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家庭科のほそ道 A 家族・家庭生活

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家庭科の学びは生活体験と結びついて、その価値が見えてきます。中学校家庭科の【A 家族・家庭生活】に関わる内容の記事を集めました。
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記事一覧

端午の節句(子どもの日)

端午の節句(子どもの日)

五月五日は端午の節句。

 一説によると、その由来は中国ではるか昔、月と日が重なる奇数のときを魔除けの日として災いから身を守っていたことからなるとされています。中国に倣って文化を築いてきた日本も、その伝統をいくつも取り入れ、今の姿になりました。
 

 五月人形は、子どもの誕生と健やかな成長を願って飾られます。人形がついたものから甲冑だけのもの、吊るし雛のようなものまで、様式はさまざまです。

 

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生後6ヶ月あたりの成長の記録2

生後6ヶ月あたりの成長の記録2

 生後6ヶ月あたりの成長の記録の続編です。この半月でも随分と逞しくなりました。

 その1 上の歯も生えてきました。前歯の2本のうち、左がチラッと見えています。下の歯も随分しっかりとしてきました。歯固めの木を毎日かじっています。

その2 離乳食を始めました。10倍粥は喜んで食べています。ほうれん草はちょっと苦いのか、あまり食べず。かぼちゃは甘くて美味しそうに食べています。まだまだ練習。ミルクが主

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生後6ヶ月あたりの成長の記録

生後6ヶ月あたりの成長の記録

 息子が生後6ヶ月を迎えました。喜びもひとしおです。この時期の成長の記録をまとめました。

  その1:下の歯が生えてきました。

 その2:頭とお尻を上げられるようになりました。

 これで前進するようになると、高ばいというハイハイの手前の発達段階になります。

 その3:ミルクを飲む量 今では一日あたり100ml×4回飲んでいます。

 手でものを掴んだり、振り回したり、歯はないけれど齧ったり

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ハイハイへの道(高ばい)

ハイハイへの道(高ばい)

 前回の記事では、ずり這いについて記載しました。これから高這い(膝を床につけずにハイハイすること)へ移行し、やがて一般的なハイハイへと成長していきます。

 生後5ヶ月の終わり頃から、息子の手て頭を上げる動作と、お尻を上げる動作がそれぞれに始まりました。

 そして、生後6ヶ月。ついに高ばいのポーズまではできるようになりました。

 高ばいとハイハイには、先に述べた通り、ひざが地面についているかい

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「寝返り返り」と「飛行機のポーズ」と「ハイハイ」を習得!

「寝返り返り」と「飛行機のポーズ」と「ハイハイ」を習得!

 息子がついにハイハイを始めました。コツが掴めたようで、今日は一日中、家の中をハイハイしていたそうです。ハイハイというと、ワンちゃんのような姿勢を思い浮かべると思いますが、初期のハイハイはこんな感じです。

 このような姿勢です。これを「ずり這い」といいます。お腹が床についた状態でのハイハイを指す言葉です。

 この時期の赤ちゃんは興味があるものに自分から進んでいきます。床に危険なものがないか、き

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寝返り

寝返り

 もうすぐ生まれて4ヶ月という頃、息子がくるんとひっくり返っていました。寝返りです。初めはたまたま。次は床に下ろした僅かな反動で。やがて、自分の好きなタイミングで寝返りをするようになりました。

 寝返りをしたら必ずしなければならないことが、周囲の環境チェックです。寝具は固めの方がよいです。ふかふかのベッドや布団だと口を塞いでしまう恐れがあるからです。クッションなどにも気をつけたいです。

 しか

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乳児に薬を飲ませる方法(粉薬・座薬編)

乳児に薬を飲ませる方法(粉薬・座薬編)

乳児の体調不良。心配になります。今回の体調不良では、シロップ薬、粉薬、座薬の3種類が処方されました。
 今回は粉薬の飲ませ方についてご紹介します。普段ミルクしか飲まない赤ちゃんにとって、粉薬の与え方には工夫が必要です。

ポイントは薬を水で練ることです。

 このようにしたら準備完了です。薬を指で練って、ドロドロにしてください。それを赤ちゃんの上顎に塗ります。

 ここから先は撮影している余裕が

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乳児に薬を飲ませる方法(シロップ編)

