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「手段の目的化」を防ぐには【※危険】

あなたがnoteを頑張る目的。

ライティング能力をつけたい、
知識のアウトプットがしたい、
お金が稼ぎたい…

目的は人それぞれです。

脳筋もその中のnoteを頑張る一員であり、
いくつかの目的を達成するために
日々頑張っています。
また脳筋は、他にも筋トレ・
ショウジョウバエの研究・英語に
全力で取り組んでいます。

このコロナ自粛中により、
日頃忙しくて疎かにしていた
「自分と向き合う」ことが出来ました。

そこで分かったこと。

「目的と手段が逆になっている」

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目的・手段とは

「目的」とは目指す事柄をいいます。
そして、その事柄を実現する行為・方法・要素が「手段」となります。

(目的と手段がときに入れ替わるのはなぜか? | GLOBIS 知見録)

手段は目的を達成するために存在します。 

A君は英語がペラペラになりたいという
目的がありました。
A君はこの目的を叶えるために、
オンライン英会話を始める、
単語を毎日覚える、
洋画を見るなどのいくつかの手段を行いました。

しかしA君が英語をペラペラになりたいという目的達成には、他にもたくさんの手段があります。
例えば語学留学にいく、ワーキングホリデーに参加、洋書を読む、英語圏の友達を作る…

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基本的に、1つ目的を達成するための手段は腐るほどある。
また手段を行う理由は、目的を達成するためである。
そして1つの手段とは、その目的を達成する1つのツールにしか過ぎない。

つまり、1つの手段を過信しすぎてはいけないのです。
手段はあくまで「目的達成のための1つの手段」であるから。

目的の手段化

目的の手段化とは、
手段がいつの間にか目的になることです。

これは非常に危険で、
あなたの努力が無駄になる可能性があります。 

正しい努力をするには、
この目的の手段化を防がなくてはなりません。

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脳筋具体例 毎日筋トレ

ここでは私がやってしまった「手段の目的化」を紹介します。

このコロナ休み、暇なのでマジで毎日筋トレをしました。
たまたま個人で利用できるジムがあり、
ほんと恵まれていたなと感じます(^^)

私が筋トレを頑張る目的。
他にもたくさんありますが、
大きくは筋肥大幸せの2つがあります。

毎日筋トレをすることにより、
気分転換ができ、脳内からアドレナリン、
セロトニン、テストステロンを放出できる。
よって毎日筋トレは「幸せ」という目的達成は出来ています。

しかし、毎日筋トレは本当に疲れる。
この疲労により、食事を作るのが面倒になり、
まともな食事が取れませんでした。

筋肥大にはトレーニングももちろん大切ですが、それと同じくらい食事が大切です。
しかし、脳筋は毎日筋トレをすることにより
食事疎かにしてしまった。
つまり毎日筋トレをすることは、
脳筋の筋肥大にとってベストではないこと
が分かります。

何故このようなことが起こったのでしょうか?

それは私の目的が「筋肥大」から
「毎日筋トレを頑張ること」
に変わってしまっていたからです。 

これこそが「目的の手段化」です。

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手段の目的化のデメリット

気づいたら目的が手段化してしまう。
私は何度もやってしまったことがあります。
またあなたもやったことがあると思います。

では、手段を目的化すると
どのようなデメリットがあるのでしょうか?

視野が狭くなる

まず1つ目が、自分の視野が狭くなるです。

目的を達成するにはこれしかない!!!

視野が狭くなるとこのようになります。

例えば大学生がお金が欲しいと思った時。
恐らくほとんどの人は、
今のアルバイトをもっと頑張ろうと思います。

しかし、大学生が稼ぐ手段とはこれだけでしょうか。

他にもたくさんの手段があります。
例えばもっと高時給のアルバイトを見つける、
ブログを始める、YouTubeを始めるなど。

またもっと簡単に稼ぎたいのならば、
給付型奨学金を探す、
親に相談するなどがあります。

「大学生がお金をゲットする」という目的は、たくさんの手段で解決できる。

しかし「既存のアルバイトを頑張る」しか
お金の稼ぎ方が分からないと、
これしか正解がないと錯覚する。

これによりもっと効率がいいかもしれない、
他の選択肢が見えなるのです。

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手段の目的化が起こる原因

気づいたら目的が手段化してしまう。

この理由について考察していきます。

①目的を忘れる

手段の目的化が起こる1つ目の原因は、

的を忘れるです。

毎日・もしくは周期的に1つのことを頑張る。
すると自然にそれに慣れます。
これにより頑張ることが当たり前になり、
生活の一部になるのです。 

ほとんどの人は毎日歯磨きをします。
あなたは歯磨きすることに対して
努力を用いますか?
そんな訳ありませんよね(笑)

皆さんの中で、歯磨きをすることは当たり前になっています。
この時あなたは「歯を綺麗にする」
という目的を忘れ、
「いつもするからする or
歯磨きしないと気持ち悪いからする」
となります。

歯磨きは習慣化されれも問題はありません。
歯をキレイに保つ手段として、
歯磨きが最も有効な手段だから。

しかし、もしこれが筋トレだった場合。
B君はカッコよくなるため、
3年間毎日腕立て伏せを30回しました。

果たしてこれであなたは
カッコよくなれるのか。
毎日腕立てをすると大胸筋が発達し、
腕立て30回では刺激が足りなくなります。
また大胸筋だけを鍛えても
カッコいい体にはなれません。

この場合B君は自分の筋肉・
モチベーションの成長段階を
きちんと観察し、
それに合わせたトレーニングを
しなければいけませんでした。

ここから分かることは、
目的を忘れるとと
本来達成したかった目的が
達成できなくなるです。
的は常に心に留めておかなければなりません。

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②頑張る自分に満足する

2つ目の原因は、超シンプル。
頑張る自分に満足をするです。

「毎日腕立てをするとか、俺カッコよくね?」

こんな感じです(笑)

私も「目的の手段化」に気づくまで、
頑張る自分に恋していました(笑)

頑張ることに満足すると、
「自分の承認欲求を満たすために頑張る」
が目的となります。

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解決策

目的達成の妨げになる「目的の手段化」
この解決策はたった1つ。
たった1つの方法で、「目的の手段化」を
防ぐことが出来ます。

それは自己分析です。

自己分析
自分と向き合い、自分と対話することで、
自分についての理解を深める
(脳筋百科事典)

この自己分析で、自分の目的を書き出す。
そして自分がこの目的を達成するために
頑張っている手段を書き出す。
最後に自分の発達段階に対して、
この手段が効率的かどうか、
ほかの手段を追加すべきかを考える。

ここで紙に書くことが大切です。
これを頭の中でしても、
すぐに忘れてしまします。
後から見直せるようにすることが大切です。

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(脳筋の筋トレ自己分析)
※字が汚くてすいません🙇
これが脳筋の限界です🙇 

この時字は汚くても構いません。
それよりも思ったことを
ダイレクトに書く方が大切です。

この自己分析により、目的の再確認、
今している手段が目的達成へ適切か、
新しい手段をすべきかを知ることが出来ます。

私は目的の手段化を防ぐために、
この自己分析を2週間に1度くらいします。

定期的に自己分析をすることによって、
目的を忘れてしまうことを防ぐのです。

まとめ

「目的の手段化」とは、
頑張っていると自然と起きてしまいます。

これを防ぐのは自己分析です。
自分と向き合うことにより、
目的の再確認と手段について
考えることが出来ます。

今回の記事はここで終わります!!!

では、また(^^)




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