莉々

平日はITエンジニアとして働く側、田舎で家庭菜園をしてちょっと凝ったご飯を作ったり、柴…

莉々

平日はITエンジニアとして働く側、田舎で家庭菜園をしてちょっと凝ったご飯を作ったり、柴犬とゆっくりお散歩したり、クラシックピアノを弾いたり、本を読んだり、時には海外を旅したりしています。

記事一覧

柴犬と春の花壇をつくった話。

こんにちは。 やっときた土曜ですね。 私の住むところでは、涼しい風が本当に気持ちがいい。でも日差しがまだまだ強いです。 日当たりが良すぎて、柴犬くんは日向ぼっこを…

莉々
9か月前
7

Z世代とは各々が情報溢るる異文化で育った「外国人」である。

Z世代という言葉はご存知だろうか。 今では職場でこの言葉を聞くことも珍しくはないだろう。 Z世代とは1990年代後半以降に生まれた、20代後半までを指すことが多い。(定…

莉々
9か月前
9

秋色の原っぱを柴犬と散歩した話。

最近は仕事に追われて、何かを大切にする時間を取れていなかったなあと。 今週こそは、心のゆとりを取り戻すために、良い意味のマイペースを心がけよう、そう心に決めた月…

莉々
9か月前
6

柴犬と春野菜を植えました

今日は朝からすっきりとした秋晴れで、少し頬がひりっとするくらいの空気でした。 そして日がぐぐんと昇るとらもう夏は過ぎたぞ、冬に備えろと言わんばかりの空。 はいは…

莉々
10か月前
7

「街角ピアノスペシャル~角野隼斗ニューヨークを行く~」を観て

今日は、Cateenの街角ピアノの録画を観た。その中で特に記憶に残ったシーンを1つ記しておく。 かてぃんが、自分のピアノの昔、表現について巨匠に相談した際に 「今を続…

莉々
10か月前
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【感想】こんな感じに書いてます 群ようこ

 急に夏が終わり、秋が来たと思ったら、もう冬の気配がしてきた。こんな季節は、何かを読みたい、書きたい、となるのは私だけでしょうか。  そんな時にふと本屋で出会っ…

莉々
10か月前
2

【感想】君たちはどう生きるか ジブリ映画

やっと観に行くことができた。 まずは、第一の感想。 嗚呼、ジブリの世界だ。 美しい背景画(男鹿さんの絵が凄く好きだ)、独特な台詞の言い回し、あの空気感はジブリでし…

莉々
11か月前
2

【感想】「ガラスの海を渡る船」寺地はるな

寺地はるなさんの作品は、とても柔らかくて、包み込むような優しさに溢れてはいるものの、安易な言葉で慰めない、綺麗事で片付けないそんな強さが込められてるものが多い、…

莉々
1年前
3

【感想】「声の在りか」寺地はるな

最近はなんだかいつも以上に毎日に疲れてしまって、そんな自分のことを簡単に好きになれない日々を送っていました。そんな時図書館で見つけたのがこの本。 ここで私の意見…

莉々
1年前
3

【感想】「こころ」夏目漱石

 人間の奥底で渦巻いている濁った利己心を真っ直ぐ見つめてくるような、暴いてくるような作品であり、そのような人間の利己心に対して、晩年の作者が「許す」といった大き…

莉々
1年前
3

【感想】「アフターダーク」村上春樹

おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 そして、いつもお疲れさまです。 表題の通り、村上春樹さんの「アフターダーク」について感想を記しておこうと思います…

莉々
1年前
3

漠然とした「何かしたい」感情の行き場

 慌ただしく生きている中で、漠然と「何かがしたい」と感じることはないだろうか。  特に具体性があるわけではなく、このまま何ともない日常を消費していくだけでいいの…

莉々
1年前
2
柴犬と春の花壇をつくった話。

柴犬と春の花壇をつくった話。

こんにちは。
やっときた土曜ですね。

私の住むところでは、涼しい風が本当に気持ちがいい。でも日差しがまだまだ強いです。
日当たりが良すぎて、柴犬くんは日向ぼっこをしてもすぐに家に帰りたがります。

でも今日は、ひさしぶりに花壇をちゃんと整えるので、犬君に見張っててもらいます。

花壇をずーっと綺麗にされてる方って本当にすごいですね。
私はなんとなく、ほかっといてしまうところもあって、、だいぶ土が

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Z世代とは各々が情報溢るる異文化で育った「外国人」である。

Z世代とは各々が情報溢るる異文化で育った「外国人」である。

Z世代という言葉はご存知だろうか。
今では職場でこの言葉を聞くことも珍しくはないだろう。

Z世代とは1990年代後半以降に生まれた、20代後半までを指すことが多い。(定義によるが)

