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遺影の前には線香花火を
みつばちが針を刺して死ぬみたいに
誰かを守るために突然に不本意に死んでみたい
刺された誰かは私のこと恨むだろうけど
それでも世界を傷つけてから死にたい
それなのに貴方と約束した「いつか」に縋って
まだ死なないでいる
もし私が無事に死ねたら線香花火をしてほしい
ほら、線香とかアガんないし、花だって枯れちゃうし
いつもは忘れてていいからさ
夏にちょっと花火がしたくなったら見せに来てよ
火の魂が落ちる
私がスカートをはく理由①
男性が書くなら面白そうなタイトルだけど、女のあんたが何を書くの?って思われそうだな。それでも私の中のもやもやをなんとか言葉にしてみるから最後までお付き合いいただけるとうれしい。
さて、なぜ私はこんなことを考え始めたのか。これは本当に偶然いろんなことが重なって意識した問題だから、今回は考え始めたきっかけを一つ一つ話していくことにする。
まずはこの記事に出会ったこと。
https://www3.n
星が見えなくなった日
小学生の冬、理科の授業でオリオン座を見つけてきて描く宿題が出た。
しかし私には星が見えなかった。
私はかなり目が悪い。
小4の頃から段々と視力が落ちていった。
その宿題が出た日、私は宿題をやろうと近くの公園に出かけた。
夕方の時点では雲一つない晴天だったので、星は綺麗に見えるはずだった。
しかし先生に指示された方角の空を見てもそこに星は見当たらなかった。
時間と共に動くと聞いていた私は夜空全