どこでもない場所

卵物語1巻限定記事*タマゴワールドへようこそ

卵物語第1巻ご購入誠にありがとうございます。購入者特典第一弾として今からあなたをタマゴワールドにご招待致します。

🎪🎪🎪🎪🎪

タマゴワールドは宇宙のどこを探しても見つからない特別でファンタジー溢れる遊園地でございます。

はーい、僕たまごまるだよ🐣

ご案内は僕にお任せくださいませ。

当遊園地はあなたの選択により、乗るアトラクションが決まる、ドキドキワクワクな仕組みを採用しており

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ひよこまるだよ🐥スキありがとね
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人魚と約束

何冊かあるお姫さま絵本の中で、唯一王子様と幸せに暮らせなかったのは人魚姫だった。でもノーハッピーエンドとは言えない。これでよかったよね、と、最後はそばで見ていた昆布のごとく、やさしく切ない気持ちになったものだ。

子供の時出会った人魚は、愛する人に近づきたくて、人魚でいることを捨てた人魚。なのに気付いてもらえずに自ら泡となって消えます。大人になって出会った人魚は、人魚のままで家族に愛され育った人魚

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ありがとうございます。うれしいテレパシー送ります。びびび。
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本のできごころ 〜浅生鴨・選「喜びも哀しみも日常の中に」5冊セット

毎週末書店に行くのがほぼ習慣になっていました。小さい書店でも1時間ぐらい、大きな書店だと3〜4時間はぶらぶらしちゃう。

その時間でもっと本が読めている気がしないでもないですが。

実際に手にとって惚れこんだりとか、ふと目に止まった帯文に惹かれたりとか、書店での出会いがいいんですよね。正直、通販じゃ物足りないと思っていました。

ところが最近はなかなか外出しづらい状況になり、書店自体も休業を余儀な

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照れるなぁ☺️
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坂道の記憶

生まれ育った家が横浜だったわたしにとっては、東京はつねに手の届くところにあった。働いていたのも東京だったけれど、そこはあくまで行く先であって、住むことができる場所だなんて実は考えたこともなかった。

 実家を飛び出て、なんにも知らない街でひとり暮らしをはじめて最初に驚いたのは夜の長さだ。その時間が欲しくてひとり暮らしをはじめたはずなのに、数ヶ月もするとあまりの寂しさに居ても立ってもいられず、用もな

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ありがとう(^∇^)
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浅生鴨さんインタビュー(人生編)

このインタビューは2018年8月25日に行ったものです。以前のアカウントを削除せざるえなくなり、お引っ越ししました。
いま読み返してもハッとするお話満載です🦆

◆ 欲のない「なんとかなる」

--『どこでもない場所』というエッセイ集は「迷いを残しておくって良いもんだよ」という本ですよね。

うん。

--迷いとかあそびとか。それで、いいんですよね。

いいんです! 良いんですよ。

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よい1日を!
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浅生鴨さんインタビュー(創作のヒミツ編)

このインタビューは2018年8月25日に行ったものです。以前のアカウントを削除せざるえなかったので、お引っ越ししました。

浅生鴨さんが「皆が同じようにしている体験を、ちょっと歪んだレンズで拡大してみせた」という迷エッセイ集『どこでもない場所』。
これを読めば鴨さんのヒミツがわかるかも、わからないかも。迷子必至の浅生ワールドへ出発進行です。

浅生鴨(あそう かも)さんプロフィール
1971年 神

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ありがたき幸せ!
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『どこでもない場所』は人生を楽しむ案内書

迷子でいいのだ
方向音痴への道【総括】
目的地さえなければ方向音痴にはならない。
目的地がぜんぶ悪い。

私はエッセイが好きだ。
エッセイの良い所は、だいたい長くても20ページぐらいなのでさくっと読める所と作者の人柄が文字に顕著にあらわれる事。

本を読んでいる時はどうしても頭の中に文字からの姿を投影して映像が流れる。まるで、映画のように。

小説の場合だとどうしても、一気読みをしないと前後のシー

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ありがとうございます!
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『どこでもない場所』を読み直して救われる

読んだときのあったかい気持ちにまた出会いたくなって、浅生鴨さんのエッセイ集『どこでもない場所』を読み直してみた。

「また深夜にこの繁華街で」の最後の部分を読んだら、また胸がじんわりあたたかくなった。

これはかつて、汚水処理のバイト中に成人式帰りの楽しそうな人々を眺めていた青年の話だ。

最後の連のはじめの文章で、私はなぜだか救われた。

なりたかった自分になれないまま生きていく。それが生きてい

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よい1日を(^-^)
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矛盾の波を掻き分けて溺れて沈んだ私の指は生きた証を深海に刻む

溺れそう。

目的地へ着くために
大きな船に乗っていて
すごい速さで進むんだけど

波のしぶきははるか眼下

風の音は聴こえるけれど
魚の音は聴こえない

「速かろう。濡れることもなければ凍えることもない。賃金はちと高くつくがこの船に乗れば安泰だ。」

艦長の言葉に納得したのは
果たしてどの私だったか

溺れそう。

溺れるわけなどないのに
雨に濡れさえしない室内が嫌になって
甲板に飛び出す

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