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2023年度 土木学会デザイン賞
土木学会デザイン賞は、公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度です。2001年に創設され、正式名称は「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞」といいます。公募対象を広く土木構造物や公共的な空間に求め、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品およびそれらの実現に貢献した関係者や関係組織の顕彰を行っています。
絵になる美しい街並みを創造する為の粉本/はじめに
(トップページの写真は何れも、いわゆる住宅団地。
浸透している従来のイメージとは大きく異なる街並みが形成されている。)
はじめに
我が国の戦後に構築された街並みは「絵になる」とか、「美しい」とか言える箇所は少ない。それは、街並みを形成する要素である個々の構築物がある意味、極端に画一的だったり、バラバラだったりで、地域や周辺の特性、例えば歴史や風土、景観、色彩、材料、それに重要な構図、等々に配
絵になる美しい街並みを創造するための粉本/キャナルタウンウエスト/兵庫県神戸市兵庫区駅南通り/神戸らしさを追求した街並み
神戸の都心、三宮の西方に位置するJR兵庫駅の南側にあった貨物駅跡が整備事業地区として計画や設計が進められていた初期の段階で、その設計に参画させてもらった。既に進められていたのは超高層棟を5本建設し、屋外空間を多く確保する計画であったが、神戸には似合わないと思い、担当した西側ブロックについては屋外空間が少なくなり、建物で窮屈になるが、3本の超高層棟の内、最も西に位置する1本を残し、他の
富山県南砺市 利賀大橋、とにかく美しい
国道156号を北上しながら既設橋梁の耐震補強を見学し、さらに北上します。アーチ橋の情報を検索していた時に情報を見かけて気になっていた橋です。
土木学会のデザイン賞とのこと。
どうしてここまですっきりと美しいのか?は現地で見ていた時には受け止め切れていなかったのですが、デザイン賞の講評にあるように、部材の構成に配慮しながらシンプルさと力強さを実現でしているようです。
せっかくなので、望遠
鶴牧西公園・歩道橋の階段(東京都多摩市)
多摩市にある鶴牧西公園・歩道橋の階段。
ぐるんってうねってる階段が特徴で、土木学会デザイン賞も受賞とのことです。
機能的で美しくて、ブリリアント!
鶴牧西公園・歩道橋の階段|住所住所:東京都多摩市鶴牧2丁目
広島市内の選奨土木遺産、土木学会各賞受賞作品など
土木学会事務局です。
今年の土木学会全国大会は、9/11~15の日程で開催します。
このうち、9/13~15が広島での現地開催となり、9/13は広島国際会議場での全体行事ほかを、9/14・15には広島大学東広島キャンパス・広島工業大学五日市キャンパスの二カ所で年次学術講演会を分散開催します。
全国大会の開催に合わせ多くの土木技術者の方が広島の地を訪れることと思いますので、前泊・後泊あるいは期間
【 伊賀川 岡崎市 】 岡崎城の堀のなごりが、緑あふれる川になる(#水辺ウォーク)
今回「BOOKMARK」するのは、愛知県岡崎市を流れている「伊賀川」です。
伊賀川は、愛知県岡崎市の岡崎城の西側を流れる、全長約5kmの矢作川水系乙川の支川です。
伊賀川と乙川が合流する地点から岡崎城を経由して、街中を抜け乙川の桜城橋までを歩いていきました。
※ぜひ、クリックして動画でご覧ください
水辺の概要
今回の水辺ウォークは、乙川の名鉄の鉄橋近くにある伊賀川の合流地点からで
<九段下から東京駅までまちあるき>④常盤橋から八重洲付近を歩く
九段下から始まり、国立公文書館を見て、竹橋、神保町、大手町付近を日本橋川に近い所を通って歩いています。とても見どころが多く、しかも変化に富んだエリアだと実感しながら歩きました。
(前回の投稿はこちら)
今回は、JR線を越えて日本橋の手前、常盤橋を眺めて、東京駅八重洲口方面を目指します。
■探索範囲の地図を見てみましょう
まずは、いつもの「今昔マップ」で常盤橋周辺を見てみたいと思います。常盤橋
絵になる美しい街並みを創造するための粉本/湯布院(ゆふいん)大分県由布市湯布院町/ルールにより形成された街並み
今日の宿泊地は湯布院町だ。ここは全国第3位の湧出量を誇る温泉地。町名は湯布院だが、温泉地名や駅名は由布院と書いており、ややっこしい。街は大きな旅館が建ち並ぶ温泉地とは違って、それらが由布岳の山麓に広がる自然林の中にこぢんまりと点在、溶け込んでいる感じだ。街の中心軸はJR由布院駅から由布岳の方向に向かって伸びる湯の坪街道と呼ばれる街路。ご多分に漏れず土産物屋や飲食店等が並ぶものの、ここも自然の中に
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