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あの時 この時(中文〜長文)

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今のこと、過去のこと、色々と思い出したことを書いていきます。
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記事一覧

間違った日本語であることは分かっているんだけど、、な話

間違った日本語であることは分かっているんだけど、、な話

ある日のこと。

荷物を出荷するためにコンビニの列に並んだ。
順番が来たので手書きの伝票とダンボールをレジに置きお願いする。

すると、

「指定到着時間はございますか?」

とレジの店員さん(ご年配の女性の方)に聞かれたので、

「大丈夫です」

と答えた。

そういえば時間指定の「指定なし」のところに○をするのを忘れていたなと思い出したので、一応聞いてくれたんだなと思ったのだが、、、

「大丈

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お腹が痛いはカッコいい(再掲載)

お腹が痛いはカッコいい(再掲載)

「俺いま熱37℃あるわ」

この世でこれ以上カッコいいセリフがあっただろうか。
同級生の一言に小学生の俺は衝撃を受け、痺れた。

今思えば熱があることの何がカッコよかったのだろう。
多分、微熱があるのに平気そうにしている姿が男らしく見えた、とかそんなところだろう。
小学校では骨折して包帯を巻いたクラスメイトが一躍ヒーローに躍り出る。
体調不良や負傷がめちゃくちゃカッコいい!小学生男子の価値観なんて

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給食を食べるのが遅かった話

給食を食べるのが遅かった話

遅かったのだ。

色白ヒョロヒョロガリガリのまさに貧弱な少年の見本だった私は見た目通り食が細く、
給食を食べるのが人一倍遅かったので、掃除の時間になっても机を下げられて食べ続けさせられたのだ。

このトラウマ、経験者は少なく無いのでは?
クラスに4〜5人はいたはず。

(あっ、そういえば小学校の給食の事件の話は前に書いたな。
好評だったのでまた再掲します!久しぶりにまたnote書き始めたので!)

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厄祓いのつもりじゃなかったのに祓っちゃった話

厄祓いのつもりじゃなかったのに祓っちゃった話

今年、わたしは本厄である。

普通なら厄祓いを考えるところだが、
役者は「役を祓ってしまう」とも言われており、
実際前の本厄(24歳)の時は仕事も1番充実していた記憶があったため今年に入り様子を見ていた。

しかし年明けいきなり咳喘息になり、
仕事の方もなかなかやりたいものが決まらなかったりなど、どうにも運が良くないような気がして来て、
さすがに今年は厄祓いが必要なのではないかと検討していた。

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まさかバイトをバックレた男の話

まさかバイトをバックレた男の話

バイトをバックレる。
そんなに珍しい話ではない。

アルバイトは正社員と違ってあまり責任が無い。
よって、ある日突然連絡を断ち飛んでしまうバイトも少なくない。

俺もバックレたことはないけど、17歳の地元時代、東京のど真ん中には無いがちょっと郊外や地方にはよくあるあの「夢庵」でバイトをしようと面接を受けたことがあり、初日で辞めたことがある。

理由は他のバイトのガラが悪過ぎたこと。
暴走族の少年ば

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クセになると厄介!俳優の大きな敵”結膜下出血”とは?(※症状写真あり)

クセになると厄介!俳優の大きな敵”結膜下出血”とは?(※症状写真あり)

これで何度目だろう?

痛くも痒くもないので本人は全く気付かない。
起きて鏡を見て気付くこともあるし、居酒屋で飲んでる時、一緒に飲んでる友達から「目、なんか赤いよ?」と言われてやっと気付くこともある。
強いて言えばちょっと目がゴロゴロするかな?くらい。

初めて出血したのは5年ほど前。
初めての症状に驚き急いで近所の眼科へ。
眼科でよくやる気球の絵を見る検査と、空気をプシュッと飛ばす検査(未だにビ

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あなたは今、幸せですか? 〜いなくなってしまった仲間達〜

あなたは今、幸せですか? 〜いなくなってしまった仲間達〜

そう聞かれたら、いったい何人が「はい、幸せです」と答えられるだろうか。

世界幸福度ランキングという国連が毎年発表している少し余計なお世話とも思える格付けがあるのだが、
2020年の日本は昨年から4位後退し62位とのこと。

先進国としてはどうなのだろう?
ある記事によると、日本人の主観満足度はかなり低いらしい。
遠慮がちで謙遜をする国民性を考えると日本人らしい結果とも言えるけど、もし本当に幸せを

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ラジオにハマっていた中2の俺が初恋をした話

ラジオにハマっていた中2の俺が初恋をした話

皆さんの初恋はいつ、相手は誰だっただろうか。

幼稚園や保育園の先生?
カッコイイ・カワイイ先輩?

