たかはし こうじ

#15分でスマホから #非公式ネタ #もしくは公式の下書 #企業研修 #教える経験28…

たかはし こうじ

#15分でスマホから #非公式ネタ #もしくは公式の下書 #企業研修 #教える経験28年 #人材開発 #国語学専攻 #言語好き #在独経験 #ENTP #創業者 #ボドゲ #ノーコード開発者 #人間理解 https://linktr.ee/takahashikoji

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  • 旅行記

    旅行そのものよりは旅行して調べたや発見したものを備忘で残しています。

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    ロジカルシンキングやクリティカルシンキングに関する自分の考え方をまとめています。

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    ダイバーシティについて書いた記事を自分の整理用にまとめます。

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    似た言葉を区別しているマガジンです。

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    ハラスメント関連の研修を開発する際の徒花たちを書き綴っています。

最近の記事

関係の質をあげればよいのか

チームビルディングしたいという話がくると身構えてしまう。 MITのダニエルキム教授による成功循環モデルと呼ばれるものがある。関係性の質、思考の質、行動の質、結果の質がサイクルになっているものだ。 サイクルなのでぐるぐるまわる。どこから始めたって良いはずだ。 だが、僕たちはつい「結果を変えよう」、それがだめなら「行動を変えよう」、それでもだめなら「思考を変えよう」となる。しかし、「あれ、関係性が見落とされてない?」ということで、大ヒットという感じだろうか。 Jポップなら

    • 石川旅行記(3)白山

      白山(はくさん)で白山(しらやま)比咩神社に行ったところまでを前回書いた。 前回はこちら 白山比咩神社は、以前は違う場所にあったそうで、もともとあった場所、旧御鎮座地もあるらしい。 白山比咩神社から少し歩くと、加賀一の宮駅とある休憩所がある。 この側に親水公園があり、そこに旧御鎮座地がある。 -- ここまで見たあとは、観光案内所でオススメのあった金剱宮に向かう。 金剱宮は、真偽はわからないが孫正義や猿岩石の有吉が参拝するなどで金運があるともないとも言われているら

      • 石川旅行記(2)白山-白山比咩神社-

        地元駅そばに白山神社があり、小さい頃から夏祭りというと最寄りよりも白山神社の祭りを楽しみにしていた。 その白山神社の総本山は石川の白山にある白山比咩神社(しらやまひめ)だといわれる。(過去には色々と争いがあって今は決着しているらしい) 今回は、その白山比咩神社を目指し、仕事を終えて車で白山市へ向かう。 前回はこちら 白山市には鶴来という駅があり、つるぎと読む。前回、新幹線つるぎで小松についたと書いたが、この鶴来なのは言うまでもない。つるぎはやはり剣ともつながる。近隣に

        • 石川旅行記(1)小松は歌舞伎のまちだった

          これじゃないという声があるのは承知の上で、忘れないうちに書いておく。某所から期待されているコーチングやら奈良の話は後回し。 北陸新幹線かがやきに乗り、金沢で乗り換えて新幹線つるぎに乗って小松まで行ってきた。今回は出張ではなく、先に目的地が決まり、たまたまご縁でその側の仕事が決まり、出張を追加したという形だ。目的地は白山と金沢だった。 ただ、せっかくなので小松も見て回った。 小松は、商社に勤めていた24歳のときに、出張で福井に行く機会があり、小松空港から福井に向けて車を走

        関係の質をあげればよいのか

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        記事

          落語から学ぶ-あかね噺-

          あかね噺という落語を題材とした漫画がある。 https://amzn.to/3rQKddl 仕事人の作法が学べるマンガとして実に面白い。入門してからの成長譚として、また、弟子を受け容れる側の作法として、さまざまな示唆がある。 仕事で採用を繰り返して思うことは、メールにしても話にしても、何にしても相手目線が重要ということだ。また、それが欠けている人が多く、それが標準値だということだ。 これは多くの場合、経験不足にほかならない。簡単にいうと、自分だけが世界であった赤ちゃん

          落語から学ぶ-あかね噺-

          1on1はマンツーマンと何が違うか

          1on1流行りである。2019年に1on1の研修開発やゲーム開発をした。その数年前くらいからビジネスで1on1という言葉を耳にし始めたことを受けてのものだ。その際、1on1とマンツーマンはどう違うのかが気になった。 バスケットボールでは、マンツーマンと1on1をいずれも使う。意味の違いがあるから使い分けられるわけだが、その違いはなんだろう。 いずれも訳せば1対1になるのかもしれないが、対は対応だから、つまりaに対応するのはbであり、bに対応するのはaであるという関係がなけ

          1on1はマンツーマンと何が違うか

          エンゲージメント考(2)-エンゲージメントは原因か結果か-

          今回は前回の続き。前回のものに加筆をしたら長くなりすぎたので、後半に書いてあったものを移動して加筆しました。 ここまでは、エンゲージメントとは何かの話をしていて、「交わりの度合い」なんじゃないかという話を書きました。今回はエンゲージメントは原因なのか結果なのかという話です。 論じたいのは、エンゲージメントサーベイ結果が原因か結果かという話ではなく、エンゲージメントが原因か結果かという話で、サーベイ結果なのだからそれは結果にほかならないというのははじめに書いておきます。

          エンゲージメント考(2)-エンゲージメントは原因か結果か-

          エンゲージメント考(1)-エンゲージメントとは何なのか-

          エンゲージメントという言葉を見ない日がないほどにエンゲージメントブームである。 人的資本の流れからエンゲージメントサーベイの結果を開示することもあり、各社が測定してモニタできるようにし、その改善に躍起だ。 ところで、僕には2つの疑問がある。 まず、エンゲージメントとは何なのか。 そして、エンゲージメントは原因なのか結果なのかということだ。 どういうことかも含めて、このあとつらつらと書いていきたい。 エンゲージメントとは何なのかまず、コロナ禍前の話になるが、エンゲージ

