草薙薫

「くさなぎ かおる」と申します。 大阪在住で大阪について偏向報道しかしないマスコミへの…

草薙薫

「くさなぎ かおる」と申します。 大阪在住で大阪について偏向報道しかしないマスコミへの抵抗として 報じられない本当の大阪を書き出します。

記事一覧

固定された記事

【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第1話

#創作大賞2024 #漫画原作部門 あらすじ 和泉彼方(いずみかなた)は通信制高校に通う傍ら、ホワイトハッカーとして活躍する。姉であるグラビアアイドル・和泉美嘉や所属事…

草薙薫
7日前
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面白い大阪(+関西)の政治39:京都市長選の波乱・後編

↑前回の続きとなります。 自民から突き放された男実は自民系から実質もう一人、この京都市長選に出馬していた。 それは元自民党京都府議・二之湯真士である。 彼は2023年…

草薙薫
5日前

【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第3話

https://note.com/happy_dahlia731/n/n47619502c0b1 https://note.com/happy_dahlia731/n/n7d7c013d01e5 「姉ちゃんいい加減にしろよ…自分の都合だけで反対するなんて子…

草薙薫
7日前
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【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第2話

#創作大賞2024 #漫画原作部門 「…ん?」 「あ、カナちゃん目が覚めたみたいね」 「よかった~気絶して十数分で目覚めてくれて」 美嘉の攻撃から目を覚ました彼方はエレナ…

草薙薫
7日前

面白い大阪(+関西)の政治38:京都市長選の波乱・前編

2024年2月執行の「京都市長選」。金使いの杜撰さが問題になった現職・門川大作は引退し、全員新人による争いとなったが何処か腑に落ちない結果であった。 維新に見放され…

草薙薫
12日前

【小説】連立のアキレス プロローグ

【注意】この物語は事実を元に解釈を広げたフィクションです。  「私」は大阪市西成区に住む1人の男だ。 日本の政治において、1999年から自民党と公明党という二つの党…

草薙薫
2週間前

面白い大阪(+関西)の政治37:自民と共産が仲良い所。

打倒維新なら手を組む奴ら「自由民主党」と「日本共産党」というのは政策的にも真逆で「水と油」で相容れないというのが共通認識だ。だがその認識が吹き飛んでしまってい…

草薙薫
2週間前

面白い大阪(+関西)の政治36:総理になりたい男たちの…

今回から範囲を少し広げて(+関西)で政治を軽く語っていきます。 今回は総理大臣の座を虎視眈々と狙ってきた男達が関西でしてきたこととその末路を見ていきたいと思う。 …

草薙薫
3週間前

面白い大阪の政治35:二階と大阪(後編)

面白い大阪の政治34の続きになります。 見えてきた衰え 自民党幹事長の座を下されても、二階節は健在という人もいるが80代という事で勢いに衰えが見えていた。それは以下…

草薙薫
1か月前
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面白い大阪の政治34:二階と大阪(前編)

2024年3月下旬、「自民党のドン」二階俊博が次の衆院選への不出馬を表明した。主な原因はパーティ券のキックバックした分を報告しなかった「裏金問題」だが、ここでは大き…

草薙薫
1か月前
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【全文公開】面白い大阪の政治33:IRへの姿勢と自民の矛盾

政府が開業を推進してきたIR(統合型リゾート)。長崎、和歌山、横浜などが断念する中で日本で現在唯一開業できる事になったのは大阪である。 もちろんその開業に反対する人…

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草薙薫
1か月前
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【全文公開】面白い大阪の政治32:2023年の維新が及ぼした脅威

前回(31)で書いた、大阪市議会議員選挙で維新が悲願の過半数を達成した一方、反維新は各政党で別々の恐怖を抱いていた。 自民の脅威…後継が決まらない前回の「公明贔屓…

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草薙薫
1か月前
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【全文公開】面白い大阪の政治31:大阪自民の落選者たち

挑戦(チャレンジャー)の会2021年の第49回衆議院議員総選挙は満期解散ということもあり、与党には不利な面が多かった。野党との激戦となった選挙区は結構あったものの結果…

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割引あり
草薙薫
2か月前

【全文公開】面白い大阪の政治30:海老沢由紀さん

大阪で維新政治を学んで…私が彼女の名前を知ったのは2019年の大阪市議会議員選挙後だ。 維新の会に触発されて入塾。維新塾の1期生として学んだあと、東京で維新候補とし…

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草薙薫
2か月前

面白い大阪の政治29:自公連立を潰せ

石原慎太郎の予言 1999年、自公連立が始まったあの時、石原慎太郎は「この連立はいずれ日本を崩壊させる」と予言していた。 現在その通りになっているので憂いている。 …

