ぬいぐるみのように裸の状態で売られているものはウイルスの付着が心配で、ある程度の期間遊んでみて、人体に害が無いことが確認出来るまでは少し緊張した。
またある日は、スーパーでパックの紅茶が一パック三十九円で売られていた。値段に惹かれて、特段欲しくもない買い物をするタイプの母は、その紅茶をいくつか購入し、わたしにも与えてくれた。しかしそこで素