賑やかな繁華街の狭い階段を登った二階にその店はあった。赤いケトルの木製看板。少し重い扉を開けると「カランコロン」ドアベルの音と共に、ふわっと珈琲が香る。 コの字…
先週、読書会に参加してきました。 こすぎナイトキャンパス『どこでもない場所』 ~ 著者の浅生鴨さんにインタビューしよう! ~ 読書会というものに参加したこともなく…
幼い頃、雨の日、いや、ピカピカに晴れている日でも、それは起こった。突然、何か胸の奥がザワザワして拠り所のない感覚に襲われる。視界にモヤがかかって、なんとも気持ち…