乳児に薬を飲ませる方法(シロップ編)

 乳児の体調不良。心配になります。今回の体調不良では、シロップ薬、粉薬、座薬の3種類が処方されました。

 今回はシロップの飲ませ方についてご紹介します。3つの薬の中ではいちばん与えやすかったです。

 

 ここにシロップ薬を注ぎ込みます。

 哺乳瓶でミルクを飲むように、シロップ薬を飲みました。これで一安心です。
いざという時に、お役立てください。

二十歳の集い(旧:成人式)祝辞 「自立」とは

二十歳の集い(旧:成人式)祝辞 「自立」とは

 昨日は、初めて卒業学年を務めさせていただいた卒業生の皆さんの、二十歳の集い(旧:成人式)に招いていただきました。そこで述べた祝辞を記録としてここに残します。(一部、加筆や修正あり)

 成人、および二十歳を迎えられたこと、まことにおめでとうございます。当時5・6年生という、可愛らしくも、だんだんと逞しくなっていかれていた皆様が、こうして二十歳という人生の節目を迎えられたことを私も心から嬉しく思い

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おせち料理や食材のの一つ一つの意味 

おせち料理や食材のの一つ一つの意味 

 今日はおせち料理の代表的な品や食材の中から、それぞれに込められた意味をご紹介します。お食事の楽しみや、先生方だと学校でのお話など、色々な場面でお役に立てると幸いです。

黒豆
黒豆は正式には「黒大豆(くろだいず)」と呼びます。黒は邪悪なものをよける色として古くから親しまれています。また、豆は「マメに働いて暮らす」という意味があり、勤勉と健康を願います。

田作り
 田作りは、カタクチイワシの佃煮

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赤ちゃんのつめやすりのお話

赤ちゃんのつめやすりのお話

 赤ちゃんは握る力が発達してくると、爪で自分の顔を引っ掻いてしまうことがあります。特に乾燥する冬の時期は自分の顔や頭を引っ掻いてしまい、かさぶたができてしまうことも・・・。そうなると、じっくりと保湿しなければ治りません。

 こんなときに、役に立つのがこの電動爪やすりです。回転式になっていて、赤ちゃんの発(つめの硬さ)に合わせて付け替えられるモデルもあります。

 今日はこれで息子の爪をなめらかに

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百日祝い(お食い初め)をしました。

百日祝い(お食い初め)をしました。

 本日、我が家で息子の百日祝い(お食い初め)をしました。

 「お食い初め」とは、赤ちゃんが食べ物に困らない人生を歩めるようにという願いを込めて行う儀式です。まだ3ヶ月とちょっとなので、もちろん用意した食べ物は、赤ちゃん本人は食べることができません。あくまでも食べる真似です。箸を近づけたら口を開けたので、このまま本当に食べてしまうかと思いました。
 「歯固めの儀式」という、「丈夫な歯が生え、健康で

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ぼくのグーを見つけたよ

ぼくのグーを見つけたよ

 長男がが生まれて3ヶ月。はじめはただただ小さく、ベッドに寝ていて、抱っこをすると包まれたままの姿勢でいた長男ですが、最近は腕や腹筋、足の筋肉もついてきて、ついに自分のグーを発見したようです。

 イメージはボクサー。天高く拳をあげて、じいっと眺めています。「もしかしたら、これは自分のからだなのかもしれない」「舐めてみよう」「手だ」なんて考えているのでしょうか。お腹が減ると、ときどき人差し指の付け

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ミルクとげっぷ

ミルクとげっぷ

 生後3〜5ヶ月の赤ちゃんの首がすわる時期までは、ミルクをあげた後にげっぷをさせます。赤ちゃんがミルクと一緒に空気を飲み込んでしまって、苦しくなってしまうからです。この状態だと、吐き戻しの原因になってしまいます。

 第一子のときはなかなかげっぷを出してあげられず、心配になることが多くなりました。今、ミルクをあげている第二子は割とスムーズにげっぷを出すことができます。個人差はありますが、私なりに見

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