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2018年12月の記事一覧
戦略的モラトリアム②
今思えば、なぜ朝に学校に行く気になったのか、今朝の僕自身を恨んだ。その後悔とは対照的なかごの中のご馳走を片っ端から片付けて、家につく頃にはもう僕の燃料は満タンになっていた。
家に着くと祖父母が怪訝そうな表情で僕を見る。
「学校はどうした。」
間髪いれずに答えなければ、祖父母に攻撃の余地を与えるので僕はとっさに答えた。
「早退。」
そう言うと、すぐに自分の部屋へエスケープする。その後どんな小言を言わ
震災クロニクル(東日本大震災時事日記)3/12⑧
施設の事務所には職員数名、理事長、市役所の職員数人が何やら話している。
「まいったよ……」
市役所の職員がうなだれる。
「〇〇市議なんだけど、『俺の車はハイオクなんだから、入れられるところ捜せ』って職員に言ってきてさ。こっちの身にもなってくれよ……。」
結局はそんなものなのだろうか。特段驚きはしなかった。政治家なんてしょせん政治屋だろう。利権やらなんやら薄汚いものが薄い面の皮から透けて見え
どんなに美味しい料理も食べてくれる人がいなければ虚しい。
たいていの表現作品もそう。それでもやるか、やらないか。
死んでも持っていける物って多分思い出だけだから
重くて軽い、亡骸は土の中に。(週報_2018_12_22)
ねこがしんだ。
かれこれ7年近く一緒にいた、ねこがしんだ。
私とねこの関係は、以前noteに綴っているけど、
前編・後編
と少し長いので読まなくていいです。
(自分が書いたものなのに、誠意がなくてすみません。
でも今そんな、余裕がなくて。)
要するに私とねこはあまり仲が良くはなかったし、私の偏った性格はねこを飼うには向いていなかった。
その記事を書いた頃、夏の終わりにガクッと体調を崩し、ね
福島原発25キロに住み続ける意味
東日本大震災時事日記も書き始めて、震災から現在までの生きてきた意味を少し立ち止まって考えてみる。移住するタイミングは今まで何度もあった。何故福島に固執したのか。それとも未練がましく、残っただけなのか。郷土愛に賜物か。いや、どれも違う。人生ドロップアウトの私にとって、すでに震災で人生のツールや頼みの綱、希望のツール、futureプランの大部分は壊れてしまった。今後の目標や夢なんて何もない。毎日なんと
もっとみるまず、「年下の男の子」とくくってる時点で自分は失礼な人間だなぁと思う。たぶんセクハラだとか男尊女卑だとかをナチュラルにしてしまう人間。人間関係は依怙贔屓の積み重ねだと思ってるから、きっとそう。偏見だらけで、そこは時代錯誤だなぁと思う。
夢をバカにされても自尊心を保つ方法
私はnoteを神社か何かだと勘違いしている節があり、やたらとnoteに夢を書いてしまう。
そういえば、noteを始める前から人に夢を喋りがちだ。
人間には「手に入れたものを自慢したい欲求」があるとされているけど、私には「欲しいものを言いたい欲求」がある。
誰しもそうだと思っていたけど、そうでもないらしいことに最近気づいた。
◇
世の中には、「人に夢を話せない」という人も多い。
ある友人