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「セクハラ」「パワハラ」の使い方は日本独自の表現に変化している

例えば、嫌いな上司から
「○○さんかわいいね 今夜食事でもどう?」
と言われたなら
「セクハラです!」「パワハラです!」
という返事が返ってくる場合があります。

ところが同じことを
福山雅治さんや竹野内豊さんのような
イケメン上司が言うとどうでしょう。

イケメン上司「○○さんかわ…」
女性「(食い気味に)この後予定空いてます!!」
とならないとも言いきれないのです。

つまり
セクハラやパワハラかどうかは
言ってくる相手によって変化する
ということです。

嫌いな相手に「嫌いです!」
といった直接表現を用いるのではなく
セクハラやパワハラといった間接的な表現を使うことで
日本の曖昧なコミュニケーション文化にマッチするよう
独自の変化を起こしているのです。

例えるなら、京都で
「そろそろお帰りください」を伝えたいときに
「ぶぶ漬けでもどうです?」
と言う、あの文化に似てるのではないでしょうか。



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