ひなたぼっこにおいで―パストラルケア・ガーデン

夫は大学でカウンセリングを教えています。妻は5人の子どもたちを育てました。でも今は病気…

ひなたぼっこにおいで―パストラルケア・ガーデン

夫は大学でカウンセリングを教えています。妻は5人の子どもたちを育てました。でも今は病気、障がいと闘っています。皆さんが人生の逆境を乗り越えられるよう何かができればと思い、パストラルケアを始めることにしました。

記事一覧

ホントウの主治医

20年前、町の集団検診で、異常が指摘され 近くの中規模病院を受診、沢山の薬を処方された だけど、子育て他で、毎日アタフタしていたし 症状も時々なので、薬もそのうち飲…

葉桜ソメイヨシノ

待ちに待った春 久しぶりに出かけた近所のリハビリと癒やしの場所、貯水池公園 ソメイヨシノは、葉桜になっていた しばらく前、見守り隊たちが、ソメイヨシノの開花を 写…

本当の祈り

苦しみが 増してきた時 ある人が「あなた方のために祈っています」と言ってくれた それに対して 僕は「祈らないでほしい」と答えた それは とても失礼だったかもしれな…

イエス・キリストの愛は限りなく深い

一番厳しくて一番優しい 夫と出会う 喜んで助けてくれる 子供たちが生まれる ドア下に 命綱の酸素チューブが通る家に住む リハビリと心の癒やしになる 貯水池公が近く…

パンのおじさん再登場!

病友のパンのおじさん再登場! 沢山の沢山の沢山の 「赤いパンの袋亅を手に 寝ずにお世話してくれる家族を応援する為に 笑顔で訪ねてくれた! 彼の優しい心遣いにわたし…

元気百倍!

「♪  もし自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思いだせ ♪」 近くの貯水池公園を フラフラしながら それでも歌いながら歩く 早春を…

みんな一緒に踏ん張ろうよ!

見守り隊らが「梅の花が咲き始め、春が近づいた!」と知らせてくれた リハビリに使っている 近くの貯水池公園に 梅の木はないが 河津桜が春に向け、蕾をつけ始めた フラ…

寒水仙のように

夜が嫌い 近づくとドキドキする 寝るのが怖い・・・ 夜中、咳込み、腹痛、寒さで何度も起きる 時計を見ては 「まだ、1時間しか寝てない!」 「朝まで、あと何時間あるの…

チーム見守り

私には、沢山の見守り隊がいる 離れていても、写メや動画、ある時はさりげないショートメッセージを送り 気にかけてくれる見守り隊 思いを実際に行動であらわし、送り物を…

永遠の友達

夫と出会ったのは、大学のサークル 第一印象は、熊みたいな人、、 パーマをかけたモサモサの髪  顔じゅう、ヒゲだらけ お互い上京したばかりの田舎者 大好きな歌詞のス…

二刀流ドクターS

ドクターSは、夫の恩人 職場の紛争に巻き込まれた彼を支えてくれた人 学園闘争の世代だから、言動が熱い! 厳しさの中に優しさを持つ二刀流 夫や私のことを、30年近くも気…

冬を迎える力

予想もしなかった、長い長い夏が過ぎたと思ったら いきなり、肌寒い秋になってしまった 酷暑の間、リハビリ場所にしていた貯水池公園のひまわりは、焦げ付いて 桜の木は、…

踏み出そう!

今年の夏は、異常に暑かった 近所の貯水池公園で、酸素ボンベをコロコロしてのリハビリは断念 代わりに、涼しいスーパーやドラッグストアーへ 小心者の私だから、 近所で…

ゴトマン

ゴトマンは、高校の部活動の同級生 それぞれの苗字に、〇〇マンと付けて呼びあっていた 出会ったばかりの頃、ゴトマンは、お父さんを亡くした それでも彼女は、いつも明る…

「命の水」

「命の水は、温かな人間関係 自分の存在価値を認められることから得られる・・・ それは、生きる為に必要な『命』にかかわる大切な水・・・」 夫は、講義で、学者たちの説…

のぶさん

この世で一番尊敬している人は、義母 裏表が全くない人 夫の実家に一人で住む、白髪で小柄な91歳 大工の家に生まれた、8人きょうだいの長女 小学校を卒業し、家の仕事を手…

