めも。サンドラ・シスネロス『サンアントニオの青い月』(白水Uブックス/くぼたのぞみ=訳)2019年12月24日発売。希望と挫折が交差するメキシコとの国境の町で、ひたむきに生きていく女たち。22編の掌編で展開される圧倒的な声の集積。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b487668.html
めも。残雪『蒼老たる浮雲』(白水Uブックス/近藤直子=訳)2019年7月5日発売。前衛的な小説を生みだしてきた残雪氏の作品集。隣り合わせの家に住む夫婦たちの奇妙な生活を描いた中編小説、そのほか初期の短編小説を併録。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b457640.html
めも。残雪『カッコウが鳴くあの一瞬』(白水Uブックス/近藤直子=訳)5月10日発売。姿を消した「彼」を探してさまよう女の心象風景を描いた表題作を始め、残雪の初期短編小説を集めた作品集。訳者による『残雪―夜の語り手』も併録されている。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b451088.html
めも。フラン・オブライエン『ドーキー古文書』(白水Uブックス/大澤正佳=訳)1月24日発売。世界破壊計画を企てる科学者にして神学者ド・セルビィ、生きていたジェイムズ・ジョイス。まさに奇想小説と呼ぶべきオブライエン最後の傑作。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b427611.html
めも。トンマーゾ・ランドルフィ『カフカの父親』(白水Uブックス/米川良夫 他=訳)11月5日発売。カフカの父親が巨大な蜘蛛となって出現する表題作を始めとする奇想的な作品集が復刊。本書は国書刊行会版に『ゴキブリの海』を追加収録。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b377967.html
めも。残雪『黄泥街』(白水社Uブックス/近藤直子=訳)10月11日発売。汚物にまみれた街。空からは黒い灰が降り、店の果物が腐り、動物が狂う混沌の街で奇怪な噂が流れる。河出書房新社版刊行より26年の年月を経て白水Uブックスより復刊。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b375952.html
めも。『マンゴー通り、ときどきさよなら』(白水Uブックス/サンドラ・シスネロス/くぼたのぞみ=訳)5月18日発売予定。1996年に刊行された晶文社版の復刊かな。翻訳者くぼたのぞみ氏はJ.M.クッツェー作品でお馴染み。気になる本。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b357605.html
以前はイタロ・カルヴィーノと言えば岩波文庫・河出文庫のイメージが強かったけれど、この頃は白水社(白水Uブックス)が勢い付いている。1月24日には『木のぼり男爵』が刊行されるので注目。欲しい本がどんどん増えてお気に入り欄がパンクしそう。 http://www.hakusuisha.co.jp/book/b335551.html