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「セクハラ」「パワハラ」の使い方は日本独自の表現に変化している
例えば、嫌いな上司から
「○○さんかわいいね 今夜食事でもどう?」
と言われたなら
「セクハラです!」「パワハラです!」
という返事が返ってくる場合があります。
ところが同じことを
福山雅治さんや竹野内豊さんのような
イケメン上司が言うとどうでしょう。
イケメン上司「○○さんかわ…」
女性「(食い気味に)この後予定空いてます!!」
とならないとも言いきれないのです。
つまり
セクハラやパワハ
コミュニケーションは受け手次第というのは納得ですが、たとえば自分が感じている不快感は他者からの言動によるものなのか、あるいは他者からの言動を受けて自分自身があたまの中で発している言葉によるものなのか。そこがはっきりしないのです。
ペットとコミュニケーションがうまくいかないのは言語が使えないから。
人とコミュニケーションがうまくいかないのは言語を信頼しすぎるから。
言語を利用することでより効率的に情報伝達を取れるようになるが、概念の相違による齟齬が発生する可能性があります。
言語と感性の併用が大事。
相手の思いや考えをしっかりと聞き理解した上で、相手がこうなりたいという方向へ近づくための助言をしてあげるのが年長者の役目じゃないのか。
自分が理解できない、あるいは自分の考えと違うからといって自分好みの方向へ矯正しようとするのは老害の始まりと言えるんじゃないだろうか。