壊れるものがリアル

きのうアップした「ひらり」を、パートナーのオッサンに見せてみた。オッサンはアートに詳しい。

リアルな作品にしたいと思ってると話したら、「小さな額に入れて、家の中に飾ってもいいよ」と言ってくれた。

それじゃあ…と、調子に乗って100均で額を買ってきた。パソコンで題名と絵と詩をあれこれ工夫して配置してみたけど、これが結構むずかしい。余白をある程度もたせようとすると、絵がどんどん小さくなっていく。絵

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既婚ゲイの結婚式

昨夜はひどい暴風雨だった。バチバチと雨粒が窓を叩く。「雨の歌」どころではない。ラジオを聴いていた。九州・熊本では被害が甚大らしい。友人が熊本にいる。何か過ぎる(よぎる)ものがあって、心配になった。連絡を取ろうと思ったけれど、しかし、躊躇ってしまった。ラジオを止めた。お風呂上がりだったので、ノンアルを飲みながら、外を眺めていた。今度はノートを(noteも)広げながら、色々と考えていた。目の前には、本

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たいち君の場合(7)

あれ以来、お互いに連絡を取り合うことは無くなった。いまだに彼があのマンションに住んでいるのかすら判らない状態であった。僕は大学院で転科したのでキャンパスが変わった(二年ぶりに戻った)。

引っ越すことになった。たいち君が紹介してくれた、あの場所から。変に緊張した彼が来て、変なケツ論を出した「あの部屋」から——。三月の初旬、下宿先が決まった。そのことを彼に連絡しようと思った。連絡を取るのは本当に久し

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あっという間に7月〜‼︎毎日暇なはずなのに、本能のままに動いていたら、もう5日も経ってる‼︎🤣写真は米粉のドーナツ♡

うれしいです♪♪♪
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既婚ゲイの「僕」

「ノルウェイの森」を思い出して、急にやりたくなってきた。
外でやりたい。豪雨の中で(ただし蒸し暑い豪雨の中で)交わるのも、なかなか洒落ていると思う。声も聴こえないし、周りから見えない。気にすることは何にもない。やりたくてたまらない。メリメリと搔き分けるように、相手に中心を挿れたい。

色々な人に「村上春樹の“僕”っぽい」と言われる。誰かが言うと「そうそう!分かる分かる!特に「ノルウェイの森」の“僕

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既婚ゲイの居場所

昨日は3時過ぎまで眠れなかった。「明日は在宅だから、まぁいいや」なんて思っていたけれども、頭が冴えているわけでもなく、かと言って身体が疲れているわけでもないのに、どうも寝付けない。モヤモヤ・イライラしてきて、2時過ぎに少し走りに行った。珍しく涼しかったし、誰もいない街中を(好きなサカナさんを聴きながら)走るのは気持ちよかったのだけど、さて帰ってきて、熱いシャワーやミストを浴びても、いまいちサッパリ

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合わせ鏡|鏡せわ合

今日は9時には寝ようと思ったら、今ちょうど9時だ。仕方がない。9時半に寝よう。

近所の人から大輪のアジサイをいただいた。パートナーのオッサンが持っていた緑色の大ぶりな花瓶にはじめて花を生けた。濃いみどり色の丸い花瓶に、薄みどり色の丸いアジサイが奇跡的にいい感じだと思った。

夕方、僕がワンコの散歩から戻ってくると、テレワークを終えたオッサンが竹原ピストルの曲を大きな音で流していた。

とかく忘れ

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たいち君の場合(6)

お互い近くに住んでいるにも関わらず、僕たちのリエゾンはますます細くなっていった。彼が就職活動で苦しんでいる頃、ある日僕は、所用でいつもの駅に行った。上り電車のプラットホームで、たしか階段近くで電車を待っていた。そのとき僕は、ブラームスが作曲したヴァイオリン・ソナタの1番「雨の歌」を聴いていた。もともと僕でも知っていた曲だけれども、たいち君は、チェロとピアノ用に編曲された「雨の歌」があることを教えて

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収穫するにはまだ早い

noteを書きはじめてそろそろ2週間がたつ。今日はなにを書こうかと思って、気負っている自分に気づく。表現しようとして何かを探すのは違う気がするのだ。先にもやもやした何かがあって、それを表現するのがいいと思う。

文章を書くよりも先に、載せたい写真を自分のスマホのアルバムから探したら、今日はなぜかゴーヤを選んだ。庭になっているゴーヤだ。僕がnoteを書いてるこの2週間に、すくすくと大きく育ったのだ。

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クチナシプロセス

庭でクチナシの花が咲いている。いい香りだ。

クチナシの花は分厚くしっとりとして、甘く香る。ツメで傷つけると、白い花びらは茶色く変色してしまう。傷つけなくても、錆(さび)のように茶色くしなびていくけれど。

小学生1、2年生の頃、そろばんを習っていた。そろばんの行き帰りにクチナシを生垣にした家の前を通って通っていた。その家の子も同じそろばん塾に通っていたから、ときどき行き帰りの道で一緒になることが

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