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条文サーフィン~刑法(第一編・総則)の波を乗りこなせ!!~「第一章 通則」

この記事を含む以下のマガジンは、刑法の「第一編 総則」を”章別”に分けて収録した【刑法】編の”新版”です。条文を読むコツが自然と身につく、紙の六法で読む前に”読む六法”をどうぞ。

(※刑法=令和5年7月13日現在・施行)




それでは、

「条文構造」を意識して編集した法令の条文、

その一行一行を「波」に見立てて、かるーく乗りこなす

条文サーフィン【刑法】編の

はじまり、はじまり。




※以下、構成は「条文見出し一覧」→「条文」の順。




〇刑法(明治四十年法律第四十五号)

第一編 総則

第一章 通則(第一条―第八条)

第一条(国内犯)
第二条(すべての者の国外犯)
第三条(国民の国外犯)
第三条の二(国民以外の者の国外犯)
第四条(公務員の国外犯)
第四条の二(条約による国外犯)
第五条(外国判決の効力)
第六条(刑の変更)
第七条(定義)
第七条の二
第八条(他の法令の罪に対する適用)



〇刑法(明治四十年法律第四十五号)

第一編 総則

第一章 通則


(国内犯)
第一条 この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する。
2 日本国外にある日本船舶又は日本航空機内において罪を犯した者についても、前項と同様とする。

(国内犯)
第一条

  この法律は、
   ↓
  日本国内において
   ↓
  罪を犯した
   ↓
  すべての者に
   ↓
  適用する。

2 日本国外にある
   ↓
  日本船舶又は日本航空機内において
   ↓
  罪を犯した者についても、
   ↓
  前項と同様とする。


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6,307字
条文サーフィンは決して万人向けのツールではありません。ですが、これを必要とする方が手にすればパッと視界が開ける、見かけはシンプルながらも意外とパワフルなツールです。なので、著者としては、(これを必要とする)一人でも多くの方に届けという願うばかりです。

「条文構造」を意識して編集した法令の条文、 その一行一行を「波」に見立てて、 かるーく乗りこなす。 イチから条文を読まないから、 速く読…

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