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種の本欄から「どこにもない場所の探し方」について

miminashi02
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「どこにもない場所の探し方」について

西村忠彦「松本市在住」

もう6年前になりますが、高校で世界史を講じたきた先生か、その定年退職を期して集大成として「ペルさんの世界を語るための世界史」なる本を出版しました。

1930年生まれという私のような教育を受ける過程で世界史など満足に教えられて来なかった物にとっては、
貴重な遅蒔きの教科書でありましたが、
その著者鈴岡潤一さん「愛称ペルさん」
が、ポケット版260ページの本を今年上梓されました。
う~ん「ユートピア」か、とページを綴ると、
とユートピアという

語が今から500年ほど前

ヨーロッパ社会の世情を痛烈に批判して

結局は死刑に処せられ世を去った

イギリスの人文主義学者、

トマス、モアの造ったことばであり

わらわれは通常「理想郷」と訳された言葉

で、理解しているのだが、

その元の意味は「誰も知らない場所」という

ギリシャ語語源の言葉であるという

ところから、そのモアの描いた「誰も知らな

い場所、理想郷」とは如何なるものであるか

を著者は説明する。

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