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自分ドキュメンタリー

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日々、自分を使った実験をしては、気づきなどをこつこつ記録しています。
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自分を助けるためにはじめたことが、誰かを助けることもある 〜オンライン作業会の話

自分を助けるためにはじめたことが、誰かを助けることもある 〜オンライン作業会の話

 在宅になって一週間としないうちに、危機感をおぼえた6月半ば。

 出社しなくなって良くなったことはタイミング的にはとても助かった。ある種のあたらしい薬を服用し始めなければならなくて、一日ほとんど眠っているかのような日が続いていた。とにかく、身支度して、外に出ることがハードだった。

 そのことは同時に、外に出なくなるということへの危惧も示していた。案の定、人と話さない、一歩も外に出ないような日が

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だいたいのことは、良いようにも悪いようにも取れる

だいたいのことは、良いようにも悪いようにも取れる

 あっうん偉そうだね。意識高そうだね綺麗事っぽいね!!!
 自分でも字面を見てそう思った。
 しかし、ときにはそんなありきたりな、ありふれた、使い古された、あざといことを再確認してしまったりするものなのだ。
 仕方ない。世界は普遍で出来ている。
(関係ないけど、「ありきたり」が「在り来り」と変換されるのを見て始めて「これ古文だったのか」と気づいた)

 そして、せめてうまい例えを出そうと考えてまた

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AIと人間のはなし

AIと人間のはなし

「AIが人間に取って代わることはあると思う?」
「ないと思う、なぜなら、私はAIとは結婚できないもの」
 昨日とあるニュース番組を見ながら、おうちの人に訊かれた時、咄嗟にそう答えたのにはちゃんと根拠がある。
「えー、そういう話?」
 おうちの人、心なしかつまらなさそうな反応である。そういや、「ショートサーキット」とか大好きだもんな。ロボットが感情を持って人と交流するハートフルな映画。うんうん。私も

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30日間、noteを毎日書いてみてわかったこと〜今日のことは今日しか書けないマジで

30日間、noteを毎日書いてみてわかったこと〜今日のことは今日しか書けないマジで

 ひとまず、連続更新が30日間だそうです。
 ここまでお付き合いいただいた方々に、お礼を。
 ありがとうございます!

 そして、奇しくもフォロワーさんが100人になりました。感謝しかない……!

 というわけで今回は、たった30日間ではありますが、つづけてみてよかったと思うことについてひたすら書いていきます!

毎日って、質が落ちない? 結論から言うと、落ちませんでした。というか、ガッチリ作りこ

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昨日の亡霊、明日の幻

昨日の亡霊、明日の幻

 立ち止まること、正確には、立ち止まらざるを得ないことが増えて、これまで以上に「生きる」ということの意味について考えるようになった。

 私には動く手足があり、食べられる口と内臓があって文字が読み書きできる頭もある。満足に、とはいかないが歌える声もあるし、怒りや悲しみを御する論理も、人とくらべずにやり過ごす理性もある。

 それでもなんらかの不具合、なんらかの誤作動がおきているようで、こころとから

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内向性がだいばくはつ

内向性がだいばくはつ

 あまり、自分を言葉で定義づけてしまうのは好きではない。
 ときに自分に対するバイアスが、制限や言い訳になったりするからだ。

 とはいえ、今日はすっかり疲れてしまった。気がつけば仕事中に、机に突っ伏しもしないで首だけ落ちて眠りこけていた。器用である。子どもがときどきそういう寝方するよね。
 見ようによっては死体である。そんなことはないか。
 理由は明確で、慣れない営業さんとずっと行動をともにした

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今日も片手を、かたあしを

 世界にひたして、触れさせておこう。

 全身浸からなくてもいい。くったり疲れてエネルギーを搾り取られるまで身を置かなくても。
 片手、片足でじゅうぶん。

 浸り切ってないことと、それでもつながっていること、両方とも大切なことなんだろうと思う。
 それから、昨日のよろこびを持ち越さないこと。
 余韻に浸るのも、片手、片足、くらいでいい。
 今日は今日のあたらしい風を感じるために、ちゃあんとひとり

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安楽寝具物書き

安楽寝具物書き

 ものぐさなんです、ええ。
 低血圧だし。ってのは言い訳になりませんね。
 とにかくベッドに吸い込まれがちな人間なので、作業のほとんどは寝転がってやれるようカスタマイズされている我が家の寝具まわり。

 だいたい、HPかMPのどちらかは減っていることが多い低空飛行ポケモンなので、むりなく手をつけられることを優先した結果、こうなった感じです。読むのも書くのも手元の薄いカードサイズのキカイで済んじゃう

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図太いHSP

図太いHSP

 これは自慢かもしれないし自慢じゃないかもしれない。

 私は「HSP」という特性に当てはまるタイプの人間だ。
 HSPも、最近はちょっと意味が独り歩きしているというか、拡大解釈されているきらいがあるのかもしれない、と思ったりもする。
 しかし考えてみれば医学用語というわけでもないので、元々の定義そのものが曖昧なのかもしれない。というわけで真偽を問うのも野暮というものかもしれない。

 前置きはこ

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