Change Makers' College

のんびりした漁師町で、共同生活をしながら美味しいご飯を食べて、仲間と生き方を語り合う暮…

Change Makers' College

のんびりした漁師町で、共同生活をしながら美味しいご飯を食べて、仲間と生き方を語り合う暮らしがある学び舎です。 noteでは卒業生の体験談などを主に投稿しています。 ☆次期(2023年4月~)コースの参加者を現在募集中です!

マガジン

  • 卒業生の声

    CMC卒業生の感想文やインタビューを集めています! CMCにどんな人が集まるのか?どんな学びを得ているのかはこちらから。

  • CMCの自己紹介

    Change Makers' Collegeがどんなところなのか?ヒト・コト・バショにフォーカスして紹介しています。

  • クラスの紹介

    岩手県陸前高田市にある、ウェルビーイングの学び舎「Change Makers' College」の選択クラスの紹介です。 各クラスのコーディネーターが、自分の担当するクラスについて想いを語ります。

  • CMCと出会った人々

    CMCを訪れ、体験を言葉にしてくれた人たちの声です。プログラム参加者だけではなく、この町には全国・世界からさまざまな人が訪れてきます。それは、なぜなのでしょうか。

  • 職員室通信〜学年主任のつぶやき〜

    みんなと一緒に生活しているファシリテーター(自称学年主任)がCMC職員室メンバーに向けた通信。愛あり、学びあり、生活感ありの不定期通信です。だいたい1000~2000字くらい。

最近の記事

  • 固定された記事

「たっぷりの余白、温かなつながり、心地よい刺激に満ちた学びがある暮らし」4月開校の4ヶ月コースについて

みなさんこんにちは! フォルケホイスコーレの学生とともに、漁師町で暮らしながら生き方を探求するChange Makers' College(以下、CMC)。 2023年4月16日から、8回目のCMCの4ヶ月コースがスタートします! 昨年度は10名の個性豊かなメンバーが参加し、 前半の2ヶ月は、デンマークのフォルケホイスコーレからやってきた4名のメンバーとも、生活を共にしていました。 (この記事を書いている私も10名のうちの一人でした🙋‍♂️) 来年はどんな4ヶ月になるのか

    • 新たな教育観を育む旅へ!Global Højskole Camp 2023参加者募集

      私たちChange Makers' Collegeは、デンマークのフォルケホイスコーレと共に、一人ひとりが「よりよく生きる」ための教育を探求しています。 フォルケホイスコーレはデンマーク発祥の成人教育機関。試験や成績が一切なく、民主主義的思考を育み、知の欲求を満たす全寮制の学校です。この教育機関は、国や地域、コミュニティが大きな傷を負った時に、それを「自分たちで生きる」ための教育機会として提供してきました。 東日本大震災が起きた陸前高田。その地で2017年に開校したCha

      • 今いる場所から離れて見えた、「生き方」の幅広さと、人を信じきること。〜CMC7期生振り返りレポートvol.4〜

        休学する時、必ず聞かれるのが「休学中何するの?」という問いです。 相手は単純な興味で聞いてくれているのかもしれませんが、それがプレッシャーになってしまうこともあるのではないか。と思う時があります。 休学はあくまでも手段であり、何か目的がないといけない。休学が徐々に受け入れられている中で、そんな見えないプレッシャーが休学すること自体の可能性を狭くしてしまっているかもしれません。 何か行動していないと、何か目的がないと、立ち止まってはいけないのでしょうか? 何か目的を定め

        • 休学中や卒業後にじっくり暮らすなかで見つけた、人とのつながり方〜CMC7期生振り返りレポートvol.3〜

          大学で学んでいることがイマイチしっくりこない。 就職するまえに、もっと自分の知らない世界を見てみたい。 でも明確な目的はないし、何をしたらいいのだろう? 休学など一定の時間をとって、自分のやりたいことを探求する時間を「ギャップイヤー」と言います。 海外では大学入学前や在学中、卒業後にギャップイヤーをとることは一般的ですが、日本ではそこまで増えてはいない印象です。 だから、海外留学やインターンといった休学中の選択肢も増えつつあっても、明確な目的がないから……。と足踏みして

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        「たっぷりの余白、温かなつながり、心地よい刺激に満ちた学びがある暮らし」4月開校の4ヶ月コースについて

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        忙しく流れる時間の中で、大事なものを大事にしたいと願うあなたに。【前編】

        忙しく流れる時間の中で、大事なものを大事にしたいと願うあなたに。【後編】

        「生きる」を学ぶフォルケホイスコーレ。「生かす」を学ぶChange Makers' College。

        「ここで、夢が叶った。」-デンマークからやってきた家族が、東北のちいさな町で"暮らした"3ヶ月のこと

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        • CMCと出会った人々
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          Change Makers' College

