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SATC続編「And Just Like That」;「現役の女性」であること、「性別」「年齢」の2大テーマと  : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

SATC続編「And Just Like That」;「現役の女性」であること、「性別」「年齢」の2大テーマと : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

今月の日経xwomanのアンバサダーブログは、日経のパワーウーマンオブザイヤー2021年の発表から女性の活躍を考え、更にもうすぐ米国で放映が始まる通称SATC『Sex And The City』の続編である『And Just Like That』で描かれる、20年たったキャリーをはじめとしたあの面々のリアルな姿と、そこに存在する「年齢」「性別」というテーマについて考えてみた。

ブログ内で取り上げ

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「ピンクリボン月間③:「一生女性をやっていく」女性の心と体について考えてみる : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

「ピンクリボン月間③:「一生女性をやっていく」女性の心と体について考えてみる : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

先月10月はピンクリボン月間、筆者がアンバサダーを務めている日経xwomanのアンバサダーブログでは、それにフォーカスして全3回投稿。その3回目はまとめとして「一生女性をやっていく」女性の心と体について考えてみる というタイトルで、考えたことを総括してみた。

女性という体を持って生まれ、これからもそれと共に生きていく。世界のどこで生きるにあたっても。そのことを例年よりも深く、社会における事柄とし

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「ピンクリボン月間②:「Think Pink」自分のピンクについて考えてみる」 : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

「ピンクリボン月間②:「Think Pink」自分のピンクについて考えてみる」 : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

10月も2/3が過ぎ、NYもめっきり秋が深くなってきた。とはいえ、ここ数日はカフェの野外席が心地よく、例年よりも暖か目な陽気ではあるけれど。

そんな先日、フリーペーパーの『am metro NEW YORK』が、10月のピンクリボン月間「Think Pink」のメッセージとして年に一度全ページピンク色にする日があり、新聞を入手。その時のこと、ピンク色の心理的効果、そしてシンプルに身近なピンク色に

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「ピンクリボン月間:「胸のこと」について考えてみる」 : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

「ピンクリボン月間:「胸のこと」について考えてみる」 : 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

先月は3回寄稿できた日経xwomanアンバサダー ブログ。ここではNYで暮らし、自分の会社をもち、仕事をする中で、女性として日々思うことや問題提起を、てらいのない言葉で書いていこうと思っている。

そして、本noteは、その思いつきを書く場所になるかもしれないし、向こうに投稿した物を踏まえて、追記のメモ(note)的に書く場所になるかもしれない。いずれにせよ、本noteを見ればどこに何を書いたかが

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日本の水際対策緩和 10月1日から でもそうでもない様な、そうでもあるような…

日本の水際対策緩和 10月1日から でもそうでもない様な、そうでもあるような…

日本の水際対策が10月1日から緩和とのこと。

ニュース記事はある意味要約、時に私が個人的に知りたい肝心な部分が抜け落ちていることがあり、ぬか喜びになることがあり、ガッカリすることもある為、早速外務省のホームページ上の情報を確認。

水際対策緩和内容要約(NY在住の私の場合)

10月1日から、今迄日本帰国後14日自宅隔離だった人で、外務省及び厚生労働省が有効と確認したワクチン接種証明書を保持する

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大坂なおみ: ”OKじゃなくてOK” 『TIME』記事翻訳

大坂なおみ: ”OKじゃなくてOK” 『TIME』記事翻訳

先日の全仏オープンで大坂なおみ選手が棄権をした理由と気持ちが語られたエッセイが7月8日『TIME』に掲載された。

筆者は先月、日本代表としてオリンピックに出場するプロテニス選手であり、アジア人のテニス選手として初めて女子テニス協会のランキング1位を獲得した彼女の全仏オープン棄権の背景にある、選手として、そして「大坂なおみ」というチームの姿勢について、AdverTimes(アドタイ )の連載コラム

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6月はLGBTQ+ Pride月間

6月はLGBTQ+ Pride月間

6月はLGBTQ+ Pride Month(月間)、そして最終日曜日はPride Parade。

昨年はCovid-19の脅威の最中だった為、例年NYで行われる全てのイベントが中止。プライド・パレードも当然無し。

今年は2年ぶりの開催とあいなった。

例年よりは規模が小さいように見えたが、大規模で大掛かりなだけが良いわけではない。大事なことに立ち戻れたのではないだろうか。

何より、参加してい

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ニューヨークが日常を取り戻した日、一粒万倍日×天赦日だった件

