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フィルムカメラで歩いたミラレ金屋町
金屋町は高岡銅器の鋳物の街として栄えた、石畳が残る古い町並みで、毎年9月にここでミラレ金屋町というイベントが開催される。大学生が中心となって企画をしているようで、自治体がやるイベントのような押しの強さがあまり無くて雰囲気が良いので、ついつい通ってしまう。金屋町のあたりは古い町中で駐車場があまりないが、高岡駅前は駐車料金がべらぼうに安いので、こちらに停めて無料のシャトルバスで行くのが正解。去年はフ
もっとみる青春18キッパーの独り言二枚目(成田空港へ行こう)
おもちゃの電車に乗る
前回の続き。富山へ帰ってしまうと18きっぷを使うのはかなり難しいので、東京にいる間にどこかへ行こうと思う。多摩という東京の西側に住んでいたので、千葉とか東京の東側には意外と馴染みがない。時刻表の地図を眺めていて、昔からずっと気になっている鉄道がある。山万である。およそ鉄道会社らしくない名前はその周辺の住宅地を開発した不動産会社の名前で、その路線はテニスラケットのようなおか
外でギターを弾こうよ
ギターは楽器としてはそれ程大きな音の楽器ではないし、田舎に住んでいるので家で弾いても近所迷惑になることは無いのだが、家族から煙たがられるのであまり家では弾けない。そこで、試しに外でギターを弾いてみたら、なかなかいいんだな。もちろん腕も無いし、オリジナル曲があるわけでもないので、弾く場所は駅の地下道とか夜の商店街とかではなく、誰もいない場所だ。
森でギターを弾こう
僕のいつもの場所は、森の中
フィルムカメラで歩いた黒部
いろいろな顔がある黒部
みなさんは黒部と聞いて何を思い浮かべるだろうか。雪の壁に挟まれながら走るバスやトロッコ電車。耳の奥で中島みゆきが流れ出した方もおられるかもしれない。ただ、富山にいる者にとって黒部はどこにでもあるごく普通の田舎町である。
2015年に新幹線が開通し、富山は東京から2時間で行けるようになった。その時に富山の有力企業がとった行動が面白い。「こんなに近いんだから、別に東京だ
想い出はモノクローム
この自販機の色、皆さんには何色に見えているだろうか。恐らくちゃんと赤く見えているのではないだろうか。ではこちらはどうだろう。
こちらもだいたいの方は青く見えているかと思うが、外国人なら案外違う色に見えているかもしれない。
モノクロ写真は最後まで見せないのがいいんだ
今のデジカメは解像度も高いし、彩度の高いリアルな色を出せるので、その画像に疑問を挟む余地はない。ところがモノクロ写真は頭の
使っているカメラについて語ってしまおう(OLYMPUS OM-4Ti)
最初に買ったカメラはOM101
最初に使ったカメラというのは、後々まで尾を引くことが多い。確かに同じメーカーでないとレンズが使えなかったり、リングを回す方向が逆だったりとかで、仕方なく同じメーカーとなる事もあるが、時には同じメーカーでもマウントが変わってしまったりして、レンズが使いまわせないような事態になることもあるのに、やっぱり同じメーカーを使ってしまう。僕の場合は、最初のカメラがオリンパス
北陸で地味な工場夜景を
スナップ以外によく撮影している分野に工場夜景がある。住んでいる北陸には、太平洋側のような大規模な工業地帯が無いし街の規模も小さいので、迫力という点ではちょっと弱いのであるが、その代わり雪を絡めたりして、ちょっと違った感じの工場夜景が撮れる。それと、工場夜景というのは、実は意外と撮れる場所が限定されてしまう場合が多く、誰かと似たような写真になりがちなので、人と違う写真が撮れる可能性はあると思う。