ホントウの主治医

ホントウの主治医

20年前、町の集団検診で、異常が指摘され
近くの中規模病院を受診、沢山の薬を処方された

だけど、子育て他で、毎日アタフタしていたし
症状も時々なので、薬もそのうち飲まなくなり、通院もしなくなった
そして、少しずつ、病気は進行し・・・咳、痰が増え、
時々、喀血もするようになった

久しぶりに受診した病院、古びた診察室の中で
主治医は、X線を見ながら、しかめっ面と厳しい口調で
病状のこと、気をつけな

もっとみる
葉桜ソメイヨシノ

葉桜ソメイヨシノ

待ちに待った春

久しぶりに出かけた近所のリハビリと癒やしの場所、貯水池公園

ソメイヨシノは、葉桜になっていた
しばらく前、見守り隊たちが、ソメイヨシノの開花を
写メや動画で沢山知らせてくれた

ありがたかった

でも、正直、わたしは、春の訪れを心から喜ぶ気持ちになれないでいた

ごめんなさい

わたしの「春」は、まだまだ来ていないから

こもれ美

本当の祈り

本当の祈り

苦しみが 増してきた時
ある人が「あなた方のために祈っています」と言ってくれた
それに対して 僕は「祈らないでほしい」と答えた
それは とても失礼だったかもしれない

だけど 僕はこう考える
相手のこと 何も知らないで 
ただ遠くから祈ることに どんな意味があるのだろう

それよりも 苦しむ人のもとへ行き
そして 今 何を感じ、何に苦しんでいるのか 聴いてあげてほしい
そしたら 何を祈ったらいいの

もっとみる
イエス・キリストの愛は限りなく深い

イエス・キリストの愛は限りなく深い

一番厳しくて一番優しい 夫と出会う
喜んで助けてくれる 子供たちが生まれる

ドア下に 命綱の酸素チューブが通る家に住む
リハビリと心の癒やしになる 貯水池公が近くにある

病いの辛さを励まし合う友たちと
沢山の見守り隊との出会いがある

イエス・キリストは
わたし達ひとり一人をよくご存知で
愛してくださっている

だから 今のわたしのために
ずっと前から 沢山の助けを準備してくださっていた

もっとみる
パンのおじさん再登場!

パンのおじさん再登場!

病友のパンのおじさん再登場!

沢山の沢山の沢山の
「赤いパンの袋亅を手に
寝ずにお世話してくれる家族を応援する為に
笑顔で訪ねてくれた!

彼の優しい心遣いにわたし達は
感謝した

こもれ美

元気百倍!

元気百倍!

「♪  もし自信をなくして くじけそうになったら
いいことだけ いいことだけ 思いだせ ♪」

近くの貯水池公園を フラフラしながら
それでも歌いながら歩く

早春を感じる昨日 
貯水池公園の河津桜は満開になった
「咲いていた! あと少し あと少しで 冬が終わる!」

元気百倍! みんなで待とう! 

こもれ美

みんな一緒に踏ん張ろうよ!

みんな一緒に踏ん張ろうよ!

見守り隊らが「梅の花が咲き始め、春が近づいた!」と知らせてくれた
リハビリに使っている 近くの貯水池公園に 梅の木はないが
河津桜が春に向け、蕾をつけ始めた

フラフラ歩いては、車椅子に座り込んでしまう私には
景色をゆっくり楽しむ余裕はない
それでも 河津桜の蕾を見ると 言いたくなる

「もう少しで春になる?」
「春だよね?」
「春になるよね?」
「あと少し、あと少しだよね? あと少しだよ!」

もっとみる
寒水仙のように

寒水仙のように

夜が嫌い
近づくとドキドキする
寝るのが怖い・・・
夜中、咳込み、腹痛、寒さで何度も起きる

時計を見ては
「まだ、1時間しか寝てない!」
「朝まで、あと何時間あるのか・・・」
と嘆く・・・

そして、朝を迎える!
朝! 朝!
今日も、生かされている!

朝日の差し込む窓から、冬の寒さに凛と立つ寒水仙が見える
私もこの花のようでありたい!
あなたも、そうあれますように!

