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さて、前回のおさらいとなりますが・・大好きなスペイン語を上達させて、自分のコミュニケーション幅を広げるぞ!と意気込む大学二年生の私。留学斡旋会社の力も借りず、自分の手ですべてアレンジするぞ、身震いする中、目の前に一番大きな壁が立ちはだかりました。


大学二年生~メキシコ留学への大きな壁&乗り越えた先に見えたもの~

メキシコなんて行っちゃだめ

ちょうど秋ごろ、様々な準備を進める中で、ハードルにもならないと思っていた一瞬の出来事が、急に大きな壁となりました。
一番大きくて、時間がかかったこと。それは、メキシコに一人で一か月も行く、ということに対する親の承諾でした。

承諾、というとお堅い話で、実際は、お金も何もかも援助を受けないため、八方ふさがりというほどではありませんが(強行突破は可能)、私にとって母親を悲しませることは人生で許せないことの一つであり、母に納得してもらう、安心してもらうことは、重要なことでした。

説得に1か月

母への説得にはまず、なぜ渡航を許可できないかを入念にヒアリングしました。
「行きたい」「ダメ」の繰り返しでは、前に進まないし、その繰り返しの末に許可がでるとも思うことができなかったため、これは冷静にことをすすめないといけない、と思いました。

なにせ私は、絶対に行く、と決めていたので。

母から言われたことは(確か)、
「危ない。危ないニュースしか聞かない。よくわからない場所にいって、危ない目にあうのではないかと思う。別の国にしてほしい」

とのことでした。
そこで一度、メキシコの語学学校を勧めてくれた教授に相談することにしました。

説得の戦略

母への説明には以下の説明でいこうと決めました。
・まず、私は絶対にスペイン語の留学に行く
・スペイン語圏は確かにメキシコだけではない。いくつかある。
・メキシコは危ない、という思うことはごもっとも。だけど、教授より勧められた学校があるクエルナバカは、シティから1時間半離れ、比較的治安も良く、教授の教え子たちが複数人単位で語学留学しているが、何も問題ないとのこと。
・一方で、中南米ではなくて、スペインに行く方が安全かといえば、そうでもない。スペインも日本ほど安全とは全く言えないし、その点は、どこにいっても危ないといえる。
・であれば、先生から紹介された、今まで留学中に問題が起きていない、かつ、先生もつながりがある語学学校に行くのが一番安全であると思う。

よって、母が一番安心するであろう留学先が、メキシコ(のその語学学校)であるので、許可してほしい。

何度か議論は重ねましたが、一か月後くらいには無事、折れてくれました。
(なお、父親には、渡航前日に「明日からメキシコいくから。じゃ」と言って旅立ったので、相当自由な娘だと思われているかと思います)

そして2003年2月上旬、大学の試験を早々に切り上げ(数々の言語の試験もこなし)、私はJALのカナダ経由メキシコ行きの飛行機に飛び乗ったのでした。

次回予告:第二の故郷、メキシコとの出会い

スペイン語の勉強三昧に、美味しいごはん、スイス人の友人との出会い&メキシコ人の友人との再会・・1か月間に一体何があったのか?!

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