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手音足音
2024年7月21日 15:27
「常」私は常々うねうねしながら思ってもいないことを思いつつ、思っていることを思わないようにしていて、でもそれでも思ってしまった場合、思いっきり、思いの全てを叫ぼうとは思う。それが今、私の中にある思い。なんて思ってないけどね。「夏」太陽の下でひまわりを食べながらプールの水でそれを流し込んでいる訳だけど、これをすると夏だなって思う。あとはスイカを人がたくさん通っている通りに高
2024年7月19日 19:18
23時頃、23コ上の女性に、「0歳児でも分かる言葉で話したんですが、あなたにはまだ早かったみたいですね」と言われてしまった23歳児の俺は、浮かない顔と晴れない顔と死んだような顔を混ぜたみたいな顔で、「は……い。まだ、早かったみたいです」と、その悲しき事実を認めた。どうも俺は、ダメダメみたいだ。それも悲しいくらいにな。もうなんだか全てが嫌になる。そりゃ嫌になるだろ。0
2024年7月16日 18:20
『食事』キミがめちゃくちゃペチャクチャ喋りながら、カレーをぐちゃぐちゃにして、それをクチャクチャ食べていた訳だけど、まぁそれは別に、別にそれは、ボクは別に、気にならないかな。キミの真向かいに居た人は、なんかあんまりよろしくない顔をしていたけど、ボクは別によろしいよ。むしろ、よろしさしかない。キミのおかげで楽しい食事会だったよ。『川遊び』夕暮れ時僕は、一人で川
2024年7月15日 18:07
大鉈で大蛇を倒したゴゴゴな午後。ふと、重い思い出が僕の中で甦り、僕は、「ちょっともう、はぁ……」と嫌な気持ちになった。それから更に、「ちょっともう、えー……」と嫌な気持ちが増し、「ちょっとマジか……。ちょっとキツイなぁ……」と嫌な気持ちに加え、しんどい気持ちも出てきた。という訳だから、ちょっともう死にたいというか、ちょっとなんて言うのかなぁ、ちょっとあれだなぁ、あれ
2024年7月14日 18:15
涙をボトボトこぼしながらトボトボ歩く帰り道。僕のボコボコになった心は、しばらく元気を取り戻せそうにない。あそこまで言わ、あっ、ゆあれるとはな。あそこまでゆあれたら、こっちはもう泣くしかない。あっちのゆってる、あっ、言ってることは、確かに確かな正論だし、何も言い返せない。これから僕は、どうしたらいいんだ。全部、否定されちゃったぞ。もうこのまま当ても無く歩くか。なんか家
2024年7月13日 17:58
君が上を向いて顔にナメクジを這わせていた平和な昼。かと思いきや、君の顔に巨大な熱々のたこ焼きが落ちてきた。という事態になったお昼。全身、巨大なたこ焼きの中に入ってしまった君は、「あち! あち!」とあちあちしながら、巨大なたこ焼きを突き破って、真っ赤っ赤の状態で出てきた。あ~あ、可哀想に。ただただ可哀想だ。こんな可哀想な奴がいるんだな。普通に火傷しちゃってるじゃないか
2024年7月12日 18:13
結局僕は世の中の中に入っていけない、虫ケラ以下、ホワイトタイガー以上の人間だから、どうしたってこうしたって、どうにもこうにもならない結果に終わって、どうしようもこうしようもない。僕はここまで色んなことから逃げてきた。目の前の嫌なことから逃げてきたし、人との関わりからも逃げてきたし、蚊からも逃げてきた。蚊は恐い。夜も眠れない。逃げなかったのは、ホワイトタイガーと対峙した時く
2024年7月11日 18:18
君がじゃじゃーん!と飛び出してきて、じゃじゃーん!と五匹のヘビを放り投げる形でお見せしてきたら、まだまだ、じゃじゃーん! ってな君は、着ている上着の内ポケットを弄り出して、じゃじゃーん!とヘビを三匹、投げ捨てる形で取り出してきた。更に、じゃじゃーん!が止まらない君は、取り出した全てのヘビを同じ箱に詰め込んで、じゃじゃーん!と、その箱の中のヘビを一匹の大蛇に変えた
2024年7月5日 18:08
思えば闘志の出ない人生だった。ってのは置いといて、今日も今日とて、石鹸を食べそうになってしまった。っていうのはどうでもいいとして、頭が痛い。頭痛だ。ズキズキする。って、それがなんだ。そういう話じゃなくて、今日もまた食器用洗剤を飲んでしまいそうになった。って、そういう話でもなくて、って、なんだっけ?あれ? なんだっけ?いや別になにもなかった。そうだ、そうだよ。別
2024年7月2日 17:54
態度悪いぞと態度の良い人に態度を窘められた僕は、「はぁ、うぜぇ~なぁ」とご指摘通り態度悪く、それを受け止めてやり、しかしそのあとすぐに、「すいません、改めます」と態度を良くした。はぁ、いけないいけない。納得いかないことがあっても、それを態度に出しちゃダメだ。まだまだだな僕は。だから、まだまだこういうことはこの先あるだろう。だって、ほんとまだまだなんだもん僕。まだまだ
2024年7月1日 18:00
靴を履いたら何かを潰した感覚があったけど、それを確認するのは、なんだか恐いから、勇気がいるから、とりあえず気にしないことにして家を出た。家を出たら、家の前に包丁を持ってうつ伏せに倒れている人が居たんだけど、その安否を確認するのは、なんだか恐いから、勇気がいるから、とりあえず逃げるように駆け足でその場を去った。その場を去って、息も心も整えつつ歩いていたら、前方に無
2024年6月30日 18:25
どうしてあの娘の口に秋刀魚を突っ込んだんだと言われても、先に秋刀魚を僕の口に突っ込んできたのは、あの娘なんだから、どうしたもこうしたもない。やり返しただけだ。どうなってるんだよあの娘。おかしいだろ。僕が美味しくチョコを食べている時にさ、急に突っ込んできてさ、酷いじゃん。何が、「魚を愛して!」だよ。逆効果だろ。嫌いになるわ。ホント気分が悪い。容赦なく喉の奥まで秋刀魚を
2024年6月28日 18:05
今日も今日とて何一つ夢が叶いそうにない今日は、誰も来そうにない場所に行って、「誰か居ませんかー!」って呼び掛けよう。「一緒に何かしませんかー!」って呼び掛けよう。どうせ誰も来やしない。誰も来ないと思って呼び掛けているんだから、もし仮に誰か来たら、「誰だお前!やっつけるぞコラッ!誰だオイッ!」って、キレればいい。当たり前だろう。誰も来ないと思って呼び掛けているのに、
2024年6月27日 18:01
こんなにもステキな朝なのに、生きる希望を見出だせない僕は、とりあえずおじいちゃんの家へ行き、おじいちゃんと一緒に謎の呪文を二時間ぶっ続けでぶっ唱えた。その結果僕は、ハァ! ハァハァ……ってなもんで、なんだか死にそうなほど疲れた。今日はもう、とてもじゃないけど動けそうにない。しかし、おじいちゃんは毎日やっているからか全然疲れていない。元気いっぱいだ。今、おじいちゃんはキ