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フランスでフランス人をガイドする
コロナ禍で変わったこと。
数えるときりがないくらいたくさんあるのですが、仕事面でいうと、フランス人観光客をガイドする機会が大幅に増えたことでしょうか。
コロナ以前は日本人観光客が中心だったので、全く別の仕事をしているような感覚すら覚えます。とはいえ、インバウンド観光が厳しい状況の中、こういう機会が頂けていることはありがたいことだなと思います。
国ごとに違うガイドツアーのアプローチフランス人を
時代を読むフランス語メモ【7】
今回ご紹介する言葉は、日常生活に密接したコロナ禍の中で生まれた造語です。
drive piéton (m)
この言葉は2つの単語を組み合わせた造語です。
driveというのは英語のドライブから来ています。ドライブインとかドライブスルーとかのドライブです。参考までに、以下がLe Robertのオンライン版による定義です。
Service permettant de retirer une c
5年越しのシスティーナ礼拝堂
もうかれこれ5年前の話になるのですが、初めてローマを訪れました。イタリア自体はすでに2度行ったことがあったので、3度目のイタリア訪問でした。
アパートを借りてクリスマス時期に1週間くらい滞在したのですが、クリスマスの日は文化施設が軒並み閉まっていたので、その分、別の日のスケジュールがタイトに。ローマは見るところが多いので、時間に追われつつ、ひたすら歩いたのを覚えています。
見たかったものは全部
フランス2度目のロックダウン
コロナウイルスの感染拡大に伴い、先週の10月30日から12月1日までのフランスでは2度目の外出制限令が敷かれています。
例年だとこの時期は日本に一時帰国しているのですが、こういう状況なのでフランスの自宅でおとなしく過ごしています。
とはいえ、一歩外に出ると、今春との違いも見られます。大学や高等教育機関を除けば学校は普通にあったり、仕事をしている人も前回に比べれば多いので、あまりロックダウン感は
コロナ禍のヨーロッパ文化遺産の日を終えて
コロナ禍の中、今年もヨーロッパ文化遺産の日が9月19日と20日に開催されました。
新型コロナの感染拡大によりボルドー、ニース、リールなどでキャンセルになる中、私が住むブルターニュ地方のレンヌでも開催が危ぶまれていました。前日までどうなるか分からず、ずっとニュースを追っていましたが、最終的には2日間無事終えることができました。
ヨーロッパ文化遺産の日の醍醐味の一つは普段は入ることができない歴史あ
観光大国フランスのコロナ禍の夏
8月に入り、フランスでは夏のバカンスシーズンも折り返し。ハイシーズンの序盤にコロナで打撃を受けた観光業がどう巻き返すのかに注目が集まっていました。
現在はどの国もそうですが、フランスでも外国人観光客は例年に比べ激減。頼みの綱は国内旅行です。
蓋を開けてみると、残酷なまでに明暗がくっきりと・・・。各地方の7月のホテルの稼働率を基準に見てみると、ブルターニュ地方などの大西洋岸などは盛況なようです。
フランスの夏のバカンスの行き先として人気なのは何と言っても海。現在では当たり前のようにある海水浴場ですが、実はお隣の国のイギリス発祥の文化でもあります。
イギリス人がどのようにフランスの海水浴場建設に関わったのか、などフランスの海水浴場の歴史の始まりについてお話ししています。
コロナ禍のガイドツアー再開
3月の半ばにコロナの影響で外出自粛令が出る前に、最後にモン・サン・ミッシェルでツアーをして早いもので4ヶ月が経ちました。
昨日、地元の観光案内所から「明日ツアーを追加したんだけどできる?」との急に電話がかかってきました。
「あ、明日・・・?はい、分かりました」
というわけで、思いがけない形でコロナの外出自粛令解除後の最初のツアーをしてきました。場所はレンヌのブルターニュ高等法院。
前日の夜
パリのノートル・ダム大聖堂はゴシック様式の教会建築の傑作として知られます。2019年4月15日の火災で尖塔が焼失してしまったことは今も記憶に新しいところです。世界中で知られているこの建物がどのように現在の姿になったのかについてお話ししてみました。
❇︎Podcastで配信中の「ガイドと旅するフランス」と同じ内容となっています。最新のエピソードは下記のリンクからApple PodcastsやSpo
「神秘の島に魅せられて モン・サン・ミッシェルと近郊の街へ」電子書籍出版記念イベント開催!
私の著書のガイドブック「神秘の島に魅せられて モン・サン・ミッシェルと近郊の街へ(イカロス出版)」が出版されたのが2018年10月末のこと。
フランスに住んでいるということもあって、特に紙の書籍が出たときも出版イベントとかをしなかったのですが、何かしたいなと思いながら1年半以上が過ぎてしまいました・・・。
そんな中、コロナ禍の中で「おうちで海外旅行」ができるようにと、今年の5月に楽天Kobo、