ニューヨークが日常を取り戻した日、一粒万倍日×天赦日だった件

2021年6月15日、この日はニューヨーカーにとって忘れられない日の一つになった。ニューヨーク州では成人のワクチン接種率70%という目標を達成。それは集団免疫が成立したことにつながる。

これは、NY市の住民にとっての日常生活が戻ってくるということ。

州知事は「直ちに、州が義務づけているCOVIDの制限は、商業的および社会的な場面で解除されます」と発表した。

また、この日は以下NYのランドマー

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Clubhouseユーザーの奇妙な3大ワード

Clubhouseユーザーの奇妙な3大ワード

Clubhouseが日本の人々の中で一気に広まり始めたのが1月末。一時期のフィーバーぶりが静かになったが、先日Androidユーザーの利用も開始。

アメリカではユーザー数が増加したとのことだが、日本では拍子抜けするほど少なかった模様。もう終わっていると言われているのが原因かどうかはわからないけれど(苦笑)

かく言う筆者は、Clubhouse内でClubを作り、ジャーナリストの友人と共に毎回テー

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Real Cosmopolitan設立18期目開始に想う

Real Cosmopolitan設立18期目開始に想う

【弊社設立18期目のご挨拶】
本日5月6日、弊社は18期目に入りました。法人として丸々17年、創業から27年が経ちました。

ここまで継続してこられたのも、一重に皆様方の御蔭と心よりお礼申し上げます。

昨年今頃のNYはCOVID-19の恐怖の渦中、気づけば会社設立日がすっかり過ぎていたと言う有様でしたが、多くのことを考え、知らず知らずの間に蓄えてしまっていた思考の贅肉を落とし、本当にやりたかった

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1年2ヶ月ぶりのHug(ハグ)

1年2ヶ月ぶりのHug(ハグ)

4月27日(火)、CDC 米疾病対策センターは、新型コロナウイルスワクチンの接種に関する新たな指針を公表。必要な回数の接種を終えた人は、屋外でのマスク着用は原則不要とした。

この発表があった翌日、NYでは晴天な上に夏のような気温。

ワクチン接種が着実に進み、人との触れ合いを恋しく思っていたニューヨーカーたちの心の中にも夏がきたかのようなシーンに偶然遭遇した。

最低週1回は行っているUpper

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ニューヨーク、COVID-19ワクチン接種への道。

ニューヨーク、COVID-19ワクチン接種への道。

大袈裟なタイトルを掲げてみたが、やっと筆者も新型コロナウイルスのワクチン接種を受けられる段階を迎えた。NYでは、3月23日(火)朝8時からワクチン接種の対象年齢が50歳まで引き下げられたのだ。

ワクチン接種予約しかしながら、規定が変わればそれだけ予約者が殺到する。23日は予約など取れないだろうと思い、諦め半分でのんびり構え、昼過ぎからコンピューターに向かっていくつかの場所の予約を試していたら、な

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「始まりの服」:『BRUTUS』の特集が胸を射る

「始まりの服」:『BRUTUS』の特集が胸を射る

久々に雑誌を購入した。「始まりの服」そのドキッとするタイトルに胸を射られ、迷わずに。仕事の為の情報収集とかトレンドチェックという目的ではなく、完全なる自分自身の抑えられない興味と意思で。

雑誌を買う事自体、実に2年振りくらい、そしてシンプルに「読んでみたい」と思わされて雑誌を購入した前回が、いつのことだったか思い出せないほど遠い昔であることだけは確かだ。

すぐにAmazonでkindle用に購

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笑った顔がデフォルト: 大真面目なのに、どうしたらいいの?

笑った顔がデフォルト: 大真面目なのに、どうしたらいいの?

今日は3月18日。1年前の今日、NYの緊急事態宣言による自宅待機が正式発令される直前、我が家では夫の最後の仕事がらみの外出日だった。

その日に起こった大爆笑なことがあり、FBに投稿していたものが先ほど上がってきた。これは流れてしまう前にこちらに残しておこう。

それは「笑った顔がデフォルトって何?(笑)」という話。

パスポート更新手続きをしなくてはならなかった我が夫。日本で発行してもらった書類

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