こんなにもステキな朝なのに、
生きる希望を見出だせない僕は、
とりあえずおじいちゃんの家へ行き、
おじいちゃんと一緒に
謎の呪文を二時間ぶっ続けでぶっ唱えた。

その結果僕は、
ハァ! ハァハァ……
ってなもんで、
なんだか死にそうなほど疲れた。
今日はもう、
とてもじゃないけど動けそうにない。

しかし、おじいちゃんは毎日やっているからか全然疲れていない。
元気いっぱいだ。
今、おじいちゃんはキックボクササイズをやっている。
だいぶ足上がってんな、おじいちゃん。

あ~、いやしかし本当に疲れた。
絶対これ誰か呪ったわ。
そう思うと、心が少し元気になってきたな。
明日からは多少、
生きる希望が見出だせそうだ。
ありがとう、おじいちゃん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?