近年、雲龍院によくお邪魔する理由の一番は、やはり「写経」である。
また写経のあと、お茶と茶菓子をいただきながら庭園をゆるりと眺めるのも楽しみ。
そして、その庭園を囲む各書院の趣向が心に響く。
In recent years, the number one reason why I often visit Unryu-in is "copying sutras". Also, after copy
雲龍院には、さまざまな感情を奮い立たせる雰囲気がある。心の運動ができる妙なる場所だと思っている。屋内にいながら外の風景をみせてくれる。写経道場や悟りの間もさることながら、「蓮華の間」や廊下の隅々にも繊細で妙なる情緒感性があふれている。
Unryuin has an atmosphere that inspire various emotions. I think it is a strange
雲龍院の書院には「悟りの間」という部屋がある。そこには、四角い「迷いの窓」と、丸い「悟りの窓」がある。入口近くの「迷いの窓」は人生における苦しみを象徴し、「生老病死四苦八苦」を表しているといわれている。そして奥にはある「悟りの窓」は真円で、禅における悟りの境地を表し、宇宙が表現されているといわれている。そして窓越しに、四季折々の景色が楽しめるようになっている。
There is a room c
神社仏閣が好きで心赴くままに参拝鑑賞させていただいている。その中でよく訪ねる寺院がいくつかある。その一つが、京都東山にある真言宗泉涌寺派の総本山である御寺 泉涌寺(みてら せんにゅうじ)。ご存じの方も多いと思うが、皇室と深いかかわりのある仏教寺院である。昨年の、天皇陛下・皇后陛下の「即位の礼」のあとに京都をお訪ねになった時にもご参拝された寺院である。
As an admirer of shrin