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催眠少女の眠り薬。2014.4.25の私より
雨の日は、あの家の窓ぎわを思い出す。カーテンのところ、隅っこ。モモちゃんシリーズの本を図書館で借りてきて読んでいた。雨の日は、いつだってあの頃の私みたいに 部屋の中で静かに眠っていたい。モモちゃんの話のように死神は現れない。
晴れた日には、あの光が溢れる部屋の中で 日向ぼっこをする。ベランダに干してある、ゆらゆら風に揺れている洗濯物を眺めながら 生きていると感じる。時間は無限にあるのだと錯覚を
「言う、ということ」
会いたいと思った時に、会いたいと言ったか。
好きだと思った時、好きですと言ったか。
声を聞きたいと思った時、素直に声を聞きたいと言ったか。
否か、
笑っていたか、泣いていたか、怒っていたか、絶望に満ちていたか、誰かのせいにしていたか、捻くれていたか、拗ねていたか、希望に満ちていたか、愛を込めたか、
?
その時の温度、心の躍動感、生きている。繋がれている、向き合える、その時はきっともしか