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          社会で働き、学ぶなかで生まれた喪失感と閉塞感。CMCで学んだ自分との付き合い方とゆるやかな変化。〜CMC7期生振り返りレポートvol.2〜

          毎日働いて、生活は安定しているけどなんだか苦しい。 大学で学んでいて、嫌なことはあまりないけど、なんか物足りない。 そう思うことは贅沢なのでしょうか? CMCでは、いろんな背景の人が集まります。休学している大学生もいれば、仕事を辞めて人生を見つめ直したくて来る人もいる。高校卒業直後に参加してくれる人もいます。 共通点は、みんななんだかモヤモヤしている。それだけ。 最初はそれは漠然としていても、CMCの舞台である広田町で暮らしているうちに、モヤモヤが問いとなり、自分の大切な

          社会で働き、学ぶなかで生まれた喪失感と閉塞感。CMCで学んだ自分との付き合い方とゆるやかな変化。〜CMC7期生振り返りレポートvol.2〜

          CMCオープンキャンパス私たちの-生き方と景観のつながり-

          今回CMCオープンキャンパスと題して デンマークのフォルケホイスコーレとも連携している私たちCMCとランドスケープデザイナー(※1)田瀬理夫(※2)さんの専門である循環する景観づくりをしながら、それぞれの生き方を探求する3日間の合宿型イベントを行いました。 今回このイベントを開催したのも、私自身CMCに参加していく中で 自然と共に、どのように生きていくか自分の中で問うたのがきっかけの一つでもあります。 現在は、パーマカルチャーデザイナーとして1年半活動していく中で見えてきたも

          CMCオープンキャンパス私たちの-生き方と景観のつながり-

          参加動機は人それぞれ。日常を積み重ねて、自分の土台をつくる。〜CMC7期生振り返りレポートvol.1〜

          今の現状に何か違和感があるけど、どうしたらいいかわからない。 そんなモヤモヤを持っている人たちが集まってくるのがChange Makers` College(以下CMC)です。 CMCに集まってくる人の動機はさまざま。明確な動機を持っている人もいれば、漠然と面白そうだと思って参加する人もいる。いろんな目線や想いを持った人が一緒に暮らし、対話し、生きることを学びます。 CMCを卒業した人たちは、どんな想いを持ってCMCに辿り着き、どんな時間を過ごしたのでしょうか?そのストー

          参加動機は人それぞれ。日常を積み重ねて、自分の土台をつくる。〜CMC7期生振り返りレポートvol.1〜

          個人と地域と世界と繋がり、生きづらさを可能性にしていく。〜CMC5周年記念イベントレポート〜

          Change Makers’ Collegeは、陸前高田市広田町で「生き方をつくる学び舎」を運営しており、今年5周年を迎えました。 よくわからない学び舎が、5年間も続くことは奇跡のような話で、精一杯お祝いしたい。そして5年間やってきたからこそ見える、Change Makers` Collegeの魅力や価値があるはず。 それを今まで関わってくださった方と考えよう! ということで、2023年1月14日に5周年記念イベントが開催されました。 イベントでは過去の参加者が話す個性

          個人と地域と世界と繋がり、生きづらさを可能性にしていく。〜CMC5周年記念イベントレポート〜

          簡単には救いをくれない世界を、複雑なまま愛そうと思った:後編

          3, 人生を生き直した、最後の1ヶ月 「どうせあなたも愛しちゃくれないだろう」 CMCも残り1ヶ月に差し掛かったタイミングで訪れた、 2泊3日の修学旅行。 1泊目は岩手北東部の山中にある、 手紙でしか予約が取れない”苫屋”という囲炉裏のあるお宿に泊まりました。 囲炉裏を囲んで自家製のお野菜やジビエ料理を食べ、 傍を流れる小川に蛍を眺めにいき、 宿に戻るとそれぞれが一人の時間を過ごしたり、 ゆったりと語らう時間を過ごしました。 夜も深くなり、 ほとんどのメンバーが 床に

          簡単には救いをくれない世界を、複雑なまま愛そうと思った:後編

          簡単には救いをくれない世界を、複雑なまま愛そうと思った:前編

          ビジョンやミッションに出会えなくても、 「私は今、淋しい」 って言えたらそれで十分な時もあるんじゃないでしょうか。 少なくとも僕はこの一年はそんな調子でした。 強くあらねば、 一人の自立した大人として立たねば、 そんな気持ちを、 広田町は一度崩してくれる場所なのかもしれません。 めちゃくちゃマッチョな会社員時代を過ごした 26歳男子「かっぴー」が、 昨年経験したCMCでの4ヶ月間を綴ってくれました。 1, ビジョンに向けて懸命になっても、気ままに生きても、どこにも理想

