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聞き上手な集団は話しやすい集団
昨年に出した次の本について。 『学級経営がラクになる! 聞き上手なクラスのつくり方』学陽書房 https://www.amazon.co.jp//dp/4313654836 学級経営において「話が聞け…
学校教育で「芸術作品」を評価できるのか
「学級づくり修養会HOPE」で話題に出した本。 『今日の芸術 時代を創造するものは誰か 新装版』 岡本太郎 著 光文社文庫 https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/978…
聞き上手な集団は話しやすい集団
昨年に出した次の本について。
『学級経営がラクになる! 聞き上手なクラスのつくり方』学陽書房
https://www.amazon.co.jp//dp/4313654836
学級経営において「話が聞ける」。
この大切さについて、どれぐらい肚落ちしているかである。
昨年、他校や出版社、企業等からの参観者が複数あった。
見てくれた方は誰しも子どもたちの「話の聞き方」について言及してくれている。
現場が本当に助かる教育施策は「なくす」「へらす」のみ
前号で、「善魔」について記事を書いた。
昨年11月4日付の産経新聞の社説に「善魔」についての記事が載っていた。
遠藤周作氏の言葉ということで載っていたが、調べると作家の岸田國士の「善魔」という小説が1951年に発表とのことなので、こちらがオリジナルなのかもしれない。
この新聞記事では、政府の様々な施策を「善魔」として批判している。
記事中では、以下のニーチェの言葉を引用している。
「悪意のように
自らの権利を勝ち取るために
世の学校、特に中学・高校において、生徒の自由拡大の気風が起きている。
面従腹背の状態より、はるかに望ましいことである。
自由を求めることで、初めて責任について真剣に考え始めることができるからである。
その過程において、仲間との協力、周囲の理解を得ることの重要性も学べる。
それは、甘えからの脱却機会ともなる。
「クラス会議」で求めている力そのものである。
自由の権利を拡大して欲しけど、責任を負う
ルールに「自分くらい」も「ちょっとぐらい」もない
前号に引き続き、自由と権利、ルールについて。
ちなみにメルマガ上では、スポーツの日に書いた記事である。
この日は
「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」
と定義されている。
勝ち負けに注目されやすいが、本来は他者尊重の精神こそがスポーツの根底にある。
そこでスポーツでは、「線引き」がはっきりしている。
陸上でも球技でも何でも、ライン上の「ここから
常に有限で条件付きの中の自治と自由
クラス会議や自治的学級づくりにおいて、よく聞く悩みについて。
様々なものがあるが、要約すれば
「子どもたちをなるべく自由にして、意見を尊重したいが、それは怖い、うまくできない。」
というものである。
この意見は、一面間違いなく正しい。
だからこそ、自治的学級づくりを志向する際、ここに悩むのは必然である。
子どもに無条件な「自由」を与えて「意見の尊重」を無限に保障すれば、教育は一切成り立たなくな
学校教育で「芸術作品」を評価できるのか
「学級づくり修養会HOPE」で話題に出した本。
『今日の芸術 時代を創造するものは誰か 新装版』
岡本太郎 著 光文社文庫
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334793111
かなり前に読んだ本だが、改めて読むとまた発見があり、話題に出した。
この理由は、ちょうどこの頃、夏休みの「宿題」の在り方、各種コンクールへの出品について、再考し