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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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2020年6月の記事一覧

思うように進まないのは、心の奥を「言葉」にできていないから。

思うように進まないのは、心の奥を「言葉」にできていないから。

「こういうターゲットがいいと言われたから、そうした」
 
「こういう内容で発信したらいいと聞いたから、書いている」
 
「毎日、これとこれをやればいいと言われたから、やっている」

発信をしていきたい、という人によく聞くセリフです。

 
誰かの教えを忠実にやるのもいいだろう。
 
でも、それで止まってしまうなら、
自分の心が本当に納得していないからだと思う。
 
まだ言葉にできていない、
胸の奥

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「言葉が降ってくる人」は、何をしているか?

「言葉が降ってくる人」は、何をしているか?

「なんで、そんな的確な言葉がポンポンでてくるの?」
「降ってくるんですか?」と講座やセミナーをしているとよく聞かれる。

昨日は、13名とキャッチコピーを作った。

講座の最後の1時間は、みんなが作ったコピーを、その場で添削。こういう言い回しの方が伝わるかも?こっちかな?と一語一句整えていく。

時間内に全員分完成させないといけないから、必死だ。頭がフル回転で終わったら疲れて動けなくなった。

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夫婦と文章は、「前提を揃える」ことが大事だと思う。

夫婦と文章は、「前提を揃える」ことが大事だと思う。

たとえば、私は結婚するまで朝ご飯はパン派だったけど、
夫はご飯派だった。
付き合ってる時にウチに来て食べる朝ご飯はパンでも良かったけど、結婚したら「ごはんがいい」って言う。
だから、朝ご飯担当は夫になった。
 
たとえば、私は子どもの頃に父親が病気になって働けなかったからか、「母親が働くのは当たり前」って思って生きてきたけど、
夫にとってはそれは別に当たり前でも何でもなかった。
 
そういう「前提

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発信について「誰かに何かを言われたとき」の対処法を考えてみた

発信について「誰かに何かを言われたとき」の対処法を考えてみた

情報発信をしていると、だんだん、フィードバックが来るようになる。
「役に立ちました!」「面白かったです!」みたいなコメントをもらうこともあれば、「それはおかしくないですか」「そんなことを言われて傷つきました」みたいな否定的な反応も来るようになる。

知っている人、全く知らない人、名前だけ知っている人、会ってことのある人ない人。

「気にするな!」「有名になったってことだ!」なんて言ってしまえばそう

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頭ではわかっているけど、行動できない。人ってそんなもの。

頭ではわかっているけど、行動できない。人ってそんなもの。

「正しいこと」を言えば、人の気持ちが動くわけではない。

そんなこと当たり前じゃないか、と言われそうだが、人はこれを意外と忘れてしまう。

正しいことを言って相手を言い負かそうとしたり、正しいことを言って相手の価値観を変えようとしても無理なのだ。

「今が人生で一番若い日」と言われても…なんだかな

「もう30だから」「もう40だから」と言っている人に対して、「大丈夫、今が人生で一番若い日だよ♡」

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答えは「現場」にある。

答えは「現場」にある。

「自分を売り出す言葉の力」という体験セミナーでは、自分のメディアやSNSを使って発信していきたい人たちに、「ターゲット設定」のワークをしてもらう。

自分の商品・サービスを届けたい相手は誰か?
自分の発信を読んでほしい相手は誰か?

ワークをするのだけれど、その時に答えは出ない。

なぜか?

自分の頭で考えていることが、全てではないからだ。

「こんな人が買ってくれたらいいな」の「こんな人」はど

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結果が出るまでの「タイムラグ」をどう楽しむか

結果が出るまでの「タイムラグ」をどう楽しむか

情報発信をビジネスにつなげたい、
noteで自分のファンを増やしたい!

そんな風に思っていざ発信をしてみても、
なかなか「すぐ」には結果は出ない。

私の講座の受講生さんやコンサルメンバーの話を聞いていても、
発信を始めてから、望む結果(商品・サービスの「申込み」や「購入」など)を出すまでには、それなりに時間がかかる。

「やってみたけど、うまくいかない」と勝手に決めて
あきらめてしまうのは早い

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情報発信は、「ダサく始めて」進化させればいい。

情報発信は、「ダサく始めて」進化させればいい。

noteを書き始めて、30記事になりました。ほぼ毎日習慣として朝にアップすることができています。

Twitter、Facebook、Instagram、note、(時々ブログ)、メルマガ、LINE公式アカウント、音声発信。

「たくさんの発信が毎日できるのは、なぜですか?」と聞かれると、「楽しいから」に他ならない。

「情報発信が続かない」
「私も発信したいけど、書けることが何もない」
「やって

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文章を書くのに必要なのは、語彙力よりも「他人への想像力」だ。

文章を書くのに必要なのは、語彙力よりも「他人への想像力」だ。

「私、語彙力がないから」
「文章を書くのが苦手です」

よく言われます。

語彙力は、確かにあるに越したことはない。たくさんの言葉を知っていれば、それだけ思考は広がるだろう。

だけど、大切なことは「どれだけたくさんの言葉を知っているか」ではない。

どれだけたくさんの「人の気持ち」を知っているかだ、と思う。

「自分とは違う他人」の価値観をどれだけ知っているか
文章には読み手がいる。自分用のメモ

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「1つの分野で突き抜けろ」はリスクでしかないと思う。

「1つの分野で突き抜けろ」はリスクでしかないと思う。

「○○といえば、○○さん」そう言われるようになるまで頑張れ、

10年前、会社を辞めて独立した当初、よく言われました。

でも、今、2020年6月現在。
「何か一つの分野で突き抜ける」ことは必要なのでしょうか?

講座の受講生さんたちと話していると、
「1つも形にできていないやつは、中途半端でダメだ」
「まずは一つの分野で一本立ててから」

という思い込みのせいで、ビジネスが停滞してしまっている人

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「誰も知らないすごいこと」なんて書かなくていい

「誰も知らないすごいこと」なんて書かなくていい

noteやブログ、SNSなどで発信していると、
「誰も知らないようなすごいことを書かなきゃいけないんじゃ……?」

と思っている人も多いようです。

だから、
発信が止まってしまったり、

「こんなこと書いて、読んでくれる人がいるのかな?」と
不安になったり、

発信している割には結果が出なくて凹んだりする。

でも、違います。

読者が求めているのは、
「誰も知らないスゴイこと」ではなく、

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人は「プロ」に、お金と時間を気持ちよく払いたい。「プロ」って何?

人は「プロ」に、お金と時間を気持ちよく払いたい。「プロ」って何?

タクシーに乗った瞬間に、「今月始めたばっかりなんです。道がよくわからないので教えてください」

と言われたら、うわー、外れを引いたなと思います。

私も道なんてわからないから、タクシーに乗っている。
色々調べようもあるだろう、と思うのです。

なぜ言い訳するんだろう?

誘われて行ったセミナーや講座で、講師が
「今日は準備不足で」とか「昨日寝れなくて」とか言い出すと、
帰りたくなります。

そちら

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