かていかのりゅうせんせい

家庭科noteクリエイター。「家庭科のほそ道」を執筆。

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最近の記事

生後8か月あたりの成長

 個人差はもちろんありますが、息子の様子についても触れながら、生後8か月、9か月あたりの子どもの成長について触れていきます。 1 おすわりが安定しました。  今では座ってものを掴んだり、食べたりしています。 2 記憶力が高まり、人見知りが強くなります。  人見知りとは反対に、お母さんが少しでも視界から消えてしまうと大泣きしたり、探し回ったりもします。 3 掴まり立ちが力強くなります。  足腰の力、握る力、全てがしっかりしてきます。我が家には背の高いテーブルはないの

    • 端午の節句(子どもの日)

      五月五日は端午の節句。  一説によると、その由来は中国ではるか昔、月と日が重なる奇数のときを魔除けの日として災いから身を守っていたことからなるとされています。中国に倣って文化を築いてきた日本も、その伝統をいくつも取り入れ、今の姿になりました。    五月人形は、子どもの誕生と健やかな成長を願って飾られます。人形がついたものから甲冑だけのもの、吊るし雛のようなものまで、様式はさまざまです。  鯉のぼりは江戸時代より、武家が家紋を飾った様子を町人が真似て、さらに鯉が滝を登る

      • 生後7か月あたりの成長の記録

         生後7か月を迎え、また一段と逞しくなりました。もちろん、赤ちゃんの個人差は大きいものです。記録と読んでくださる方のお役に立つことができればと考え、今回も更新します。 ①おすわりができるようになってきました。  まだまだ安定していませんが、うま区いくと重たい頭でバランスを取って、前屈みにこうして座ることができます。  嫌なことがあると後ろに仰け反るので、本人の位置や周りにあるものに気をつけています。 ②つかまり立ちの手前(膝立ち)ができるようになりました。  丁度よい高さ

        • 生後6ヶ月あたりの成長の記録2

           生後6ヶ月あたりの成長の記録の続編です。この半月でも随分と逞しくなりました。  その1 上の歯も生えてきました。前歯の2本のうち、左がチラッと見えています。下の歯も随分しっかりとしてきました。歯固めの木を毎日かじっています。 その2 離乳食を始めました。10倍粥は喜んで食べています。ほうれん草はちょっと苦いのか、あまり食べず。かぼちゃは甘くて美味しそうに食べています。まだまだ練習。ミルクが主食です。100mlを一気に飲んでしまう日もあります。 その3 高いところへ手を

        生後8か月あたりの成長

        マガジン

        • 家庭科のほそ道 B衣食住の生活
          7本
        • 家庭科のほそ道 A 家族・家庭生活
          23本
        • 家庭科のほそ道 C消費生活・環境
          3本

        記事

          生後6ヶ月あたりの成長の記録

           息子が生後6ヶ月を迎えました。喜びもひとしおです。この時期の成長の記録をまとめました。   その1:下の歯が生えてきました。  その2:頭とお尻を上げられるようになりました。  これで前進するようになると、高ばいというハイハイの手前の発達段階になります。  その3:ミルクを飲む量 今では一日あたり100ml×4回飲んでいます。  手でものを掴んだり、振り回したり、歯はないけれど齧ったり。ずり這いで興味をもったものを追いかけたり、時にはわたしに抱っこされようと懸命に

          生後6ヶ月あたりの成長の記録

          ハイハイへの道(高ばい)

           前回の記事では、ずり這いについて記載しました。これから高這い(膝を床につけずにハイハイすること)へ移行し、やがて一般的なハイハイへと成長していきます。  生後5ヶ月の終わり頃から、息子の手て頭を上げる動作と、お尻を上げる動作がそれぞれに始まりました。  そして、生後6ヶ月。ついに高ばいのポーズまではできるようになりました。  高ばいとハイハイには、先に述べた通り、ひざが地面についているかいないかの違いがあります。ひざで体を支えなければ、どこで体を支えているのでしょうか

          ハイハイへの道(高ばい)

          「寝返り返り」と「飛行機のポーズ」と「ハイハイ」を習得!

           息子がついにハイハイを始めました。コツが掴めたようで、今日は一日中、家の中をハイハイしていたそうです。ハイハイというと、ワンちゃんのような姿勢を思い浮かべると思いますが、初期のハイハイはこんな感じです。  このような姿勢です。これを「ずり這い」といいます。お腹が床についた状態でのハイハイを指す言葉です。  この時期の赤ちゃんは興味があるものに自分から進んでいきます。床に危険なものがないか、きちんと確認しておきたいです。(先日はお尻ふきのふたを剥がしていました。)  たと

          「寝返り返り」と「飛行機のポーズ」と「ハイハイ」を習得!

