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誰かの真似は、度が過ぎると劣化コピーでしかない

誰かの真似をすることは、上達への近道である。
SNSの世界でも「同業者で自分よりフォロワーが多い人を分析して、真似できるところは真似しよう」ということは伝えている。
現実問題として、フォロワーが多い人には、それなりに理由があるから。
写真の使い方が上手だったり文章で人を引き付けられるような文章が書けたり、はたまたハッシュタグの選定が秀逸だったりすることもある。

しかし、「パクリ」と言われてしまうレベルで真似をする…100%完コピとまではいかないけどオリジナルが誰だかわかってしまう、(ビジネスの世界だと)誰がブログコンサルをしているか分かってしまうという文章をたまに見かけることがある。
ああ、この人、〇〇さんから指導を受けてるんだな…という文章を見つけると、それだけで読む気がなくなってしまうのだ。いくら内容が良かったとしても。

それをやると、何でアクセスが上がるか分かってる?

最近noteのアクセスアップを指南している人がいる。その方自身の戦略は素晴らしいんだけど、弟子たちの投稿がその人の文体にそっくりなのだ。
自己啓発系のつぶやきと、noteのアクセスアップを狙うためのノウハウ投稿。
それが悪いわけじゃないのだが、いくらアクセスアップを狙いたいからって師匠の投稿パターンまで真似しちゃダメだよ、と思っている。

「守破離」は大切。でもいつまでも真似してちゃダメでしょ

「守破離」というのは、もともとは千利休の言葉で、武道や茶道などの師弟関係で使われた言葉ですね。技などの基本は忠実に守り、その後に自分のやり方を模索し、新しいやり方を見つけるという順番を示している。成功者はこの順番を守っているといわれていますね。

noteの書き方やアクセスアップでいう「守」は、WEB記事の書き方の基本(見出しのつけ方など)、SEOの基本、ハッシュタグの効果的な選定方法、何時ごろに投稿すると効果があるのか、タイトルは何文字くらいが効果的なのか、フォロワーを獲得するためのスキやコメントをどうつけるか(交流は必要であると教えること)……などであると私は思っている。
あとは、読者のターゲットを設定して、読んでくれるであろう人が役に立つと思う記事をひたすら書けばアクセスは上がるのだ。

それ以降は「破」の領域だと私は思っている。
どのジャンルの記事を書くのか、どのペースで投稿するのか、どういう見出し画像(サムネイル、アイキャッチ画像)を使うか…などは、オリジナリティがあっていい、むしろそこは自分で考えるところだろうと思っています。
なのに、自分で考えた方がいい部分まで師匠の方針を守るということは、「劣化コピー」になりかねないのではと私は考えました。

【まとめ】基本を身に着けるための「真似」はオッケーだけど、それ以降は「劣化コピー」になるから要注意

師匠の作風をまねればある程度の成果が出るのは、どのジャンルでも一緒だと思います。ただ、ずっとそれを続けていても師匠を超えることは稀です。最近流行りの協会ビジネスや認定講座系のものを見ていても思いますが、創始者を超えることはまずないでしょう。
ならば、基本技法を抑えたうえでオリジナリティを出す勇気を持つことも大切だと思います。創始者の顔に泥を塗らない程度のクオリティを保ちつつ、自分のオリジナリティを入れるのが難しいのですがね。



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