          エンゲージメント考(1)-エンゲージメントとは何なのか-

          相続人申告登記が手詰まった話-相続(3)-

          前回、以下のような記事を書いた。 この制度は、長期に渡る空き家問題の解決のためには必要なことだろう。 このところ、みなさんの想像を絶する多忙のために、なかなか進められていなかったのだが、別件で役所にいき、「住民票除票」を取ろうとした。登記にはこれが必要なのだ。 ところが、、、 住民票除票は保存期限5年ということで、保存されていないという。 となると、登記が手詰まりになる。 長期に渡るほどすすまないじゃないか! と、憤慨していてもしかたないので、法務局に再度日を改

          相続人申告登記が手詰まった話-相続(3)-

          しめつける組織とおしめつける組織-甘えの構造を読んで-

          甘えの構造を再読した。 僕の読書は自分の発想を膨らますためのものなので、本の内容通りには書かないので、その点はご容赦を。 本書は、昭和の高度成長期に書かれたもので日本人論としてベストセラーになったものだ。今読むならば、「令和ならどうか」という視点が欠かせない。そうしないと、本書を古い日本を論じているように感じるだろう。古い日本、グローバル化していない社会は価値観が同質的なので、過渡期の問題意識に基づいて書かれた本だと考えるとよい。 -- まず、人は自分に甘い。そして

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          しめつける組織とおしめつける組織-甘えの構造を読んで-

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          イタリア人女子との話-ダイバーシティ(9)-

          先日、ダイバーシティ周辺の議論なのではないかと思われる議論をした。 ダイバーシティというのは要するに「違い」のことであり、そのままではそれを受け容れるという意味を持たない。 なので、包摂まで含めてD&Iと表記されるようになった。包摂とは、ダイバーシティがあることが自然であり、女性活躍施策とか女性役員比率とか、そういったものがそもそも出てこない状態なんだと思う。。 違いがあって当然であり、違いに応じた対応をしようねということで、DEIに進化したというわけだ。 -- 昔

          イタリア人女子との話-ダイバーシティ(9)-

          多様さを知るための異文化コミュニケーション-ダイバーシティ(8)-

          今日、とあるダイバーシティ担当のお客様と新宿でランチがてら雑談をしている中で、以前一瞬公開して閉じたこのエントリがダイバーシティの話であることに思い当たり、2020年11月に書いたエントリを再度公開することにした。 -- 東京都下、西武線沿いの閑静な駅で携帯電話を売っていたことがある。BtoCは多様性のるつぼだ。自分と属性が少し違いそうな人とも知り合って仲良くなる。 そこでは、万引き高校生軍団や、オブザーブ少年(毎日小一時間ずっと店内を観察して変える児童)やら、ものすご

          多様さを知るための異文化コミュニケーション-ダイバーシティ(8)-

          【書評】絶望と苦悩の職場からのブレイクスルー

          今回は以下の書籍の書評だ。 https://amzn.to/49FqcXE こちらを執筆した時点では、Amazonにレビューが見当たらないが、恐らくすごすぎる本だからだろう。一点だけ学べた本はレビューしやすいが、学びが多い本は熟読してからでないとレビューしにくくて、最後はめんどくさくなってレビューしなくなる。そんな本だと思う。つまり、学びの塊なのだ。 著者の鈴木さんは統計の超プロであり、その方が組織分野に携わり、パーソナリティー心理学をガチで研究した。僕は20年来のファ

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          【書評】絶望と苦悩の職場からのブレイクスルー

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          岡山旅行記(2)吉備津彦神社

          前回の続きです。前回はこちら。 今回は吉備津彦神社。 ウェブサイトはこちら。 https://www.kibitsuhiko.or.jp/ こんな冒頭だと、さぞかし神社好きが書いているんだろうと思うかもしれません。ただ、僕は人と比べて特別に神社好きという訳ではないと思ってます。 人は神社で拝むが、何を拝んでいるのかとか、なぜその場所が選ばれたのかとか、なぜその場所が廃れずに今も存在するのか、なぜ繰り返し拝む習慣になったのか、といった、人の畏れがシステムになっていった過

          岡山旅行記(2)吉備津彦神社

          岡山旅行記(1)桃太郎伝説を巡る

          3月の中旬に四国の香川で登壇があり、往路は陸路で岡山を経由し、愛媛で商談をしたのち、登壇して、帰路でも岡山に立ち寄った。 香川の仕事は3月の恒例行事になっていて、昨年は岡山の伯母に会いに岡山を訪ねた。その後、少しの時間で観光を試みたが、電車移動の時間を読みそこねたことと、シンガポール人の母娘と何故か同行することになったため、吉備津神社は見られたが夕刻になり、吉備津彦神社は見られずという結果だった(この2つの神社は名前は似ているが別物)ので、今回はリベンジとなる。 -- 往

          岡山旅行記(1)桃太郎伝説を巡る

          世間に関するブックリスト-ダイバーシティ(7)-

          今、勉強会でHBRのDEI特集を読んでいる。 これを読み進める中で、「世間と社会」に関する理解が日本のDEIを考える上で必要なように感じた。 手元の関連する本をリストにしておく。 ▼「世間体」の構造 ▼世間とは何か ▼空気の研究 ▼同調圧力 ▼群衆心理 ▼先生、どうかみんなの前で褒めないでください。 ▼炎上社会を考える このあたりを読んでおくと、DEIあたりの厚みがグッと増すと思うが、全部を精読はできていないのでより深めていきたい。 次回はこちら

          世間に関するブックリスト-ダイバーシティ(7)-