草薙薫
2か月前

面白い大阪の政治28:大阪都構想

大阪市のままで良かったのか?大阪維新の会の看板政策であり2015年、2020年に2回行われたいわゆる「大阪都構想」は住民投票では反維新の陰湿な責め方により僅差の反対多数…

草薙薫
2か月前
【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第1話

【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第1話

#創作大賞2024 #漫画原作部門

あらすじ

和泉彼方(いずみかなた)は通信制高校に通う傍ら、ホワイトハッカーとして活躍する。姉であるグラビアアイドル・和泉美嘉や所属事務所内の他の分野で活躍する女性たちを集めて結成させた7人組アイドルグループ・CheChill(チーチル)の大ファンでもある。その中でも常にセンターにいるメンバー「ミユ」を推している。彼方は身内の特権として美嘉にミユに逢わせてと懇

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面白い大阪(+関西)の政治39:京都市長選の波乱・後編

面白い大阪(+関西)の政治39:京都市長選の波乱・後編

↑前回の続きとなります。

自民から突き放された男実は自民系から実質もう一人、この京都市長選に出馬していた。
それは元自民党京都府議・二之湯真士である。
彼は2023年11月頃から京都市長選出馬を模索していて、まだ自民党が候補を決める前に出馬表明をしていた。勿論正式に自民候補が決まる前なので自民党から推薦貰おうと考えていた。

西田昌司とそりが合わない?

しかしそこには問題があった。自民党京都府

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【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第3話

【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第3話

https://note.com/happy_dahlia731/n/n47619502c0b1

https://note.com/happy_dahlia731/n/n7d7c013d01e5

「姉ちゃんいい加減にしろよ…自分の都合だけで反対するなんて子どもなのか?これは言ってみたら僕と事務所との契約に関係する問題だ。これを決めるのは僕なんだよ!」

「それで私が大人しく引くとでも思った?」

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【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第2話

【小説】最推しに逢いたい~Sister's Wall~第2話

#創作大賞2024 #漫画原作部門

「…ん?」
「あ、カナちゃん目が覚めたみたいね」
「よかった~気絶して十数分で目覚めてくれて」
美嘉の攻撃から目を覚ました彼方はエレナに膝枕されていて少し恥ずかしい気持ちだった。横では栞が数秒前まで心配な表情をしていたことがわかる安堵な顔を見せていた。
「そうか、僕倒れていたんだ…よっと…」
「カナちゃん、大丈夫なの?もう少し安静にした方が…」
「大丈夫だよ、

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面白い大阪(+関西)の政治38:京都市長選の波乱・前編

面白い大阪(+関西)の政治38:京都市長選の波乱・前編


2024年2月執行の「京都市長選」。金使いの杜撰さが問題になった現職・門川大作は引退し、全員新人による争いとなったが何処か腑に落ちない結果であった。

維新に見放された候補地域政党・京都党を代表する元京都市議の村山祥栄氏。当初は市議会内で連携を取っていた日本維新の会の推薦を得て、有力候補として優勢に事を進めていた。

架空パーティの発覚

潮目が変わったのは「架空の政治資金パーティ」を開いていた

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【小説】連立のアキレス プロローグ

【小説】連立のアキレス プロローグ

【注意】この物語は事実を元に解釈を広げたフィクションです。

 「私」は大阪市西成区に住む1人の男だ。

日本の政治において、1999年から自民党と公明党という二つの党が連立関係を結んでいる。これにより、2009~2012年を除いて安定的な政権を実現しているが、ここにはさまざまな「犠牲」によって成り立っている。その筆頭は衆議院選挙における「公明党が議席を持つ選挙区に住む自民党支持者の犠牲」である。

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面白い大阪(+関西)の政治37:自民と共産が仲良い所。

面白い大阪(+関西)の政治37:自民と共産が仲良い所。


打倒維新なら手を組む奴ら「自由民主党」と「日本共産党」というのは政策的にも真逆で「水と油」で相容れないというのが共通認識だ。だがその認識が吹き飛んでしまっているところがある。それは大阪である。

橋下徹が知事になってから…

事は2008年、橋下徹が大阪府知事になったときからに遡る。
橋下が当選して府知事になってから、猛スピードで改革を行い、既得権益が潰された。
さらに大阪維新の会を設立し地方議

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面白い大阪(+関西)の政治36:総理になりたい男たちの…

面白い大阪(+関西)の政治36:総理になりたい男たちの…

今回から範囲を少し広げて(+関西)で政治を軽く語っていきます。

今回は総理大臣の座を虎視眈々と狙ってきた男達が関西でしてきたこととその末路を見ていきたいと思う。

茂木敏充こいつは2023年春の統一地方選挙終了後において、維新に押されて惨敗が続く自民党大阪府連から党本部に立て直しを依頼された。
「これは次の総理大臣を狙うチャンスや!」
次の総理の座を虎視眈々と狙っていた党本部の幹事長・茂木は大阪

