たかはし こうじ

#15分でスマホから #非公式ネタ #もしくは公式の下書 #企業研修 #教える経験28…

たかはし こうじ

#15分でスマホから #非公式ネタ #もしくは公式の下書 #企業研修 #教える経験28年 #人材開発 #国語学専攻 #言語好き #在独経験 #ENTP #創業者 #ボドゲ #ノーコード開発者 #人間理解 https://linktr.ee/takahashikoji

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最近の記事

奈良旅行記(4)-三輪山に登る-

6月1日に三輪山(みわやま)に登拝した。 今回の奈良は三輪山に登るのが主目的だった。 三輪山は、日本史での頻出ワードだ。僕のテーマとしている人間理解の根っこであるような気がするし、読んでいる本における単語「三輪山」の頻度が高く、一度登ってみたいと思っていた。体験しておくことで解像度が上がると思ったのだ。 前回はこちら 禁足地三輪山大神神社(おおみわじんじゃ)。神と書いて「みわ」と読む。そのご神体とされるのが山「三輪山」だ。 かつて、三輪山は禁足地で神職にのみ登頂を許さ

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    • キャリアについて無資格の素人が整理する

      過去の記事を見返したら、キャリア的な話を結構書いているなと感じた。自分は、キャリアに関する資格を持っているわけでもなく、その手の勉強をしたこともないが、キャリアに関する研修開発や登壇は多々ある。 有資格者の方からすれば笑ってしまうような低レベルのまとめかもだが、別に資格がないと発信してはいけないということもないだろうから、マガジンにまとめて見たのだ。 ただ、それを紹介する前にキャリアについて少しまとめて書いてみた。最後にマガジンへのリンクを貼る。 ちなみに、気力の持たな

      • リピート率120%はいかにして生まれるのか

        よくリピート率という言葉を聞く。 数年前の話だが、とある同業がリピート率100%と言っていて、「嘘つきの臭いがプンプンする」と直感的には感じた。好不況、担当交代、部門の統廃合、さまざまな要因からあらゆる案件がリピートすることはありえない。 ただ、どのようにリピート率を定義しているのかも分からずにそう断じるのも失礼だ。 なので、少しリピート率について考えたことがある。当時は袋小路に嵌ったのだが、今日考えてみたらスッキリ整理できたので、記事にしてみた。 リピート率とはリピ

        • 福島旅行記-白河でだるまの意匠の意味を知る-

          台風10号がノロノロと迫る中、計画運休を気にしながら福島の白河市に出張した。 今回は僅か2時間の観光だったので、時系列でダラダラと備忘録として書く。 白河の事前情報はほぼゼロ福島は中学の頃と新卒の頃に行った会津若松くらいで、その他の場所には行ったことがないので、今回の白河は新しい場所に行けるということで楽しみだった。 ただ、白河についてはほば何も情報がない。 白河といえば、蝦夷の防衛の砦のイメージが強く、白河関と白河ラーメンが美味しいらしいというくらいしか知識がない。

        奈良旅行記(4)-三輪山に登る-

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        • 旅行記
          19本
        • キャリアについて
          26本
        • OJT
          16本
        • 人間理解
          26本
        • 叱る
          9本
        • わかるようでわからないハラスメント
          14本

        記事

          注意するの謎-叱る(9)-

          このところ、「叱る」や「フィードバック」について講義することが増えた。 「叱り方が難しい」「良い叱り方を教えてほしい」と質問されることが多い。 そうしたときには、「叱る」の定義や漢字の成り立ちを説明し、叱るは口で他者を傷つけるという意味なのでありえないし、パワハラの起点になるという話をする。 「であれば注意ですかね」という言葉がたまに出てくる。なので、今回は「注意」について書こうと思う。 注意も叱ると同じく誤解だらけの言葉だ。叱ると同じく、辞書をひいたことがある人は少

          注意するの謎-叱る(9)-

          コンサル業と構造主義

          新卒の頃、ビジネス書でVMDを学び、成功体験を重ねたことがある。だからか、20代ではビジネス書偏重の読書を重ねた。ただ、30代後半からは、ビジネス書以外の分野の多読モードになっている。ビジネス書以外の方が結果的にビジネスに活きる気がするからだ。 今、「はじめての人類学」を読んでいる。 そこで得たものと、自分の経験を少し重ねて書きたい。 まず、本書では、人類学は民族学と民俗学にも通じるところがあるとし、マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドあたりを扱う。

          コンサル業と構造主義

          長野旅行記(9)牛にひかれて善光寺参りを考察する

          長野近辺には変わった駅名があり、帰路に姥捨という駅があった。日本三大車窓らしく、夜景が美しいとのことだ。 今回は、善光寺について。 馬車馬、善光寺にいく7月上旬に社員旅行に行ってきた。1つ目の目的地は長野駅は善光寺。僕は仏教への理解が全く浅いので、伴って興味も薄い。 だが、長野といえば善光寺という声があり、善光寺参りをした。 長野駅そばのタイムズで車を借り、ほんの数分車を走らせる。参道そばに車を停め、歩いて善光寺へ向かう。 参道には長野名物のおやきやつけもの、唐辛子

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          長野旅行記(9)牛にひかれて善光寺参りを考察する

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          奈良旅行記(3)相撲の起源に迫る

          これは、時系列でいうと、以下のキトラ古墳から奈良に戻る帰路の話である。 どこで相撲神社を知ったか前日、桜井の観光案内所でもらったチラシに、相撲神社という単語があった。つまり、現地に来るまで知らなかった場所だ。 さほど関心があるわけでもなかったが、169号線を往復する中で相撲神社の看板を繰り返し見てじわじわと興味が湧いてきた。 そうだ。そういえば、大相撲の不思議という本を借りて読んでいたのだった。そういえば、直前にいったキトラ古墳も陰陽道だし、相撲も陰陽道が多く取り入れら