          "You are what you eat."あなたはあなたが食べたものでできている。

           "You are what you eat."これは、中学校家庭科の教科書で紹介されている、英語のことわざです。  私たちを形成する原子や分子は、毎日のように入れ替わっています。「新陳代謝」と呼ばれるものです。人体の研究は日々更新されていくので、ここに記す情報が必ず正しいと言うことはできません。しかし、現在の研究では、最も短い細胞は数時間単位で細胞としての役割を終え、体外に排出されると言われています。  あるとき読んだ記事では、人間の細胞は数年ですべて入れ替わると書いて

          "You are what you eat."あなたはあなたが食べたものでできている。

          寝返り

           もうすぐ生まれて4ヶ月という頃、息子がくるんとひっくり返っていました。寝返りです。初めはたまたま。次は床に下ろした僅かな反動で。やがて、自分の好きなタイミングで寝返りをするようになりました。  寝返りをしたら必ずしなければならないことが、周囲の環境チェックです。寝具は固めの方がよいです。ふかふかのベッドや布団だと口を塞いでしまう恐れがあるからです。クッションなどにも気をつけたいです。  しかし、寝返りをしてからどうするかというと、そのまま耐えているだけです。腕が疲れると

          乳児に薬を飲ませる方法(粉薬・座薬編)

          乳児の体調不良。心配になります。今回の体調不良では、シロップ薬、粉薬、座薬の3種類が処方されました。  今回は粉薬の飲ませ方についてご紹介します。普段ミルクしか飲まない赤ちゃんにとって、粉薬の与え方には工夫が必要です。 ポイントは薬を水で練ることです。  このようにしたら準備完了です。薬を指で練って、ドロドロにしてください。それを赤ちゃんの上顎に塗ります。  ここから先は撮影している余裕がなかったので、先に元気になった姉の登場です。息子に代わって薬の飲み方をご紹介しま

          乳児に薬を飲ませる方法(粉薬・座薬編)

          乳児に薬を飲ませる方法(シロップ編)

           乳児の体調不良。心配になります。今回の体調不良では、シロップ薬、粉薬、座薬の3種類が処方されました。  今回はシロップの飲ませ方についてご紹介します。3つの薬の中ではいちばん与えやすかったです。    ここにシロップ薬を注ぎ込みます。  哺乳瓶でミルクを飲むように、シロップ薬を飲みました。これで一安心です。 いざという時に、お役立てください。

          乳児に薬を飲ませる方法(シロップ編)

          二十歳の集い(旧:成人式)祝辞 「自立」とは

           昨日は、初めて卒業学年を務めさせていただいた卒業生の皆さんの、二十歳の集い(旧:成人式)に招いていただきました。そこで述べた祝辞を記録としてここに残します。(一部、加筆や修正あり)  成人、および二十歳を迎えられたこと、まことにおめでとうございます。当時5・6年生という、可愛らしくも、だんだんと逞しくなっていかれていた皆様が、こうして二十歳という人生の節目を迎えられたことを私も心から嬉しく思います。  成人されるにあたって、「自立」という言葉を多くのみなさんが意識されて

          二十歳の集い(旧:成人式)祝辞 「自立」とは

          おせち料理や食材のの一つ一つの意味 

           今日はおせち料理の代表的な品や食材の中から、それぞれに込められた意味をご紹介します。お食事の楽しみや、先生方だと学校でのお話など、色々な場面でお役に立てると幸いです。 黒豆 黒豆は正式には「黒大豆(くろだいず)」と呼びます。黒は邪悪なものをよける色として古くから親しまれています。また、豆は「マメに働いて暮らす」という意味があり、勤勉と健康を願います。 田作り  田作りは、カタクチイワシの佃煮です。カタクチイワシの肥料で米が5万俵も収穫できたことに由来し、豊作祈願の縁起物

          おせち料理や食材のの一つ一つの意味 

          おせち料理の由来

           新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。  新年一回目の記事は、おせち料理の由来についてです。諸説あるので、調べたものの中からいくつか紹介します。  まず、弥生時代の「御節料理」の文化。中国から「節」を季節の変わり目とする習慣がもたらされ、それを大切にする意味で生まれたというものです。奈良時代から平安時代にかけて、宮中行事として定着しました。  庶民におせち料理が広まったのは江戸時代後期とされています。現代のように一つ一つの料理に意

          家庭科のろん先生デビューイヤー

           九月ごろから活動をはじめ、家庭科の教諭として家庭科の教科書の行間をつらつらと旅をする「家庭科のほそ道」企画をスタートしました。親しみをもって読んでくださった皆様、大変ありがとうございました。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。

          家庭科のろん先生デビューイヤー

          赤ちゃんのつめやすりのお話

           赤ちゃんは握る力が発達してくると、爪で自分の顔を引っ掻いてしまうことがあります。特に乾燥する冬の時期は自分の顔や頭を引っ掻いてしまい、かさぶたができてしまうことも・・・。そうなると、じっくりと保湿しなければ治りません。  こんなときに、役に立つのがこの電動爪やすりです。回転式になっていて、赤ちゃんの発(つめの硬さ)に合わせて付け替えられるモデルもあります。  今日はこれで息子の爪をなめらかに磨きました。お正月は、傷を作らずに過ごせますように。  久しぶりの記事は、やっ

          赤ちゃんのつめやすりのお話