何を隠そう、かくいう私もZ世代である。

そんなZ世代当事者である私が、Z世代はこうだよねなんて会社で色々言われながら、Z世代について考えたことをつらつらと書き起こしておく。

まず、Z世代はこうだ、という一つの回

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秋色の原っぱを柴犬と散歩した話。

秋色の原っぱを柴犬と散歩した話。

最近は仕事に追われて、何かを大切にする時間を取れていなかったなあと。

今週こそは、心のゆとりを取り戻すために、良い意味のマイペースを心がけよう、そう心に決めた月曜でした。

でも、難しいものです。

とりあえず強制的にゆっくりした時間を過ごすために、犬の散歩に出かけました。

いぬくんを見てると、ほっとしますねえ。

のびのびと、秋色の原っぱを駆けていく柴犬は本当に愛らしいです。

犬君との散歩

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柴犬と春野菜を植えました

柴犬と春野菜を植えました

今日は朝からすっきりとした秋晴れで、少し頬がひりっとするくらいの空気でした。
そして日がぐぐんと昇るとらもう夏は過ぎたぞ、冬に備えろと言わんばかりの空。

はいはいわかったよ〜ということで、本格的な冬が来る前に、来年の春野菜を植えることに。

朝コーヒーを飲んでから、とりあえず犬君も一緒に畑に来て欲しかったので、犬と共に家の隣の畑へ。
夏野菜がどんどん減っていくなあと感じながら、犬を日当たりのいい

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「街角ピアノスペシャル~角野隼斗ニューヨークを行く~」を観て

今日は、Cateenの街角ピアノの録画を観た。その中で特に記憶に残ったシーンを1つ記しておく。

かてぃんが、自分のピアノの昔、表現について巨匠に相談した際に

「今を続けなさい。今のままで十分に素晴らしい。そして、今を続けたら先が見えてくる。」と言われていた。

それに対してかてぃんは、「今やっていることと継続することは本当に難しい、なぜなら、その決断が正しいのか迷いながらも、勇気を持って決断し

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【感想】こんな感じに書いてます 群ようこ

【感想】こんな感じに書いてます 群ようこ

 急に夏が終わり、秋が来たと思ったら、もう冬の気配がしてきた。こんな季節は、何かを読みたい、書きたい、となるのは私だけでしょうか。

 そんな時にふと本屋で出会ったこの本。

 書く暮らし、この表現いいなあ、周りに物書きがいないので、どんなことを考えて、どんな暮らしをしているのだろうと本当にふわっとですが興味が湧いた。

 読んでみてまず思ったのは、作者の群ようこさんは、本当に強い。自分の軸をちゃ

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【感想】君たちはどう生きるか ジブリ映画

【感想】君たちはどう生きるか ジブリ映画

やっと観に行くことができた。

まずは、第一の感想。
嗚呼、ジブリの世界だ。
美しい背景画(男鹿さんの絵が凄く好きだ)、独特な台詞の言い回し、あの空気感はジブリでしか表現できない何かがある。

そして、映画タイトルからの感想。
君たちはどう生きるか。
確かに、タイトルはこれ以外ないだろう。

観終わったあと、頭に残ったのは積み木の話だった。
あれがあなたの人生だと言われているようだ。

一つの運命

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【感想】「ガラスの海を渡る船」寺地はるな

【感想】「ガラスの海を渡る船」寺地はるな

寺地はるなさんの作品は、とても柔らかくて、包み込むような優しさに溢れてはいるものの、安易な言葉で慰めない、綺麗事で片付けないそんな強さが込められてるものが多い、気がする。

それを強く感じたのはこの作品。

特別ななにかになりたい、自分には何かしらの才能があって、人よりも輝いていたい、認められたい、そんな思いを持ちながら、(隠しながら、)生きている人も多いかと思う。

恥ずかしながら、自分にもそう

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【感想】「声の在りか」寺地はるな

最近はなんだかいつも以上に毎日に疲れてしまって、そんな自分のことを簡単に好きになれない日々を送っていました。そんな時図書館で見つけたのがこの本。

ここで私の意見を言わなければ丸く治るだろうな、喧嘩にならないだろうな、あの人はこう言って欲しいんだろうな、そんな風に言葉を飲み込んでしまう人は多いんじゃないかなと思います。

私もそういうタイプであり、それは悪いことではないですよね、きっと。(実際に、

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【感想】「こころ」夏目漱石

 人間の奥底で渦巻いている濁った利己心を真っ直ぐ見つめてくるような、暴いてくるような作品であり、そのような人間の利己心に対して、晩年の作者が「許す」といった大きな地点へ到達していると感じた。

 作者曰く、利己心が生むものは孤独と不安でしかないが、どんな人間にもそんな感情が必ず存在し、またそれに反して愛情、そんなものも必ず存在する。

 そんな複雑な人間のこころを表すように、己の利己心で人の命を奪

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【感想】「アフターダーク」村上春樹

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
そして、いつもお疲れさまです。

表題の通り、村上春樹さんの「アフターダーク」について感想を記しておこうと思います。
※ネタバレは含みませんが、引用が少しありますのでご注意ください。

「記憶は燃料になる」

これが1番印象的な言葉、概念だった。

自分が持っていた記憶、時には忘れてしまいたい、忘れてしまう記憶が、その時の自分を作り、次の自分へ繋ぎ

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漠然とした「何かしたい」感情の行き場

 慌ただしく生きている中で、漠然と「何かがしたい」と感じることはないだろうか。

 特に具体性があるわけではなく、このまま何ともない日常を消費していくだけでいいのだろうかという不安と、自分の力を何かしらで発揮して認められたいという自己承認欲求と、そうすることで少しは人生に彩りが生まれるんじゃないかという期待、そんなものがぐちゃぐちゃと混ざって濁って、この感情が生まれているような気がする。

 何か

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