こもれ美

チーム見守り

チーム見守り

私には、沢山の見守り隊がいる

離れていても、写メや動画、ある時はさりげないショートメッセージを送り
気にかけてくれる見守り隊
思いを実際に行動であらわし、送り物をしてくれたり、直接訪問してくれる見守り隊もいる
こうした人々には、心からの感謝の気持ちしかない

いつもリハビリで歩いている、近くの貯水池公園
寒椿が、咲きほこっていた
寒くて長い冬が来ている
いつにも増してしんどいと、よけいに冬を越せ

もっとみる
永遠の友達

永遠の友達

夫と出会ったのは、大学のサークル
第一印象は、熊みたいな人、、
パーマをかけたモサモサの髪 
顔じゅう、ヒゲだらけ

お互い上京したばかりの田舎者

大好きな歌詞のスポットを巡り歩いた
楽しかったな
性格は真逆だけど、価値観の合う友達になった
そして、二人は結婚した

いろんな所に住んで、5人の子供達も含め、いろんな経験をした
でも、晩年、私がボンベ生活するなんて想像しなかったね

一番私の気持ち

もっとみる
二刀流ドクターS

二刀流ドクターS

ドクターSは、夫の恩人
職場の紛争に巻き込まれた彼を支えてくれた人
学園闘争の世代だから、言動が熱い!
厳しさの中に優しさを持つ二刀流

夫や私のことを、30年近くも気にかけ
年に何度も贈り物をしてくれる

奄美大島の親善大使の彼 贈ってくれるものは
マンゴー、たんかん、生きた車海老・・・

そう言えば・・・
おがくずに忍び込んだ車海老たちと格闘する私の叫び
家の年中行事の一つになっていたっけ(笑

もっとみる
冬を迎える力

冬を迎える力

予想もしなかった、長い長い夏が過ぎたと思ったら
いきなり、肌寒い秋になってしまった
酷暑の間、リハビリ場所にしていた貯水池公園のひまわりは、焦げ付いて
桜の木は、落葉していた

久しぶりに、行ってみると、桜の蕾を見つけた
それは春への希望!
これから、冬を迎えるための力なんだ!

でも私は・・・本当は、気持ちも身体もしんどくなる冬を恐れてる
あなただって、そんな時があると思う

「私たちは、この冬

もっとみる
踏み出そう!

踏み出そう!

今年の夏は、異常に暑かった
近所の貯水池公園で、酸素ボンベをコロコロしてのリハビリは断念
代わりに、涼しいスーパーやドラッグストアーへ

小心者の私だから、
近所で見られるのが嫌で、
「少し遠くの場所でなら」と勇気をもって出かけてみた。

ボンベで歩く私の後ろを、夫は
片方の手で車椅子を押し、もう片方の手でカートを押す
それは、まるで大名行列のよう(笑)

歩き疲れたら、即、後ろに控える車椅子に座

もっとみる
ゴトマン

ゴトマン

ゴトマンは、高校の部活動の同級生
それぞれの苗字に、〇〇マンと付けて呼びあっていた
出会ったばかりの頃、ゴトマンは、お父さんを亡くした
それでも彼女は、いつも明るく、前向きだった

高校時代、自分を出せずにいた私
彼女の優しさに甘えて、自分勝手、ゴーイン、お調子者だった
傷つけてしまったこと、沢山あったと思う
「ごめんね」

私が一人住む東京に、よく来てくれて
一緒に、沢山お出かけしたよね
遠出の

もっとみる
「命の水」

「命の水」

「命の水は、温かな人間関係
自分の存在価値を認められることから得られる・・・
それは、生きる為に必要な『命』にかかわる大切な水・・・」

夫は、講義で、学者たちの説を紹介しながら
目の前の人に尋ねる

「あなたの心のコップのかたちは? 大きさは?」
「そのコップには、どのくらいの水が入っていますか?
「あなたは、どのくらいの水を必要としますか?」

「私の心のコップは、とっても小さくて
水は、そん

もっとみる
のぶさん

のぶさん

この世で一番尊敬している人は、義母
裏表が全くない人
夫の実家に一人で住む、白髪で小柄な91歳

大工の家に生まれた、8人きょうだいの長女
小学校を卒業し、家の仕事を手伝いながら
母親のように、小さな妹や弟達の世話をしてきた
子育てを終えた晩年、姑の介護、病気の夫の介護に明け暮れた

我が家の子どもたちが、小さかった頃
夏になると、一ヶ月近く帰省し
朝から晩まで、走り回り、小競り合い
ちゃぶ台の下

もっとみる