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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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2019年4月の記事一覧

男性が家事をすることでこどもに良い影響を与えると言われている。
観察研究の域なので、旦那が家事をするから良い影響があるのか、良い状況で育てられる家庭の父親が家事をしているのかは明確にはわからない。

ただ娘に夫婦が協力することや男女平等を伝えるには父親が家事をする姿を見せると良い

同じ物や同じ種類の物を食べることで信頼感が生まれ仲良くなれる。
同期行動ともいい、食事に行かなくても同じジュースやお菓子でもいいとか。

こどもにももっと仲良くなりたいからコレ食べてよとお願いしてみよう。

学習転移:学習したことが、後の学習に影響を及ぼすこと。
良い影響を正の転移、悪い影響を負の転移という。
英語を習得した人が他の言語の習得が早いという近いレベルの転移は起こるが、そろばんを習得した人が論理的思考を習得するという遠いレベルの転移は起こらないらしい。知らないけど。

妻が救急車で運ばれたので、少子化対策について考えた

妻が救急車で運ばれたので、少子化対策について考えた

先週水曜日に妻が救急車で運ばれた(2年ぶり2度目)。

今回は腰を痛めただけで命に関わることではないから、落ち着いて救急車を呼べた。前回はまだ結婚前だったのだけど、119で自分の住所を告げるとき、気が動転して普通に住所を言い間違えた。緊急事態に弱い。

今回は何も言われてないのに救急隊員に財布、スマホ、着替え、靴などを袋にまとめて渡す余裕があった。慣れるのもどうかと思う。

妻は病院で麻酔を打たれ

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子どもは気づいている!親が我慢してまで子どもに気を遣ってはいけない心理的な理由

子を持つ親だからと言って、無理をして明るく振舞ったり、子どもの前で強がってみせる必要はありません。

母親でも父親でも、辛い時には辛いということをはっきりと示して良いのです。

逆に、本当は疲れているのにも関わらず、「自分は親なのだからしっかりしないと」と子どもの前で気丈に振舞おうとすると、かえって子どもの心理に悪影響を及ぼすということがわかっています。

たとえば、あなたが子どもを持つ親で、子ど

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名前が言えなくなった娘

名前が言えなくなった娘

長女の吃音ちょうど次女が1歳を過ぎ、二足歩行するようになった頃。
長女3歳半。ある日突然、自分の名前が言えなくなった。
言おうとすればする程、吃って(どもって)しまう。所謂“吃音”だ。

あれ?様子がおかしいな、と思っていたらみるみるそれは悪化し、「ママ」と「パパ」も言えなくなった。

本人もこの言葉だけは言えない、と気付いたのだろう。自分を「女の子」、私と主人をそれまで呼んだことのない「お母さん

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真ん中の子の2歳児について日記がかけない

真ん中っ子の2歳児について、noteであまり触れていない事実に気がついてしまった。

新しい気づきの連続である4歳長女と、日に日に違った表情を見せてくれる末っ子0歳の成長は、ドラマチックで心に留まりやすい。

一方で、「間にはさまれ 次男 次男(©だんご三兄弟)」

真ん中っ子の2歳児(わが家の場合は長男だけど)の、ゆるやかな変化には、すこし鈍感になっていたように思う。

思いかえすと、言葉のバリ

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娘が編み出した、自分を守る方法

娘が編み出した、自分を守る方法

4月1日から、娘が新しい保育園に通い始めた。

自分のことを言えば、新しい環境に慣れるまでに2年かかる。新しい人と文化の中で「自分」として振る舞えるようになるまでに、どうしてもそれくらいの時間がかかってしまう。

少なくともその遺伝子を半分受け継ぐ小さな生き物が、3歳10ヶ月で、1日の大半を過ごす環境が、ごっそり、まるごと変わるというのは、ものすごいストレスがかかることだろう。登園拒否も当然だろ

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3年生のスープ・レッスン

3年生のスープ・レッスン

3年生の春から「生活科」の授業が始まることもあって、娘の料理熱が高まっているようだ。娘は昨日から突然「新聞づくり」に取り組んでいるのだが、紙面の1/4を使ってスープレシピを書き始めた。

まず『ひみつスープ』では、鍋にピーピーまめ(カラスノエンドウ)とスナシオ(砂塩?)を入れて火にかけ、そのあとドーナツのかたちやさいを加え、よもぎじるを絞る。蓋をして5分。あくをとる(律儀だ…)。で、完成。オーソド

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WHOが出した乳幼児の「過ごしかた」の指針が具体的でわかりやすい(翻訳しました)

2019年4月24日、WHOが、『5歳以下の子どもの身体活動と不活動、および睡眠についてのガイドライン』をより読みやすい形にして、提言としてWebで公開した。(下に提言の一部を翻訳したものを掲載しました。ご覧ください。)

今回公開されたのは『To grow up healthy, children need to sit less and play more(健康に育つためには、座る時間を減らし

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給与を上げられない経営者に「給与を上げろ!」と言う権利がありますか

給与を上げられない経営者に「給与を上げろ!」と言う権利がありますか

※有料ですが全部読めます

最近、廃業するお店が話題になります。

みなさんはこう思うはずです。

①長年続いたお店が後継者不足で廃業する場合

「かわいそう・・・・」

②人手不足で従業員が来ず廃業する場合

「給料上げないのが悪い」

ネットでも

「まともに生活もできない給料しか出さないで人を雇うとかブラック」

と言う意見が非常に多い。

この態度を脊髄反射でだしている人はちょっと深呼吸し

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いじめられっ子にも原因はある。という言説について

いじめられっ子にも原因はある。という言説について

いじめ問題についてしばしば「いじめられる側にも原因がある」という言説を目にする。そんな時に、だいたい「そんなことはない!いじめる側が悪いに決まっている!」という反応になるんだけれど、これ、きちんと整理しておかないと問題解決に向かわないなあ、と考えていたのでまとめておこうと思う。

まず、いじめが[起きる]ことに関しては、誤解を恐れずに言うと、いじめる側にもいじめられる側にも「要因」はある。

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『子供のために都会に住む』

『子供のために都会に住む』

先日、私の友人がそう言っていた。それを聞いた私の感想は

「凄くわかるし、それが出来る人がうらやましい」。そう、強く思った。

そして、そう思ってしまった手前『あえて』になってしまうことは否めないけれど、それでもこの主張に『あえて』反論してみようと思う。



◆友人の主張は二つ 1.都会と田舎の平均的な情報格差が激しい。特に教育などに関して、「常識」として考えられる水準が全国水準と比べておと

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若者の正しさセンサー

若者の正しさセンサー

先日こんなことを呟いた。

これ以降も色々タイムラインに流れてきたり。
改めて思うけど、古い会社のやり方は雇い主側の怠慢なんだなと思う。若者が逃げるようにやめていったとしたら、それはだいぶ危ない状態なんじゃないか。

早々に新卒がやめるのを若者のせいにする流れもあまり好きじゃない。
中にはそういうケースがあるかもしれない。それでも次世代に、ここやべーわって思われる時点で何かがもう遅れている可能性が

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