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つながりの中にいる、自分を確かめる

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つながりの中で、書かせてもらったnote。自分でも読み返してしまうような、大切にしたい文章です。翻訳や編集で携わったものも。
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"わくわく"起点、NPOの広報の仕事。東北の小さな町と支えられる人達との温かな「つながり」を結ぶ-NPO法人SET広報ファンドレイズ部

"わくわく"起点、NPOの広報の仕事。東北の小さな町と支えられる人達との温かな「つながり」を結ぶ-NPO法人SET広報ファンドレイズ部


はたらく上で大切なのは、一人ひとりの"わくわく"感。
"想い"をベースに、東北の地から、
人、まち、社会に向き合う、『NPO法人SET』(以下SET)。

そんな"青春"のような、SETの仕事についてご紹介。
今回は特に、まちで紡がれる物語を届け、支えてくださる方々との温かな「つながり」を結ぶ『広報ファンドレイズ部』についてお話します。

仕事をはじめるには、まずは"想い"から

まずは、わたし

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かけがえのない「一泊」を繋ぎつづける。-地域の方と中高生の出逢いをむすぶ、NPO法人SET民泊事業

かけがえのない「一泊」を繋ぎつづける。-地域の方と中高生の出逢いをむすぶ、NPO法人SET民泊事業

ただ、“泊まる”だけじゃない。その「一泊」で受け取った愛が、染み渡り人生を支える体験となる。

震災直後に任意団体として発足。2013年から法人化し、岩手県陸前高田市を中心拠点に活動してきた『NPO法人SET(以下SET)』。

地域の方と共につくり、手掛けてきた事業の一つが「民泊事業」。
地域のご家庭に、ほかの場所から訪れた方々が宿泊。"等身大の暮らし"を体験し、地域の方々との交流を深めるもので

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代表として歩んだ10年は、孤独ではなく青春だった_法人化10周年記念:理事長 三井俊介インタビュー【後編】

代表として歩んだ10年は、孤独ではなく青春だった_法人化10周年記念:理事長 三井俊介インタビュー【後編】

東日本大震災の2日後、任意団体として発足し、
2013年6月18日に法人化した『特定非営利活動法人SET(以下 SET)』は今年で10周年。

前編から引き続き、10周年を記念して理事長・三井俊介に話を聴きます。

前編はこちら↓

後編となる今回は、理事長として歩んだ10年間や、SETの現在とこれからについて聴きます。SETがつながってきた人々、そして今後もつくっていきたい未来について。
ぜひ、

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NPO法人 SETが"生きてきた"10年間_法人化10周年記念:理事長 三井俊介インタビュー【前編】

NPO法人 SETが"生きてきた"10年間_法人化10周年記念:理事長 三井俊介インタビュー【前編】

この6月、10周年を"お祝い"するNPO法人が東北にあります。

2011年3月13日。東日本大震災の2日後、任意団体として 発足した『SET』。
2013年6月18日に法人化し『特定非営利活動法人SET(以下 SET)』となり、今年で10年。
岩手県を拠点に、活動をつづけてきました。

今回は10周年を記念して、理事長・三井俊介に話を聴きました。

前編となる今回は、SETの10年間を振り返りま

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『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【後編】

『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【後編】


"自然"の中で「暮らす」こと
「丁寧な暮らし」とよく耳にするけれど、
「暮らす」って、いったい何でしょうか。

暮らしの基本にある、「食」。

得意なひとも苦手なひともいる、
自分たちで毎日、料理する。

作り手が、「ご近所の誰々さん」なキャベツ。
海から上がり、磯の香りのする人から受け取るウニ。

目に映る人や自然から、
台所へつながれて来た食材は、まさに”恵み”。

泥を落として、いやな虫を

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『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【前編】

『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【前編】



"Life is messy..."

人生は、単純じゃない。

嫌なこと。大変なこと。面倒くさいこと。、、、いくらでもある。

一日を生き抜くだけでも、目の前にならぶ選択肢は途方もない。
自分をとりまく要素も、混み合っていて、悩みは尽きない。

「先の見えない世の中だ」なんて言うし。
ややこしくって、「お手上げ」ってしたくなる。

それでも、

”今日”を生きている自分は、
何かに「希望」を

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「ここで、夢が叶った。」-デンマークからやってきた家族が、東北のちいさな町で"暮らした"3ヶ月のこと

「ここで、夢が叶った。」-デンマークからやってきた家族が、東北のちいさな町で"暮らした"3ヶ月のこと

"グローバル社会"なんて言葉も、もはや使い古されたような現代。

海外から人々がやって来て旅行をしたり、
勉強や仕事をしに日本に滞在することは、もはや、当たり前すぎる光景。

ですが、単なる旅行や働く目的などではなく。
また、世界的にも知られる都市でもなく。

”ちいさな田舎”で、「暮らし」をした人たちがいます。

北欧デンマークという、遠く離れた国からやってきて。
そして、彼らは「家族全員」でこ

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