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自分の感情に向き合う、同意する

「自分では知らないうちに、助けを求めていたんだ、ということに気づかされました」、「自分の気持ちを言葉にして表現することで自分の今の状態を客観的に見られるようになった気がします」...
個別セッションを終えた後の感想の声です。モヤモヤっとした感情を放置したままでは仕事でも良いパフォーマンスは発揮できません。それどころか深みに入ってしまいメンタル不調を起こすことにも。まずは、自分の感情に向け合い、同意することについて綴ってまいります。

自分の思考だけでは、ネガティブに循環しがち

仕事が上手くいかないことが続いたり、予想してたことと大いに違う状況になったり、理不尽な扱いをされたり...社会で出会うことはすべてが良いわけではなく、思い通りにならないことも往々にして起こるわけです。

そんな時に、それら出来事をどう捉えるのか(=意味づけするのか)によって行動は変わってきますし、その結果も違うものになってきます。

意味づけについては、こちらから。

そうはいっても、人はそれぞれの思考のパターン、いわゆる思考の癖を持っているので、複数の捉え方をパターンを持っている人もいれば、1つのパターンにどっぷり浸かるという方もいるわけです。

が、思考パターンがどちらかというとネガティブに寄っている方は少し注意が必要です。思い通りの結果が得られなかったり、上手くいかないことが起こった時、脳機能はその部分にフォーカスされていきます。つまり、その後に見える景色、いわゆる起こること全てに関連するネガティブな要素を見つけ出し、ネガティブな感情を循環させていきます。その状態を長く続けるとネガティブな感情が増幅し、自分だけの力では抜け出せなくなることも。

理性ではなく感情に従う

ネガティブな状態が続いていることにある段階で気づき、このままじゃいけないと視点をプラスにしよう、切り替えようと考えますが、それもほんの一瞬のことで、結局もとに戻ってしまうことも多いようです。頭ではどうすればよいかわかっているけれど上手くいかないのは、人の行動は

理性ではなく、感情に従う

からです。

切り替えよう、切り替えようと理性に訴えかけたとしても、自分の感情が同意していない、つまり置き去りにされていては切り替えることはできません。

まずは自分の感情に同意をとる、ということが必要になってきます。

自分の感情に同意する

理性でこうありたいという自分の姿に近づくために、自分の感情に同意をとることになりますが、その前に、今自分が手放せずに握りしめている感情が何かに向き合っていくことが必要です。それがいわゆる自己との対話になります。自分自身に正面から向き合い、まだ言語化できていない、名前のついていない感情の正体を探っていくことです。そして受け入れていきます。

ただこのプロセスも、普段からやっていないと自分自身ではなかなか難しいので、セッションやカウンセリングなどの安全・安心な場で向き合う時間を持つことをオススメします。

個別セッションでは、自分の持っている感情がどんなものか、ということに一緒に丁寧に向き合います。そのためにいくつかの問いを重ねます。この問いといのが、いわゆる自分一人の思考では出てきにくい視点や視座です。一つの出来事も視点を変えてみたり、視座を変えることで見えなかったものが見えてきます。一つのパターンに縛られていた思考への気づきが生まれます。一旦、自分の感情に気づき受け入れることができる、つまり、自分の感情に同意がとれると、じゃあどうするか?に切り替えることができるのです。

自分の感情を受け入れて、同意ができる。ひとまずその感情に区切りをつけることで、心や思考をすべて支配していた感情を手放すことができます。そして次の一歩を踏み出しやすくなるのです。

思考を手放すについては、こちらから。

一人でモヤモヤとせず、安全・安心な場、もしくは人に話を聴いてもらえるだけでもスッキリしますよ。

もちろん、個別セッションもお伺いいたします。こちらから。

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