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フランスでフランス人をガイドする
コロナ禍で変わったこと。
数えるときりがないくらいたくさんあるのですが、仕事面でいうと、フランス人観光客をガイドする機会が大幅に増えたことでしょうか。
コロナ以前は日本人観光客が中心だったので、全く別の仕事をしているような感覚すら覚えます。とはいえ、インバウンド観光が厳しい状況の中、こういう機会が頂けていることはありがたいことだなと思います。
国ごとに違うガイドツアーのアプローチフランス人を
コロナ禍のヨーロッパ文化遺産の日を終えて
コロナ禍の中、今年もヨーロッパ文化遺産の日が9月19日と20日に開催されました。
新型コロナの感染拡大によりボルドー、ニース、リールなどでキャンセルになる中、私が住むブルターニュ地方のレンヌでも開催が危ぶまれていました。前日までどうなるか分からず、ずっとニュースを追っていましたが、最終的には2日間無事終えることができました。
ヨーロッパ文化遺産の日の醍醐味の一つは普段は入ることができない歴史あ
コロナ禍のガイドツアー再開
3月の半ばにコロナの影響で外出自粛令が出る前に、最後にモン・サン・ミッシェルでツアーをして早いもので4ヶ月が経ちました。
昨日、地元の観光案内所から「明日ツアーを追加したんだけどできる?」との急に電話がかかってきました。
「あ、明日・・・?はい、分かりました」
というわけで、思いがけない形でコロナの外出自粛令解除後の最初のツアーをしてきました。場所はレンヌのブルターニュ高等法院。
前日の夜
テレワークができない仕事の対処法
昨晩、フランスの国営放送で音楽番組が放送されていました。
テレビでもコロナウイルスへの配慮で、外出自粛令が始まった3月半ばからはどの番組でもリモート出演ばかりだったので、生放送で色々なジャンルの音楽家や歌手が集まるというのはなんだか新鮮でした。
弦楽器隊の素晴らしいオーケストラの音に合わせて、会場の中央で2人のダンサーで舞っています。会場はもちろん無観客。
見ながら気になっていたのが、ダンサ
あれから1年、あれから1ヶ月
パリのノートルダム大聖堂の火災から今日で1年経ちました。
フランスでガイドをしている私にとっては、日常的に見ている歴史ある建物も儚い存在なんだと再認識した出来事でした。
絶望から希望へ。
火事のショックを引きずりながらも、再建プランが次々と出され、世界中から多くの寄付が集まりました。こうした悲劇を前にすると、連鎖していく連帯の意思は人と人を繋いで、一つにするというのを目の当たりにした時でもあ
旅行ができない今、ガイドの私ができること
コロナウイルス感染者の急増を受けて、フランスで外出禁止令が出てから今日で10日目。
国内の文化施設は全て閉館となり、テレワークができないガイドの仕事も当面の間お休みです。
私は今年でガイドの仕事を始めてちょうど10年目になります。日本で通訳案内士として活動していた時も、2年目で似たような状況に直面しました。
2011年の東日本大震災です。
ちょうどガイドの仕事を本格的に始めようとした矢先の
ガイドから見たヨーロッパ文化遺産の日の舞台裏
毎年9月の第3週末はヨーロッパ文化遺産の日(Journées européennes du patrimoine)となっています。フランスでは土日にかけて多くの歴史的建造物が無料で解放されたり、普段は訪れることのできない建物を見学することができます。
今年はこのイベントにブルターニュ地方にあるレンヌ観光案内所のガイドとして参加することができました。担当をしたのはレンヌだけでなくブルターニュの至宝
フォトブログ「今日のモン・サン・ミッシェル」はじめました。
この度、フォトブログ「今日のモン・サン・ミッシェル」を立ち上げました。
私はモン・サン・ミッシェルでの現地ガイドとして1年の多くの時間を島で過ごします。その度に写真を撮って、ハッシュタグ「♯今日のモンサンミッシェル」をつけてFacebookやTwitter にアップしています。
今回のブログはそれと連動しつつも、SNSと違い流れの速いタイムラインのないブログの良さを生かし、モン・サン・ミッシェ