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面白い大阪の政治35:二階と大阪(後編)

面白い大阪の政治34の続きになります。

見えてきた衰え 自民党幹事長の座を下されても、二階節は健在という人もいるが80代という事で勢いに衰えが見えていた。それは以下のところからも見てとれる。

和歌山IR誘致断念

二階俊博はIR誘致を国政の時から陣頭指揮を取ってきた。そして地盤の和歌山に呼び込むことへも積極的だった…のだけれどそれは二階俊博本人と周囲だけだった。
和歌山県議会の半数と住民は企業

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面白い大阪の政治34:二階と大阪(前編)

面白い大阪の政治34:二階と大阪(前編)

2024年3月下旬、「自民党のドン」二階俊博が次の衆院選への不出馬を表明した。主な原因はパーティ券のキックバックした分を報告しなかった「裏金問題」だが、ここでは大きく触れない。
彼の地盤である和歌山から大阪維新の会による改革を睨んできた老害として批判していこうと思う。

和歌山から睨みを利かせて本拠地となる和歌山では紀伊半島大半のエリアを「二階道路」で繋げて便利にした功績があるし、名士としは言える

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【全文公開】面白い大阪の政治33:IRへの姿勢と自民の矛盾

【全文公開】面白い大阪の政治33:IRへの姿勢と自民の矛盾

政府が開業を推進してきたIR(統合型リゾート)。長崎、和歌山、横浜などが断念する中で日本で現在唯一開業できる事になったのは大阪である。
もちろんその開業に反対する人や組織はいるし、そいつらを否定するつもりはない。
日本共産党なんかは党全体で反対しているけど、開業決まったらその声は抑えられているようだ。これ以上言っても無駄なら変に騒がない方がいいと思っている。
しかし大阪に認可が下りてもなお、未だに

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【全文公開】面白い大阪の政治32:2023年の維新が及ぼした脅威


前回(31)で書いた、大阪市議会議員選挙で維新が悲願の過半数を達成した一方、反維新は各政党で別々の恐怖を抱いていた。

自民の脅威…後継が決まらない前回の「公明贔屓」の発覚により自民党大阪市議団と関係者と小選挙区支部長の関係が最悪なものになり、断絶寸前とまでなっていた。
そしてこれまで自民党大阪府連の代表を務めていた宗清皇一議員が代表辞任の意向を示した者の、後継の選定が難航していた。
自民党大阪

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【全文公開】面白い大阪の政治31:大阪自民の落選者たち

【全文公開】面白い大阪の政治31:大阪自民の落選者たち


挑戦(チャレンジャー)の会2021年の第49回衆議院議員総選挙は満期解散ということもあり、与党には不利な面が多かった。野党との激戦となった選挙区は結構あったものの結果としては与党の絶対安定多数の議席を獲得して圧勝だった。しかし一つの地域だけは悲惨な結果となった。
それは大阪である。

大阪選挙区全員落選

2021年の前に行われた2017年の総選挙では大阪でも余裕で自民候補が勝てていた。小選挙区

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【全文公開】面白い大阪の政治30:海老沢由紀さん

【全文公開】面白い大阪の政治30:海老沢由紀さん


大阪で維新政治を学んで…私が彼女の名前を知ったのは2019年の大阪市議会議員選挙後だ。
維新の会に触発されて入塾。維新塾の1期生として学んだあと、東京で維新候補として国政選挙に出馬するも落選を喫している。
「これは維新の原点の大阪で学び直す必要がある」と感じたのだろう、大阪市議会議員選挙に出馬。
もともと彼女は東京の育ちだったが、大阪で維新の政治スタイルを学んで東京でも広めていこうという姿勢だ。

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面白い大阪の政治29:自公連立を潰せ

面白い大阪の政治29:自公連立を潰せ


石原慎太郎の予言

1999年、自公連立が始まったあの時、石原慎太郎は「この連立はいずれ日本を崩壊させる」と予言していた。
現在その通りになっているので憂いている。
それでも連立を解消しようとしないのは、それぞれの票への依存が酷いからである。特にそれが顕著なのは連立開始当初から自民が公明に譲った小選挙区の割合が多い大阪である。

大阪で見えた?自公を潰す道筋

橋下徹も自公連立に疑問を持つ1人で

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面白い大阪の政治28:大阪都構想

面白い大阪の政治28:大阪都構想


大阪市のままで良かったのか?大阪維新の会の看板政策であり2015年、2020年に2回行われたいわゆる「大阪都構想」は住民投票では反維新の陰湿な責め方により僅差の反対多数により否決されている。
これは維新の力不足の面があるから、維新についてとやかく言うつもりはない。
それでも都構想は可決すべきと今でも言うのは、上手く利用すれば大阪自民を立て直せるチャンスがあり、公明党も安泰だったからだ。

目先の

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