          奈良旅行記(3)相撲の起源に迫る

          奈良旅行記(2)-キトラ古墳のキトラって何?-

          奈良の旅2日目は、関西にいる元インターン生と久々に会い、観光をした。 初日については以下。 奈良公園の鹿キトラ古墳については最後の方に書いてあるので、目次から飛んで欲しい。まずは、鹿についてだ。 奈良国立博物館で空海展をやっていた。道中、中学の修学旅行できた奈良公園があった。ここの鹿には、管理者がいるのかと思っていたが、野生動物なのだそうだ。誰かに飼育されているわけではないそうなのだが、逃げないのがすごい。 奈良公園の鹿は、以前書いた鹿島神宮からやってきたということで

          奈良旅行記(2)-キトラ古墳のキトラって何?-

          支配関係も良好な関係と言えるのか

          先日、関係性の質を上げればよいのかという記事を書いた。 ここでは、関係性軽視の揺り戻しが関係性への注目を生んだので、サイクルなんだなら別に結果だっていいじゃないという話を書いた、、はず。 -- 今回は、関係性について、少しコントみたいなものを思いついた。 「関係性は良いですか」 「(俺と部下の間にはよい支配関係や主従関係が築けている。威圧するだけで震えながらすぐに動くしな。)はい、部下との間には良い関係が築けます。」 どうだろうか。 関係性とは、要素と要素のつなが

          支配関係も良好な関係と言えるのか

          モンゴルの文字を読む

          日本語以外の語学に関して何かを書くのは久々。たまたま、メンバーがモンゴルに旅立った。モンゴルの地図をみたところ、ロシア語読みでほぼ読めた。 モンゴルって何語だっけなと考えたところ、知らないことがいくつかあったので書いてみる。 こういうきっかけがないと学べないことが多々ある。 キリル文字なのでロシア語みたいに分かるまずは文字について。モンゴル文字というのを使おうという流れがあるらしいけれども、普及が難しく、実際にはロシア語と同じキリル文字が使われているらしい。キリル文字は

          モンゴルの文字を読む

          奈良旅行記(1)-歴史の世界へ-

          5月末から6月初旬にかけて、滋賀県の彦根の出張のあと、関西の友人たちに会いつつ観光をしようと奈良を訪ねた。 彦根と奈良は近いのかなと気軽に奈良でアポを取ったが、実に2時間以上かかったのと、通勤ラッシュ時間で座れなかったのは驚きだった。 今回は、初日のお話を時系列で書いているだけで、何か特別な話はない。備忘録である。 奈良県北部の近鉄奈良駅近くに宿泊し、前職の同僚と梁山泊でディナーを食べた。このお店は今後奈良に来たら毎回リピートしたい美味しさだった。 万葉まほろば線で桜

          奈良旅行記(1)-歴史の世界へ-

          財務分析の「分析」とは何か

          先週、とある会社の次世代リーダーコースで財務分析の研修をした。 以前、こんな記事を書いたのだけど、内容はあまり詳しく書かなかったので、今回はほんの少しだけ内容に触れたい。 僕は財務分析の研修をやるときも言葉にこだわり抜く。 分析とはまずは、分析についてだ。分析とはどんな意味なのか。過去にどんな分析経験があるだろうか。こんな問いから研修を始める。 「分析とは?」と問われると、意識の外にある漢字の意味合いに気づきはじめる。「分ける」ことに関係するようだぞ。分析の「析」とは

          財務分析の「分析」とは何か

          長野旅行記(8)魏石鬼の岩屋

          3月に長野に行ったばかりだが、7月第2週に再び長野に行く機会ができた。第一週は石川県に行っていたので、やや仕事がきつくなっている。 今回は、社員旅行なので、僕が行きたいところだけを訪ねたわけではないが、前回行けなかった場所を訪ねることができた。 前回の積み残しは以下だ。 前回は雪が残る中、車を走らせて安曇野の有明山(ありあけやま)神社までいき、少しだけ見てタイムアップになっていた。 今回、長野方面から木曽に南下する道中で立ち寄ることができた。 見たかったのは魏石鬼(

          長野旅行記(8)魏石鬼の岩屋

          研修会社に関するよくある誤解

          研修の仕事をする会社を経営している。今回は採用の話を書きたい。 なので、「学びたい」という気持ちの強い方がよく応募してくれる。それはとてもありがたいことだ。 ただ、研修会社は、イメージ先行のようで、誤解されていることもあり、誤解からくるアンマッチもある。今回はそんな話を書きたい。(なお、今回は一般論にするために、ゲーム研修や研修内製化といった当社固有の話は除外する) -- まず、前提となる話から。 テクニカルスキルとノンテクニカルスキル企業は、自社の業務に直結するス

          研修会社に関するよくある誤解

          関係の質をあげればよいのか

          チームビルディングしたいという話がくると身構えてしまう。 MITのダニエルキム教授による成功循環モデルと呼ばれるものがある。関係性の質、思考の質、行動の質、結果の質がサイクルになっているものだ。 サイクルなのでぐるぐるまわる。どこから始めたって良いはずだ。 だが、僕たちはつい「結果を変えよう」、それがだめなら「行動を変えよう」、それでもだめなら「思考を変えよう」となる。しかし、「あれ、関係性が見落とされてない?」ということで、大ヒットという感じだろうか。 Jポップなら

          関係の質をあげればよいのか