どこにも
本当は時々、私の居場所なんて何処にも無いんじゃないか?と思う。
お家の家賃は夫のお給料から出てるから屋根のある所で眠れているのが、私の頑張りって感覚はないし、私の職場から私が居なくなっても翌日には私の入る前の元の職場の姿に戻ると思う。もしかしたら一日もかからないかもしれない。
私の事が好きだと言う人には嘘ばかりつかれて、私にいて欲しい訳じゃなく、都合の良い時だけ好きで私の全部を受け入れる気持ちなんて無いんだとわかってるし、実家には私の事を好きだと言う嘘すらついてくれる人すらもいない。
友達はいるけど、心置きなく甘えていいのか、何処まで迷惑かけて良いのかわからない。
じゃあもう死ぬしか無いのかもなとも思うけど、未遂はあっても本当に死ぬのは初めての事だから手順に間違いがあって失敗して何らかの障害が残って生き延びるのはもっと怖い。既に聞こえない耳を持ってるから欠損に対するイメージは人一倍ある。
こんな事書いても明日も明後日ものうのうと生きるよ。だって死んだ先にもきっと居場所はないだろうから。