どうしようもなく繋がり合う"わたし達"を続けよう。緘黙症と表現と、人と自分と、「大好き」
今までずっと、自分のお気に入りはどうしても、人に渡すことは出来なかった。
とくに、自分がつくったものは、人に譲ることは出来なかった。
物はあまり持たない方で、むだなもの、と感じるものは、すっきりとさせたくて、
こころゆくお気に入りのもので、自分の空間は埋まらせたくて、
でも、ひとりの暮らしから家族になって、半分くらい自分だけのお気に入りでは埋まらせられなくなったけど、そのちぐはぐさにも愛おしさをおぼえられて、
でも、心地の良さを守るためには空間の容量と占める均衡は保ちたくて