#コンサート
思わぬ通奏低音 ウィリアム・クリスティ/レザール・フロリサンの「ヨハネ受難曲」
オペラシティで、ウィリアム・クリスティが指揮するレザール・フロリサンを聴いてきた。
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245
ウィリアム・クリスティ(指揮)
バスティアン・ライモンディ(テノール/エヴァンゲリスト)
アレックス・ローゼン(バス/イエス)
レイチェル・レドモンド(ソプラノ)
ヘレン・チャールストン(アルト)
モーリッツ・カレンベルク(テノール)
マチュー・ワレンジク(バス)
コンサートホールは魑魅魍魎の館 古典四重奏団のショスタコーヴィチ その2
ルーテル市ヶ谷センターで、古典四重奏団のショスタコーヴィチ・チクルス第2回を聴いてきた。
レクチャー
弦楽四重奏曲第1番ハ長調作品49
弦楽四重奏曲第5番変ロ長調作品92
弦楽四重奏曲第4番ニ長調作品83
今回は演奏会の感想とそれ以外の話題の2本立て。
読後の余韻を大事にしたい方は演奏会の感想だけにしといた方が吉かも😅
演奏会の感想
5番が一番よかった。演奏水準にムラはなく、お
思い出の海外オーケストラ(2)
前回の続きです。前回はこちら↓
2000年16 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 (ワレリー・ゲルギエフ)
ゲルギエフは朝比奈隆の次に多く実演を聴いた指揮者。
爪楊枝のような小さな指揮棒からダイナミックな音楽が魔法のように生まれ出すのにすっかり魅了された。
しかし、ロンドン交響楽団とのマーラーやプロコフィエフ、シマノフスキの録音を聴いてから、音楽性が野性から精緻へ変化したのを感じ取り、
ブルックナー嫌いが聴くミンコフスキ/都響の交響曲第5番
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB105(ノヴァーク版)
指揮:マルク・ミンコフスキ
管弦楽:東京都交響楽団
感想
サントリーホールで都響定期を聴いてきた。
私はブルックナーが嫌いだ。
なんか小説の始まりみたいだが、本当にそうなのだ。
ブルックナーの何が嫌いかというと、「野暮ったさ」と「開き直り」に尽きる。
同じクラスのベートーヴェン君やマーラー君が生きることや女子にモテる
まるでラトル/バーミンガムのようなカーチュン・ウォンの「シンフォニエッタ」
サントリーホールで日本フィル定期を聴いた。
ミャスコフスキー:交響曲第21番《交響幻想曲》嬰ヘ短調 op.51
芥川也寸志:チェロとオーケストラのための《コンチェルト・オスティナート》
【ソリストのアンコール】バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番からサラバンド
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
指揮:カーチュン・ウォン(首席客演指揮者)
チェロ:佐藤晴真
客席は5割くらい。上野では山田/都響のオー
こんなエロイカが聴きたかった! カーチュン・ウォン/日本フィル
サントリーホールで日本フィルの名曲コンサートを聴いてきた。
指揮:カーチュン・ウォン[首席客演指揮者]
ギター:村治佳織
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
【アンコール】
村治佳織:エターナル・ファンタジア
ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》変ホ長調 op.55
このコンサートに行こうと思ったのはカーチュン・ウォンのエロイカ(英雄)が聴きたかったから。
エロイカ大好きなのだが、最近はこじ
過不足のない金川真弓の稀有な「セレナード」 都響B定期
都響サントリー定期を聴いてきました。
シンディ・マクティー:タイムピース
バーンスタイン:セレナード
コープランド:交響曲第3番
ヴァイオリン:金川真弓
指揮:アンドリュー・リットン
念願のコープランド
コープランドの交響曲第3番は、モーツァルト、ブラームス、シューマン、ブルックナーの交響曲より好きなくらいお気に入りです(さすがに言いすぎか?😅)
念願の初生❗️(ビールみたいですね🍺
偉大なる巨人、マレク・ヤノフスキ N響5月A定期
東京芸術劇場でのN響定期に行ってきた。
シューマン:ヴァイオリン協奏曲
シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」
ヴァイオリン:アリョーナ・バーエワ
指揮:マレク・ヤノフスキ
ヤノフスキはペンタトーンレーベルから出ている数々のCDの評判がよく、以前から気になっていた。
現在83歳。元気なうちに聴いておきたかった。
ちなみにブロムシュテットは94歳。
110歳まで生きるのでは?と思わせる元
色彩と叙情。フランス音楽は難しいーーブランギエ/東響のフランス&ロシアプロ
オペラシティで東京交響楽団を聴いてきました。
日本のオケでいま一番好きなのが東響とシティフィル。
どこかの定期会員になれるなら、迷わず東響ですね。
やはり音楽監督がいるオケは年間のプログラム構成がしっかりしてる!
それに客演指揮者も俊英揃い。ノットは信頼できます。
そもそも、ノットに白羽の矢を立てた事務局は先見の明があったと思います。
古典から現代音楽まで振れるし、今のポストがスイス・ロマンド管
名指揮者が育てるもの 高関健/シティフィルのマーラー9番
今日は14時からオペラシティで、高関健/シティフィルのマーラーの交響曲第9番のコンサートを聴いてきました。
高関さんは楽譜を緻密に分析して丁寧に音楽作りをされる方なので、マーラーの9番も新鮮に聴かせてくれる予感がありました。
いわば、絵画修復士みたいなものです。長年の埃を払って、原画の瑞々しい発色を蘇らせてくれるのです。
第一楽章から期待を上回る出来栄えでした。コンサートマスターの戸澤哲夫さん