メルシーベビー

エッセイを書く人。虚構と現実の結節点についてよく思いを馳せます。考えること、研究すること、言葉に関わることが好きな、哲学専攻の大学院生。 言葉の国の文字通り(St.Moji)、163番街の住人。

知らなかった余波

コロナ下の運動不足……という、この話題、そろそろシャレにならない。 馴染みの雑貨屋さんに顔を出したら、恐らく50代の店主が 「こないだ駅に行ったら驚いたわ。みんな…

厚化粧人気に思うこと

芸能人の化粧が濃いな、と思う。この間ひさしぶりにドラマを見たら、主演の若手女優がしっかりメイクされていて、なんだか不自然なくらいだった。電車で見かける広告でも、…

こういう者ではありません

私は私のことを何も知らない。同じように私は私の死の日付もまた知りはしない。 ──ミシェル・フーコー 自分のことなんて一番よくわからない。そりゃあ生まれたときから…

つながりにいく

大学の閉鎖が続いている。学科の図書室のような場所で面白そうな後輩に話しかけることも、同期と「いま何読んでる?」と話し合うことも、先輩の誕生日にお菓子を作って持っ…

言葉に「当たる」話

フランツ・カフカ『父への手紙』のドイツ語を読んでいる。 カフカは『変身』で有名な──ある日、目を覚ましたら虫になっていたという出だしはかなり奇抜だ──ドイツ語圏…

外に出る、出ない

梅雨が明けない地域もあれば、太陽がカンカン照りの地域もあって……。日本列島の皆さま、暑中お見舞い申し上げます。 …………✂️………… 自分の中の差別感情に気づか…