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写真・短編小説・詩

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様々な内容にチャレンジしてみたいと思います😄皆様の人生において、何かのきっかけになりますように😊
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2022年8月の記事一覧

次は…

次は…

気づけばこんな歳

このままでいいはずがない

次気づく時はきっと

もう取り返しがつかないだろう

夕暮れ時の橋の上

水面に歪む姿見て

心から そう思ったよ

嘘雪

嘘雪

降り止まない嘘雪よ

積もり積もらせ隠すがいいよ

何でもかんでも隠すがいいよ

せっせせっせと春が来るまで

せっせせっせと隠すがいいよ

隠したところで春来れば

どうせばれることだけど

私の花を咲かすだけ

私の花を咲かすだけ

どこに咲こうと どこで咲こうと

私は私

私の花を咲かすだけ

それ以上でも それ以下でもない

打ち上げ笑顔

打ち上げ笑顔

夜空で花咲く花火達
何てきれいなことでしょう
きれいきれいと言ってたら
お空が真っ暗なったから
花火はきれいに見えるのよ
暗い下地があってこそ
とてもきれいに見えるのよ
そう婆やは言うのです

あたしの性格暗いから
花火上げたらどう見える
きっときれいに見えるかな
そう婆やに言ったらば
あっはあっはと笑うのよ

暗いことも悪くない
あたしはそう思ったよ

あたしが笑ったら
きっときれいだ

負けはしない

負けはしない

何でそんなに強く吹く

なぜそんなに吹き飛ばす

風よ

私が気に入らないのなら

私を飛ばせば済むことよ

さあ吹く風よ

私を飛ばしてみるがいい

言っておくが

私はそんなにやわじゃない

リレー

リレー

春の風のささやきを夏の川に届けよう

夏の川のきらめきを秋の山に届けよう

秋の山の彩りを冬の空に届けよう

そして私が

冬の空の広さをあなたの心に届けよう

心に春風吹くように

あなたの心に届けよう

思い存分

思い存分

どこまでも飛んでゆけばいいさ

あの山もあの海もあの雲も越えて

この果てしない青空を

思い存分 自由に飛んでゆけばいいさ

羽ばたきもせず飛びもせず終わるには

あまりに素敵な空が広がっているよ

夢のままで

夢のままで

あの夏だ

あの人の背中が目の前にあって
背中の向こうは茜色
そっと見送った背中が
振り返ることはなかった夏

この蜩の声
あの夏と同じ

泣けてくる

けど

夢ならば醒めないでほしい

三種の神器

三種の神器

苦悩神社に行ったら
こんな言葉が書いてありました

「やりません」
「出来ません」
「分かりません」

言うに難しくも
心を豊かにする
三種の神器

本当にやりたいことあれば
上手く使うが宜しかろう

(注意)
言い方・伝え方には気を付けましょう

自分次第

自分次第

いつまでやればいい

どこまでやればいい

そうじゃない

いつまでやるか

どこまでやるか

決めるのは

自分

ともしび

ともしび

いつまでも明るいわけじゃないんだよ

ほら もうすぐ消えてしまいそうだ

まわりのものも あなたの顔も

もうすぐ見えなくなってしまうんだよ

消えるまで 大事なものを見ていなさい

大事なもの しっかり見ていなさい

ちゃんと見ているかい

あっ…

ほら消えた

これでさよなら

おしまいだよ

今のうち

今のうち

この目が見えるうち
この耳が聞こえるうち
この口が動くうち
この手が動くうち
この足が動くうち
そして何より
心が動くうちに

やることやらなきゃ

いつまでもどこまでも
何事もなく行けるわけではないのだから