俺が初恋だったのかな?と思っていた初恋は正直初恋だったのかよく分からない。
子供の頃の恋なんてなんとなくだし、むしろそんな感情まだ芽生えてなかったようにも思える。

記憶にあるのは小学校低学年の時。
当時は同級生の誰もが「好きな人」という本当かどうかよく分からない存在がいて、それを女子達がキャーキ

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同級生宅で発掘された小5の俺の作文の話(原文掲載!)

同級生宅で発掘された小5の俺の作文の話(原文掲載!)

子供の頃から特に秀でた特技もなく、色白ガリガリのまさに貧弱な男の子の見本のような子供だった俺。
この飽食の時代になぜこんな姿に。
蛇口を捻れば嫌というほど水が出るのに、なぜか脱水症状で倒れたこともあった弱々しい小学生時代。

そんな俺がたまに先生に褒められるのが作文だった。

「じょうじくんは変わったおもしろい作文を書くわね!」お察しの通り女性だった担任の先生にそう言われたことを覚えている。

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うちのクラスのスネ夫がぶち壊した小学生男子の流行の話

うちのクラスのスネ夫がぶち壊した小学生男子の流行の話

どこにでもスネ夫のような奴はいるのだ。

調子がいい。腰巾着。媚びる。自慢する。目立ちたがる。

ジャイアンの様な権力者に近付き取り入ることで自らの地位も確立させていくズル賢さ。

よく言えば世渡り上手なのだが、
付き合っていくと粗ばかりが見えてくるもので、
大人になるとさすがにみんなその浅はかさに気付き出すのだが、やはり一部のジャイアン達にはそれを見抜くことができず・・・いや、自分にとっての便利

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実はあのジュノンボーイに応募しちゃって世界が違いすぎて震えちゃった話

実はあのジュノンボーイに応募しちゃって世界が違いすぎて震えちゃった話

タイトル通り、
もうほんとに小っ恥ずかしくて記憶の奥底に封印していた話だったのだが、

専門学校時代の友人Mに久し振りに会ったことで思い出したので書いてみる。

そう、実は俺、あのジュノンスーパーボーイコンテストに応募したことがあったのだ。しかしそれは自主的な挑戦ではなかったのだ。

地元にいた時からなんとなくは知っていたジュノンボーイ。

過去のグランプリ受賞者を遡ると、今でも芸能界でトップを走

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ヒプノセラピーに行った話

ヒプノセラピーに行った話

皆さんはご存知だろうか。

ヒプノセラピー、それはいわゆる「催眠療法」。
催眠状態から、カウンセラーを通して自分の内面と対話を図りながら課題を解決していく、心理療法のひとつである。

テレビのバラエティ番組なんかでよく見かける催眠術。
椅子に座り目を瞑った芸能人に催眠術師が、あなたはだんだん眠くな〜る的なことを語りかけ、体を揺らすとたちまちカクッと意識を失う。
そこに「あなたはワサビが甘く感じます

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人見知りたちへ

人見知りたちへ

たちへとか言っちゃったけど安心してくれ。
俺も仲間だ。

人見知りだ。

いい歳こいてバリバリの人見知りだ。

と、言うと「え〜全然そんな風に見えない」「またまたぁ、嘘だぁ!」と返されることもしばしば。

あのな、それはな、一応大人だからだ。

っていうか多分自分なりに努力してきて、誤魔化せるようになったんだ。

今でも苦手なタイプに丸出ししてしまうこともあるが、基本的には成長したんだ。

結局全

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AV救出大作戦!!

AV救出大作戦!!

工業高校に通っていた俺。

特に工業に興味があったわけではなく、学校というものが基本的に嫌いな俺はなんとなく漠然と高校を卒業したら就職するつもりでいて、とにかくなんとなく職業科に進むことにした。

工業高校といえば男ばかりのむさ苦しい環境が予想される。
しかしいっちょまえに思春期を迎え、中学で女子を意識し出した俺は女子と会話をすることも少なくなりあまり関わりが無くなっていたので、女子がほとんどいな

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