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カウンセリング/コーチング

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カウンセリングやコーチングに関することを綴っています。
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2021年4月の記事一覧

決めた時間内でやりきる

決めた時間内でやりきる

1日24時間。あらゆる人に平等に与えられているもののひとつが「時間」です。一方で、与えられる総時間数は人によって大きく違います。人生80年時代と言われてますが、「限りある時間」の長さは人それぞれです。時間に追われている日々と嘆くのではなく「決めが時間内でやりきる」。そんなことを綴ってみました。

与えられたあらゆる資源を使おうとする二言目には「時間がない」「忙しい」と口にする方がいます。実際にやる

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自他不敗=自分も負けない、相手も負けさせない

自他不敗=自分も負けない、相手も負けさせない

自分も負けない、相手も負けさせない。
人生に活用する為の知行徳一の実践的学問が、自他不敗の活学。この「自分も負けず、相手も負けさせない」という「自他不敗」の考え方は、これからの持続可能な社会に通じるもの。安西裕也先生の特別稽古会を通して感じたことを綴ってまいります。

武学「武学」という言葉を聞いたことはありますか?私は1年半くらい前にたまたまあるコミュニティを通じて知り、直感的に通じるものとの感

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グチ=改善案(「グチ活」会議)

グチ=改善案(「グチ活」会議)

グチを言っちゃいけない。グチをこぼすなんてマイナスだ。
グチをネガティブに捉えていませんか?実際に「あいつはいつもグチをこぼして」といわれる人は、ネガティブな印象を持たれているかもしれません。が、そのグチも視点を変えれば、実は「改善案」。「『グチ活』会議」について綴ってまいります。

安全・安心な場での「グチ」のススメ個別セッションや社外相談窓口として、個々のお悩みをはじめやはりグチを聴くことも多

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動機づけ

動機づけ

「校内の意見発表に選ばれたんだけど...」
自分の意見をそうそう主張しそうにない娘が、少し顔を曇らせて話はじめました。頑張ってみようとは思ったけれど、混乱して何が言いたいのかわからなくなっているとのこと。意見発表会へ向き合うための動機づけについて綴ってまいります。

外発的な動機づけは、そもそももろい自分から率先して動くというよりは、誰かに押されたらそれを引き受ける傾向にある長女。任されたらそれを

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いま思うベストな選択を

いま思うベストな選択を

「なかなか決断できない」という経営者からご相談をいただくことがあります。「それが一番の仕事じゃん!」とツッコミを入れたくなることもありますが、なるべくしてなったのではない経営者ほどその傾向があるようです。その時にお伝えする「今、あなたが思うベストな選択を」について綴ってまいります。

決断力がつく5つの方法この記事は、ワダなおさんの「決断力がつく5つの方法【克服方法】失敗を恐れず、今を生きよう!」

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思考の癖

思考の癖

「わたしには、この選択しかなかったんです」
ある会社のフォロー面談で、新入社員のAさんに会社の志望動機を伺ったときの答えです。少し深堀りしてみると「やっても上手くいかない」「どうせ私にはできない」と、物事を断片的に捉えたり、ネガティブに考える思考の癖を持っているようでした。今回は思考の癖についを綴ってまいります。

思考の癖髪の毛を触る、腕組みをする、咳払いをする...私たちはそれぞれ様々な行動の

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育児休暇・子育てを通して身につく力

育児休暇・子育てを通して身につく力

「たしかに段取りが上手になった気がします」
「お願いができるようになりました!」
育児休暇や子育てがキャリアに響くと懸念している方がまだまだ多い現状はありますが、「育児休暇や子育てがキャリアを豊かにする!」と声を大にしてお伝えしています。なにせこの期間にしか味わえない尊いことだから。育児休暇・子育てを通して身につく力について綴ってみました。

育児休暇の取得率はまだまだ横ばい「イクメン」という言葉

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不安と期待は未来の借金

不安と期待は未来の借金

「また失敗するかも」「みんなはどう思うんだろう」「他の人はきっとついてきてはくれない」...
行動をする前からあれこれと不安だけを言い出して、自身で不安を煽ってしまうなんてことはありませんか?個別セッションでも、お話を深堀りしていく中でまるでそれが本当に起こるかのようにお話される方もあります。そんな時にお伝えするのが「不安と期待は未来の借金」です。できうるなら思考の借金はつくらぬように綴ってまいり

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苦言を申す(言いにくいことを伝える)

苦言を申す(言いにくいことを伝える)

「できればいい人でいたい」、わたしも少なからずそう思っているのでわざわざ事を荒立てるような発言こそ控えますが、人をマネジメントする、育成する、又は経営者へのフィードバックなど幅広く言いにくいことを伝える(苦言を申す)場面は多いものです。その時に気をつけてるポイントを綴ってみました。

苦言=リクエストそもそも言いにくいことをあえて伝える(=苦言を申す)というのはどんな場面でしょうか?

今ある状況

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「言葉で伝える」は大切

「言葉で伝える」は大切

「きっと私のことを信用していないと思います」
「全く気にかけてはいないと感じます」
「どうせ期待されていないから...」
個別セッションで社員からこんな声が聞こえてくることがあります。じゃあどうするか?セッションを進める中で、まずは「言葉で伝えてみる」ことはオススメしています。

悩みの多くは人間関係にある社外相談窓口として定期的に訪問し、社員の個別セッションを行っています。まさに内容はそれぞれで

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SDGs:広く捉え、深く考える

SDGs:広く捉え、深く考える

SDGs(エスディージーズ)と聞くと、どこか遠く彼方の外国のことのような、自分には少し程遠い存在であると感じている方も少なからずはいらっしゃるかもしれません。が、小中学校の教科書にも載っている、実は身近なかつそれぞれの範囲で考え行動を促すSDGs。身近に考えるポイントの一つとして「広く捉え、深く考える」について綴ってまいります。

想像力をフンダンに働かせる企業研修の中でもリクエストが多いテーマの

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やってみよう!思った時がベストタイミング

やってみよう!思った時がベストタイミング

「もっと早くに始めていたら、きっとこうはならなかった」
「あの時にこれがわかっていたら...」

上手くいってない現状をどうにかしたいと思っていた時に、出会った一言ややり方に気づかされると返ってくる言葉です。すかさず私も「じゃあ、今からやってみましょう!そう思った時がきっとあなたにとってのベストタイミングですよ!」と背中を押して差し上げます。「思ったその時がベストタイミング」について綴ってまいりま

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自分の感情に向き合う、同意する

自分の感情に向き合う、同意する

「自分では知らないうちに、助けを求めていたんだ、ということに気づかされました」、「自分の気持ちを言葉にして表現することで自分の今の状態を客観的に見られるようになった気がします」...
個別セッションを終えた後の感想の声です。モヤモヤっとした感情を放置したままでは仕事でも良いパフォーマンスは発揮できません。それどころか深みに入ってしまいメンタル不調を起こすことにも。まずは、自分の感情に向け合い、同意

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メンバーとして主体的に動く

メンバーとして主体的に動く

「組織の一員という自覚を持ってほしい」
「自分ごととして捉えてほしい」
リーダーや管理職の方から多いご相談です。チームや組織が一丸となって取り組むフェーズにきているけれど、担当者以外はそれに見向きもしないというのは以外にありがちかもしれません。メンバーが課題に対して主体的に行動するためにやるべきことを綴ってまいります。

主体的に行動するのは「痛み」か「快楽」か
「なんで誰も動こうとしないんだろう

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