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「「私は見られなければならない」 エリザベス女王が貫いた完璧なプレゼンス」:『Forbes』連載

「「私は見られなければならない」 エリザベス女王が貫いた完璧なプレゼンス」:『Forbes』連載

Forbesの連載13回目 は、今月9月8日、96歳でその生涯を閉じられたエリザベス2世のプレゼンスについて特徴的だったあることを、女王が残されたある言葉をもとに、色々調べながら、あのお姿の背景にあったであろうことに想いを馳せながらまとめた。

まずは本文をお読みいただきたい。

この事柄は、決して特別でも方法として難しくもなく、一般社会で生きる我々においても当てはまる。
違っていたのは、その立場

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ファッション視覚心理考:「ベージュ」 ~アンジェリーナ・ジョリーのベージュ vol.1~

ファッション視覚心理考:「ベージュ」 ~アンジェリーナ・ジョリーのベージュ vol.1~

久しく放置していたトピック「ファッション視覚心理考」。2018年8月にファッション視覚心理考: 「ストライプ柄」というタイトルで書いたものが、2022年の今に至るまでコンスタントに読んでいただけいて、全投稿記事の中でもview数は第2位。(1位は別記事なのだが、それよりも長い期間継続的に毎月閲覧上位に上がってくる)

なるほど、その時その時に変わり揺れる、人の立場・状況・時代背景・その時の心理など

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【ファッション・セラピー】カシミアのトップスで上機嫌になる:自分の聖域を作る方法

【ファッション・セラピー】カシミアのトップスで上機嫌になる:自分の聖域を作る方法

Light Gray Cashmere Top from GRISAL

コレをオーダーした去年の今頃は、こんな日常を過ごすことになろうとは想像もしていなかったし、カシミアのこのトップを自宅で日常着にするとは思わなかった。

でも、この上質で柔らかな肌触りと着心地に、心の平穏を守られているのだから、御の字。

これも、展示会を見に行ったあの時、デザイナーの方自ら「特別に注文をお受けしますよ」と申し

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22歳の詩人アマンダ・ゴーマンを輝かせたPantone2021の幸運の黄色

22歳の詩人アマンダ・ゴーマンを輝かせたPantone2021の幸運の黄色

1月20日に行われた米国大統領就任式。
そこに招かれ、詩の朗読を行なったのが、アマンダ・ゴーマン。22歳の若き希望の星のような詩人だ。

ロサンゼルス出身で、ハーバード大学在学中から詩人や活動家としてアメリカ社会の分断に関する懸念を訴えてきた。

2017年、全国青年桂冠詩人(National Youth Poet Laureate)の第1回受賞者に輝き、一躍有名になった。

そんな彼女が就任式の

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リモートの今こそ「自分にベストな口紅」を:ニューノーマルのナショナル・リップスティック・デーに想う

リモートの今こそ「自分にベストな口紅」を:ニューノーマルのナショナル・リップスティック・デーに想う

Happy National Lipstick Day!💄!!

今日7月29日はナショナル・リップスティック・デー

WFH(ワーク・フロム・ホーム)でも、服を着替え、口紅を塗る、そのルーティーンで、仕事モードに切り替わるもの。

つけた瞬間、自信のようなものが溢れるのだ。

911の後、エスティーローダーで売り上げが落ちなかったのが赤い口紅だったという逸話がある。どんな状況でも自分をモチベー

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今、表現する意思でつながるダンサーたち:「#Chainof8 」

今、表現する意思でつながるダンサーたち:「#Chainof8 」

人間の体と音楽が表現するものは素晴らしい。
そして、どういう状況でも、その時の”何か”を自身の体を使って表現することができる、ダンサーという人たちは美しい。

草刈民代さん企画・プロデュースの「#Chainof8 」が、日本時間22日正午に配信された。

新型コロナウイルスの影響によって踊る場を失っているさまざまなジャンルのダンサーとともに“今だからこそできる”映像を制作されたそうだ。

出演者は

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「ラジオ エルメス」再放送: お篭り中、エルメスの世界を耳から呼吸する

「ラジオ エルメス」再放送: お篭り中、エルメスの世界を耳から呼吸する

再放送
去年放送されたラジオエルメスが、期間限定の再放送を始めた。

期間は4/24〜5/10

動画主流の昨今だけれど、この世界的パンデミックで多くの人が自宅篭りをしている今、多すぎる情報に溺れて疲れてしまっている我々には、直接目で見ず、耳で聞いて感じて想像する、それも美しい世界観を素晴らしい音楽を呼吸するかのように聴くことができたら、同じ自宅篭りも豊かなものになるだろう。

しかし筆者の住むニ

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コロナ疲れを癒やすカラーセラピー:靴好きなら上機嫌になれる、巨匠マノロ・ブラニク「贅沢な”大人のぬり絵”」

コロナ疲れを癒やすカラーセラピー:靴好きなら上機嫌になれる、巨匠マノロ・ブラニク「贅沢な”大人のぬり絵”」

NYが自宅待機が発令されてから、もうすぐ丸3週間。ヨーロッパなどもっと長い。米国では、ホワイトハウスの会見で「今週来週は、食料品や薬などの必要品でも買い物に出ない様に」と医師からの言葉もあり、緊迫感が一層ましている。一部の頓珍漢な人たち以外は、どうしても必要な買い物に出る歳には、皆マスクにメガネやサングラスを着用(友人はゴーグルをしている人を見たとか)、そして帽子やパーカーのフードを被り、可能な限

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「豊田社長がスピーチで見せた腕を広げるポーズ、アリ?ナシ?」:『AdverTimes(アドタイ)』連載 vol.3

「豊田社長がスピーチで見せた腕を広げるポーズ、アリ?ナシ?」:『AdverTimes(アドタイ)』連載 vol.3

AdverTi me(アドタイ)の連載3回目 は、連載2回目の文中で言及している通り、1月に開催されたCESのプレス・デーにて行われた、TOYOTAの豊田社長のスピーチについて、グローバルブランディング視点で考察・分析してみた。

実は原稿を仕上げたのは1月で、公開が遅くなってしまったのだが、1月のCESから2ヶ月弱時間を空けて、公開前のゲラチェックをしながら映像を見てみると、やはり違和感だ。

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「ゴーン氏が会見で駆使した、スピーチを成功させる強者のテクニック」:『AdverTimes(アドタイ)』連載 vol.2

「ゴーン氏が会見で駆使した、スピーチを成功させる強者のテクニック」:『AdverTimes(アドタイ)』連載 vol.2

AdverTi me(アドタイ)の連載2回目 は、日本時間1月8日午後10時から行われたカルロス・ゴーン氏の記者会見を、グローバルブランディング視点で考察。スピーチ、プレゼンスを分析してみた。

正にCESの最中、それも弊社クライアントのプレスカンファレンスが行われる日の朝という、最終準備で慌ただしくしている時間に、レバノンで行われたアノ会見。

ライブで見られなかった分、クライアントのプレスカン

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2020年の新しいはじまりは 赤い口紅と共に

2020年の新しいはじまりは 赤い口紅と共に

新しいものは、新年から。

小さい頃から、新しい服を新年から着せてもらったり、使い始めたり、筆者にとって新年とは、そんなことがある「新しい始まりの日」でもある。

せっかくだったら、新年から使おうと思い、クリスマスには使わずに新年までとっておいたのがこれ。

2月4日にリニューアル発売される、Koh Gen Doの「マイファンスィー リップスティック」

*写真のリニューアル商品は、リンク先ページ

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