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「感性(センス)」がビジネスの『未来』をつくる

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人間の数多ある能力の中でも「感性(sense)」ほど曖昧模糊としたものも他にはなかろう。 ワクワク系エバンジェリストの小阪裕司は、感性を「知識や体験の集積に基づく価値判断の尺度」… もっと読む
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2020年11月の記事一覧

フェイクニュースを見抜くゲーム-Lamboozled!-が届いた。

フェイクニュースを見抜くゲーム-Lamboozled!-が届いた。

以前、ガーラバズ社(現ガーラ)の佐野元社長に誘われて、ソーシャルメディアリスクについてのゲーム「もえったー」をつくったことがある。

そのケースで、情報の拡散の仕組みや、嘘の情報について興味を持った。昨今、 #フェイクニュース という言葉を聞くことが増え、特に #新型コロナ 周りでのフェイクニュースに「ああ、これは拡散しやすい仕組みの典型だな」「嘘を見抜けるリテラシーの問題だな」「システム思考もリ

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誰かの真似は、度が過ぎると劣化コピーでしかない

誰かの真似は、度が過ぎると劣化コピーでしかない

誰かの真似をすることは、上達への近道である。
SNSの世界でも「同業者で自分よりフォロワーが多い人を分析して、真似できるところは真似しよう」ということは伝えている。
現実問題として、フォロワーが多い人には、それなりに理由があるから。
写真の使い方が上手だったり文章で人を引き付けられるような文章が書けたり、はたまたハッシュタグの選定が秀逸だったりすることもある。

しかし、「パクリ」と言われてしまう

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小中学校で失われる創造性 〜これからの「自分起点」の教育のために親の世代ができること

小中学校で失われる創造性 〜これからの「自分起点」の教育のために親の世代ができること

お疲れさまです。uni'que若宮です。

以前こんな記事を書いたのですが、記事に対して「大学より以前の教育についてはどう思っていますか?」というご質問をいただきました。

また、先日こんな調査も出ていましたが、

「自分は創造力がないと思う」人の63%が小学校高学年から中学生の間で自信を失っていることが分かりました。また、「創造力があると思う」人もその多くが小学校高学年から中学生の間で自信を得た

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言語化できない人々

言語化できない人々

これはすごいなぁと思ったのでシェア。

漫画では、何かの映画を観た主人公が、その感想について書かれたツイートを検索しているところから始まります。
彼はなぜそんなことをしているのかというと、

「(自分が観た)映画の感想を言語化するのが面倒」だから。

適当に自分の感想に近そうなツイートを見つけて、それに「いいね」ボタンを押すことで、「自分がその映画を観てどう思ったのかすら考えずに済む」という内容で

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線を引く(「非デザイン論」に向けて)

線を引く(「非デザイン論」に向けて)

線を引く。
デザイナーが線を引き、歴史家が線を引く。
空間の線があり、時間の線がある。

線によって、奴らと僕らは区別され、あなたと私は結ばれる。区切線と接続線。敵と味方。

「と」。
接続詞としての「と」は、二者をつなぐと同時に分けてしまう。
線が引かれているから、接続詞「と」の出番が生じる。
区切ることと接続することは一見逆のことをしているようで、実は同じことの裏表でしかない。

線と言語線を

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若者の感性に合わせようとするのは、や〜めた。

若者の感性に合わせようとするのは、や〜めた。

イマドキの若者は
ハッシュタグで検索をするらしい。
ググるは古いらしい。

なのでInstagramやTwitterやTikTokを
メインに使っているらしい。

ここまでは分かる。

自分もオバサンながらに使ってみたりする。

若者たちは
流行っているハッシュタグで検索して出てきた一覧の画像でワクワクするらしい。

試しに#映え旅を検索してみる。

・・・

うん。

テンション・・・上がる??

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【第2弾トークイベント】目利きが語る、ものの見方、選び方

【第2弾トークイベント】目利きが語る、ものの見方、選び方

11月12日より開催中のオンライン大日本市展示会で、3週連続企画でトークイベントを開催いたします。

※商品の購入はバイヤー様のみですがトークイベントではどなたでもご予約可能です。

一流シェフが愛用する調理道具や、百戦錬磨のバイヤーが展示会で「これは」と手に取るもの。その道のプロたちはどのようにモノを見て、どこをよいと思うのか。

ものづくりの今を捉える目利きたちの「見方」、「選び方」をオンライ

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