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「おぼろ月の夜」ー詩ー

月明かりを 友にして
田の 道を 歩く
カエルの声が
潮騒のように 
心に 染み入ってくる

月は 十三夜
カステラ色の 月は
照らす物を ぼんやりと
霞ませる
心に浮かび上がる
想い出も かすんでいる

昼間 人出で 賑わった 
村の はずれの一本桜は
無口になって
一つ一つの 花は
眠りについたようだ

お地蔵様も 
青白い月明かりの下で
穏やかに 佇んでいる
お供えの
よもぎ餅は
きっと 夜の妖精たちの
夕ご飯に なるのだろう

村の 夜の闇は
雲といっしょに
ゆっくりと 更けていく

最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ 子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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