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フランス2度目のロックダウン

コロナウイルスの感染拡大に伴い、先週の10月30日から12月1日までのフランスでは2度目の外出制限令が敷かれています。

例年だとこの時期は日本に一時帰国しているのですが、こういう状況なのでフランスの自宅でおとなしく過ごしています。

とはいえ、一歩外に出ると、今春との違いも見られます。大学や高等教育機関を除けば学校は普通にあったり、仕事をしている人も前回に比べれば多いので、あまりロックダウン感はありません。経済へのダメージを考えると、緩めの対策になってしまうのは致し方ないのかもしれません。

政府の方も完全に抑え込むのが無理なのを承知で、ある程度のレベルまで感染者数が減り、集中治療室に空きができれば、再び外出制限令を緩和する意向を示しています。ただ、第2波の真っ只中でもあるのにもかかわらず、第3波の話もすでに出始めています・・・。

いつから海外旅行ができるのか?

フランスだけでなくヨーロッパの各国でもロックダウンが進む中、ワクチンが仮にできたとしても、状況がすぐに改善することはないというのが現実的な見方なのかなという気がします。専門家によると、楽観的に見ても、インバウンド観光が再開するのは早くて来年の夏くらいという話です。

一方で、コロナの検査が簡略化され、結果がすぐ出るものも登場し始めているので、海外旅行に行く場合は空港で検査をし、陰性証明が出た場合だけ出入国するみたいな形になっていくのかなという気もしています。

まだまだトンネルの先は長そうですが、安心して海外行きの飛行機に乗れる日が早く来るといいなと思う日々です。


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