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自他不敗=自分も負けない、相手も負けさせない

自分も負けない、相手も負けさせない。
人生に活用する為の知行徳一の実践的学問が、自他不敗の活学。この「自分も負けず、相手も負けさせない」という「自他不敗」の考え方は、これからの持続可能な社会に通じるもの。安西裕也先生の特別稽古会を通して感じたことを綴ってまいります。

武学

「武学」という言葉を聞いたことはありますか?私は1年半くらい前にたまたまあるコミュニティを通じて知り、直感的に通じるものとの感覚で、学びを深めようとした矢先、コロナで先延ばしになっていたセミナーの講師が沖縄でも初稽古の情報をGetし、参加してまいりました。

そもそも武学とは、「孫氏の兵法」の孫武以来2500年続いているもので

「武学」とは、2,500年前には既に成立していた原理原則であり、
その性質上、皇帝や軍師などの国の最高統率者に極秘に伝えられ、
進化発展してきた「帝王学としての概念と技術」のことです。
〜武学レノンリー公式サイトより〜

ちなみに、「武」という字は

「二つ」の「矛」を「止める」と書きますが、争わない、戦わないための道。この世を収めるためのものです。

つまり「戦いに勝つこと」を徹底的に探求した時、そこには必ずや負ける存在があり、「相手を打ち負かせば、必ず復讐しようとして泥沼の戦いになる」ということです。「勝つ」だけでなく、「正しい」という思考は、その逆の抵抗をより受けてしまいます。

自分も負けない、他人も負けさせない

そこで中心的な考え方として、

「自他不敗」=「自分も負けない、他人も負けさせない」

いわゆるwin-win の関係ではなく、勝つの反対側にある負けるという存在を創り出すのでものなく、「自分も負けない。他人も負けさせない」、そのために相手のエネルギーを逃したり、そのエネルギーをそのまま返して相手に嫌な気持ちをせずに前進するきっかけを与えてくれる。

エネルギーの交換

今回の稽古では、相手の力をただ受けて、逆にこちらの跳ね返す力をみていく時間ではなく、何度も繰り返し、身体で覚えていくような時間でした。
相手から何らかの負荷が欠けられた時に、ただ逃げたりと先送りにすることもしがちですが、リラックスしてその力を職場内で発揮されることが重要です。 

相手の力をリラックスしつつ7法の礼や背骨の強化と、身体が受けるなかで逃し、相手とつながること、その主体を受け取りコントロールするということ。ぜひ実践を重ねて私自身も成長していきたいですね。



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