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SDGs:広く捉え、深く考える

SDGs(エスディージーズ)と聞くと、どこか遠く彼方の外国のことのような、自分には少し程遠い存在であると感じている方も少なからずはいらっしゃるかもしれません。が、小中学校の教科書にも載っている、実は身近なかつそれぞれの範囲で考え行動を促すSDGs。身近に考えるポイントの一つとして「広く捉え、深く考える」について綴ってまいります。

想像力をフンダンに働かせる

企業研修の中でもリクエストが多いテーマの一つが「SDGs」。対外的にもその取組についてアピールすることで、社会的責任や信頼・信用ある企業としての認知が高まるようです。

そのため、あくまで企業戦略として経営者のみが旗振りをして「SDGsの取り組み」を宣言しているところも少なからずあるようです。つまり「社会的な責任を経営者が担っている」というアピールのためなので、現場レベルでの理解や行動変容に不足分が多くあるようです。

ここで大事なことは、SDGsへのアピールの質や量ということではなく、育成につなげるために、その言動の意味づけをするだけのことです。

そもそも思考には癖がある

人材育成を目指すため、言動の意味づけはポイントですが一方で、私たちは普段の何気ない行動の中で、様々な癖を持っています。例えば、かばんを持つ手、足を組んだ時に上にある足、シャツを先に通す腕etc...
まさに無意識の行動ですが、この無意識にやってしまっていることがいわゆる行動の癖になります。

一方で、思考はどうでしょうか?行動の癖と同様、思考にも癖があるようですが、この状況になった場合に誰が生き残るかはわからない。ある出来事が起こった時に、出来事そのものをどう捉えるか、というのは思考の癖にかなりの影響を受けます。

すでにある思考の癖は、これまで見たこと、聞いたこと、体験・経験したことに影響を受けます。しかも脳はエコなので、一度経験したことを思っている以上に記憶・蓄積しており、いわゆる断片的な情報から情報分析をして行動への指示を目先のみで修正・改善を行っていきます。

「全体像を広く捉える」

そんことがまさに社協が地域に貢献すべきキーワードでもあるかもしれません。





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