          簡単には救いをくれない世界を、複雑なまま愛そうと思った:前編

          「昼、何かに行き詰ると散歩に行き、夜になると星を観に行く。」 - 人生まれにみる豊かな時間をふりかえって。

          暮らしの中に豊かさを見つけていく。 陸前高田市広田町にいるとそんな日々が続きます。 その豊かさは、何気ないものばかり。 今回体験記を書いてくれたこうきも、 その何気ない景色に豊かさを感じてくれた一人です。 コミュニケーションは苦手。 でも何かを他人と共有することは楽しそう。 そして、小説を書く楽しみにも出会ったこうきから見た世界を、 たくさん表現してくれました。 ぜひご覧ください。 人生まれにみる豊かな時間…   楽しかったこと、悔しかったこと、 面白かったこと、

          「昼、何かに行き詰ると散歩に行き、夜になると星を観に行く。」 - 人生まれにみる豊かな時間をふりかえって。

          「ここで、夢が叶った。」-デンマークからやってきた家族が、東北のちいさな町で"暮らした"3ヶ月のこと

          "グローバル社会"なんて言葉も、もはや使い古されたような現代。 海外から人々がやって来て旅行をしたり、 勉強や仕事をしに日本に滞在することは、もはや、当たり前すぎる光景。 ですが、単なる旅行や働く目的などではなく。 また、世界的にも知られる都市でもなく。 ”ちいさな田舎”で、「暮らし」をした人たちがいます。 北欧デンマークという、遠く離れた国からやってきて。 そして、彼らは「家族全員」でこの体験をしました。 「幸福の国」といわれてきた国の一家は、 日本の田舎町で何を

          「ここで、夢が叶った。」-デンマークからやってきた家族が、東北のちいさな町で"暮らした"3ヶ月のこと

          “ずっとCMCをしている”

          こんにちは。ももです。 山形県出身の25才です。 わたしは、2019年4月〜8月に、CMC3期生として参加していました。 現在は岩手町に移住して、仲間5人とシェアハウスで賑やかに暮らしています。 今回はCMCでやったこと・学んだこと・感じたことの体験談というよりも、 CMCから3年経ち今を生きるわたしとして、 記してみようと思います。 CMCだけにフォーカスするのでなく、 CMCという点を打ち、地続きで人生を歩んでいる今のわたしを見て、面白がってもらえたら幸いです。 「ず

          “ずっとCMCをしている”

          『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【後編】

          "自然"の中で「暮らす」こと 「丁寧な暮らし」とよく耳にするけれど、 「暮らす」って、いったい何でしょうか。 暮らしの基本にある、「食」。 得意なひとも苦手なひともいる、 自分たちで毎日、料理する。 作り手が、「ご近所の誰々さん」なキャベツ。 海から上がり、磯の香りのする人から受け取るウニ。 目に映る人や自然から、 台所へつながれて来た食材は、まさに”恵み”。 泥を落として、いやな虫を拾って やっと形になる食材は、手間はかかるし。 同じ野菜が続くと、レシピを組むの

          『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【後編】

          『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【前編】

          "Life is messy..." 人生は、単純じゃない。 嫌なこと。大変なこと。面倒くさいこと。、、、いくらでもある。 一日を生き抜くだけでも、目の前にならぶ選択肢は途方もない。 自分をとりまく要素も、混み合っていて、悩みは尽きない。 「先の見えない世の中だ」なんて言うし。 ややこしくって、「お手上げ」ってしたくなる。 それでも、 ”今日”を生きている自分は、 何かに「希望」をみたいんじゃないか。 みてるんじゃないか。 そんな気もする。 嫌なことさえ「

          『人生って、"ややこしい"。でも、』-生きることの"明"も"暗"も、のぞむところな学び舎が東北にある。【前編】

          「私たちは皆、同じ人間なのでしょう」-日本の田舎町の"一部になった"、北欧から来た彼の物語。

          デンマークにあるノーフュンスホイスコーレの学生が 10週間の広田町滞在の中で「Think Globally、Act Locally*」を実践する 「World Camp Nordfyn(ワールドキャンプノーフュンコース)」。 CMCの4ヶ月間のうち、前半の2ヶ月を共に過ごした ”ビャストゥー(Bjartur)” が参加感想文を書いてくれました。 ぜひご覧下さい! -------------------------- こんにちは、ビャストゥーです 私はフェロー諸島出身

          「私たちは皆、同じ人間なのでしょう」-日本の田舎町の"一部になった"、北欧から来た彼の物語。